(1)沿岸域における漁場保全と水産資源の造成のための研究開発
摘要 ・藻場において光合成活性や生長量に関し、機器を用いて藻体のクロロフィル蛍光を測定することによって現場で光合成活性を把握可能な測定手法を適用した。さらに、加速度ロガーを用いた流動の計測結果と比較...
微生物相解析によるリンゴ有機栽培実践園における病害虫発生抑制要因の解明
摘要 K園とK園模倣園を中心にリンゴ葉圏とリンゴ園土壌の主要微生物種(病原菌と非病原菌)とその季節変動,及びK園に棲息する内生菌群集の多様性を分析した結果,K園ではK園模倣区に比べて明らかに黒星病の病斑...
(4)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
摘要 ・ カンキツのグリーニング病の感染拡大リスクと防除技術の評価に有用な、作物病害の拡散動態を予測する個体ベースモデルの骨格部分を構築し、解析を開始した。・ 防除意志決定に意味を持つ感染リスクの季節...
(1) 農業生態系を構成する生物群集の動態と生物多様性の解明
摘要 1)調査情報システムの構築と活用、景観構造と生物多様性の関係解明 水田の栽培管理および周辺の景観が水生昆虫の種構成・個体数に及ぼす影響を評価するため、栃木県4地区、福島県2地区の栽培管理の異な...
水田用除草剤の水系における拡散経路の解明と藻類等水生生物に対する影響評価法の開発
摘要 スルホニル尿素系除草剤のLC/MS/MSによる超微量分析法を確立し、河川・湖沼における15種の除草剤濃度の季節変動を明らかにした。調査は桜川と霞ヶ浦で行い、中流域と下流域間で濃度差はほとんどなかったが、...
摘要 八重山地域では台風や高温のため夏期のアブラナ科野菜の営利栽培は行われていないが、これらの問題が克服された場合には薬剤による防除が困難なコナガの被害が問題となると予想される。コナガは南西暖地では...
摘要 ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすく、天敵を利用した生物的防除が望まれている。果樹園のような大規模で開放的な環境条件下では特に土着天敵の利用が重要である。我が国での土着天敵は、カブリダニ類、キア...