実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ大豆品種等の開発;ダイズ黒根腐病耐病性育種素材の選抜と育成系統の重粘土地域応性適応性評価
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ大豆品種等の開発、1 ダイズ黒根腐病抵抗性の品種間差の評価
摘要 目的:国内種用品種の黒根腐病抵抗性を評価し、抵抗性育種素材を選抜する。、成果:早生品種に耐病性の高い品種が多く、早晩性が発病変動と関連した。
摘要 (1) 「作系207号」を密植区(2粒播き)で栽培した場合が最も多収(493kg/10a)となり、標準区(1粒播き)の「タチナガハ」の2.5倍の収量性を示した。 (2) 開花期の主茎長が短いほど多収となる傾向が認...
ダイズ黒根腐病耐病性育種素材の選抜と育成系統の重粘土地域応性適応性評価
摘要 (1)黒根腐病耐病性検定(現地自然発生ほ場試験、所内接種試験) ・現地自然発生ほ場試験の地上部発病(立枯れ等)は、耐病性「中」~「弱」の一部の品種で見られたが、全体的に前年度より少なかった。これ...
摘要 ダイズ黒根腐病は近年全国的に問題になり始めた土壌病害であるが、有効な薬剤もほとんどなく、抵抗性品種の育成は行われていない。本研究では、国内外の遺伝資源の中から黒根腐病抵抗性育種母本となりうる品...
摘要 i) カルシウム施用の効果は種皮及び子葉の膜構造の安定化によるところが大きいと推定した。ii)湿害抵抗性に関係が深いと考えられる二次通気組織の形成にアトラジン、AVG(アミノエトキシビニルグリシン)、...
摘要 15年に探索・収集した遺伝資源は、植物部門については国内172点、海外で394点、微生物部門については国内が79点、動物部門については国内5点、海外1点であり、年度末におけるサブバンクとしての保存点数は植...
摘要 i)大豆野生種の黒根腐病抵抗性の遺伝解析を進め、主導遺伝子の存在を推定した。ii)甘しょの立枯病抵抗性選抜マーカー候補を絞り込み、抵抗性判定に有効な2プライマーを得た。この2つのマーカーの組合わせ...
摘要 近縁野生種(ツルマメ)の黒根腐病抵抗性検定を行った結果、11年の観音台圃場では、全体として発生程度は中程度であった。供試したツルマメ24系統では抵抗性程度に顕著な系統間差が認められた(発病度0~40....
摘要 ダイズ黒根腐病は、転換畑を中心として北海道を除く全国各地で発生し、土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっている。本病に対する有効な防除法は熱水土壌消毒法、田畑輪換...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(178)
摘要 ダイズ黒根腐病について、幼植物段階で判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、既知の品種より高度の抵抗性を有する品種や系統の選抜を試みた。その結果、播種後約3週間で抵抗性程度が...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(162)
摘要 病原菌を培養した培土中にダイズ種子を播種し、幼植物段階でダイズ黒根腐病に対する抵抗性検定が可能か否かを検討した。その結果、播種10~14日後で発病に明らかな品種間差を認めたが、抵抗性の評価指標...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(154)
摘要 病原菌を培養した培土中にダイズ種子を播種し、幼植物段階でダイズ黒根腐病に対する抵抗性検定が可能か否かを検討した。その結果、抵抗性の強弱の判定には利用できるが、精度を高めるためには抵抗性の評価指...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用
摘要 土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっているダイズ黒根腐病について、幼植物段階で個体別に判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、現在までに認めら...