摘要 イネカメムシ発生地域において水田及び周辺雑草地における発生状況や水田進入時期を調査し、被害との関連性を明らかにした。また、ポットイネを用いた放飼試験を行い、エチプロール粒剤の効果を確認すると...
広域連携型農業研究開発事業 (3)高密度育苗における薬剤側条施用技術及び育苗管理技術の実証
摘要 目的:高密度播種苗田植機に装着した薬剤側条施用機での防除効果や、本県に適した高密度育苗の育苗管理方法について検討する。 成果:高密度育苗栽培は育苗資材費を半減させ、移植までの作業時間を65%に削...
果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (4) 新しい病害虫管理技術
摘要 ビワのビワキジラミやアブラムシ類に登録のある薬剤の袋掛け前(3月下旬)におけるビワキジラミへの防除効果を検討した結果、ジノテフラン顆粒水溶剤は高い防除効果が認められ、アラニカルブ水和剤、マラソ...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 12) 乳牛の乳房炎予防法の開発
摘要 乳房炎は、経済的損失が大きい疾病であり、近年、薬剤耐性菌の問題から抗生物質の使用を抑制するため、発症リスクを低減させる予防管理が求められている。また、近年、プロバイオティクス飼料添加剤投与によ...
摘要 コナジラミの主要薬剤に対する感受性を調査し、平成30年度の結果と傾向が変わらないことが分かった。そのため現地でコナジラミが多発する要因として、薬剤の散布ムラが推察された。TYLCVの伝染源について...
摘要 トルコギキョウ斑点病の防除に資するため、トルコギキョウ斑点病に効果的な薬剤スクリーニング技術の開発を目的として、分生子形成法を検討したところ、有効な方法は見いだせなかったが、分生子の長期保存...
摘要 農研機構によるナガエツルノゲイトウに有効な本田用薬剤の選定試験から有望な薬剤処理体系の現地実証を八千代市米本地区で実施した。供試した2体系の薬剤はいずれも稲収穫作業に支障のない程度に本種を抑...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 3 雑草防除技術の確立 (1)水稲栽培における新規開発除草剤の特性解明と利用技術の確立
摘要 本年度は水稲温暖化対策研究室で2剤、水田利用研究室で3剤の計5剤について新規開発除草剤の試験を受託し、千葉県の温暖地早期栽培における各薬剤の除草効果及び水稲に対する薬害等について総合的に評価...
摘要 暖地園芸作物の主要病害虫に対する農薬の登録拡大を図るため、殺菌剤ではバラ1剤、トルコギキョウ2剤、ヒマワリ1剤、殺虫剤ではメロン3剤の効果検定と実用性評価を行った。全ての薬剤で実用性ありと判...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤17剤(6作物)、殺虫剤11剤(6作物)で実施した(複数濃度試験あり)。その結果、「実用性高い」判定9剤...
アスパラガスにおける天敵を活用した環境保全型害虫管理技術の開発
摘要 生産性の向上と夏季の薬剤防除削減による労力低減が可能となる天敵の活用+インセクタリープラントの活用+天敵に影響の少ない農薬による防除体系を、本県の主要品目のアスパラガスで確立する。
摘要 物理的防除資材(赤色防虫ネット)と天敵資材(スワルバンカー)、薬剤のローテーション散布を組み合わせて検討した。防除効果は薬剤散布では高かったが、物理的防除資材ではあまり見られず、天敵資材では...
摘要 ネギ栽培圃場において、物理的除草を行わない雑草管理によってネギアザミウマに対する各種天敵の定着が促進されることが明らかとなった。秋期の各種殺虫剤散布による天敵カブリダニに対する悪影響について...
摘要 春夏どりでは、乾腐病に対するベンレート水和剤及びトリフミン水和剤による土壌混和処理の高い防除効果が明らかとなった。秋冬どりでは、乾腐病に対する生育期薬剤散布の防除効果は見られなかった。しみ腐病...
摘要 ハトムギ栽培における主要病害虫である葉枯病及びアワノメイガについて発生消長調査を行った。圃場において有効薬剤の検索を行うとともに、農薬のみに頼らない耕種的防除法等について検討した。
摘要 ばか苗病の種子消毒薬剤に対する感受性の実態把握と、新たな種子 消毒法や温湯消毒後の衛生管理技術など対策技術の検証により、耐性菌対策を含めた育苗工程における総合的な防除対策をマニュアル化する。
摘要 目的:地球温暖化等の気候変動に伴い,作物病害虫の多発や生息域拡大に伴いこれまでに問題のなかった病害虫の被害拡大が懸念される。県内でも,夏期の高温により,発生する病害虫も増加していることから,気...
天敵温存植物・間作を核とした露地野菜での総合的害虫管理技術の構築と実証
摘要 目的: 化学農薬に依存しない害虫防除体系の構築には、総合的病害虫管理(IPM)の導入が必須であり、その核となるのは天敵利用による害虫防除技術である。施設栽培で利用が進む生物農薬としての天敵資材は...
果菜類における総合的作物管理を目指した総合的病害管理技術の開発
摘要 目的: 果菜類におけるIPM技術の残された課題を解決し,それら技術を総合的に実施し効果を評価する。 得られた成果: ①キュウリの地上部病害について,中下位葉重点防除,品種抵抗性及び化学剤や気門封鎖...
持続可能な大豆生産を可能とする管理技術に関する研究 1 難防除雑草対策
摘要 目的:石灰窒素を利用した雑草低減技術及び効果的な除草剤利用法について検討する。 成果:シロザに対する発生抑制効果は認められなかった。また、ツユクサの発生消長及び薬剤による除草効果等を確認した。...