Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 5 サトイモ疫病の防除対策の確立 (2)サトイモ疫病菌の簡易検出技術の開発
摘要 サトイモ疫病の伝染環を明らかにするため、ベイト-PCR法による検出技術を用いて定植前の種芋の汚染程度を調査した。その結果、5~10%の割合で種芋が疫病菌に汚染されていることを明らかにした。
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 5 サトイモ疫病の防除対策の確立 (1)サトイモ疫病の発生生態と有効な防除技術の解明
摘要 サトイモ疫病の初発生の目安となる気象条件を明らかにした。また、生育期散布剤による防除体系の有効性や、省力的なダイナモ顆粒水和剤の高濃度少量散布や新規粒剤の効果が高いことを明らかにした。減収を...
摘要 サトイモの植付け前散布の雑草茎葉処理剤の実用性試験を実施した結果、十分な除草効果があり、薬害も認められなかったことから、実用可能と判定した。
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 6 サトイモ疫病の防除対策の確立 (2)サトイモ疫病菌の簡易検出技術の開発
摘要 サトイモ疫病菌の伝染源を明らかにするため、PCR法等の検出技術を用いて定植前の種芋について検定したところ、疫病菌に汚染されていることが明らかになった。また、サトイモ栽培期間中の圃場土壌からも疫...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 6 サトイモ疫病の防除対策の確立 (1)サトイモ疫病の発生生態と有効な防除技術の解明
摘要 生育期間中に現地圃場で定点調査を行い、初発生の目安となる気象条件及び本病の発生消長を明らかにした。また、伝染源と推定される種芋等の疫病菌保菌状況を調査し、摘葉試験により地上部被害と収量の関係...
摘要 ヤマトイモを対象とした植付け後雑草発生前全面土壌処理剤の実用性試験を実施た結果、十分な抑草効果が認められたため、実用可能と判定した。サトイモを対象とした耕起前雑草生育中の非選択性茎葉処理剤の実...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 7 サトイモ疫病の防除対策の確立 (2)サトイモ疫病菌の簡易検出技術の開発
摘要 LAMP法及びPCR法を用いて、県内で発生するサトイモ疫病菌を検出できることを明らかにした。また、サトイモ葉を用いたベイト法と同検出技術を組み合わせて、貯蔵前の種芋からサトイモ疫病菌が検出されるこ...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 7 サトイモ疫病の防除対策の確立 (1)サトイモ疫病の発生生態と有効な防除技術の解明
摘要 千葉県におけるサトイモ疫病の発生消長を明らかにするために現地圃場で定点調査を行ったところ、今年度の初発生は7月下旬で、千葉県北部内陸のアメダス観測値と照らし合わせると平均気温が25℃を超えた自然...
12.産地崩壊の危機!リスク軽減によるサトイモ疫病総合防除対策技術確立試験
摘要 ・産地におけるサトイモ疫病の発生消長を明らかにするとともに、多発要因の解析や土壌リスクの評価、抑制技術(残渣の腐熟促進、施肥管理、土壌消毒等)の開発に取り組んだ。 ・共同研究成果をとりまとめた...
摘要 キュウリ褐斑病・うどんこ病、ピーマン黒枯病・うどんこ病等殺菌剤10剤、ピーマン、トマト、きゅうりのアブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類殺虫剤13剤の薬効、薬害試験を実施し、農薬登録取得および...
摘要 「ちば丸」高畦栽培の生育特性及び問題点を明らかにし、その改善技術を確立するため、かん水量の多少、畦の大きさ及び追肥・土寄せの有無と収量・品質の関係を調査した。その結果、幅40cm、高さ20cmの高畦...
土地利用型品目に関する生分解性マルチフィルムの利用可能性の検討
摘要 目的: 環境負荷低減および排出量の抑制を図ることを目的として,生分解性マルチフィルムを利用した野菜品目の検討を行う。 成果: サトイモ栽培において市販生分解性マルチの特性を比較し,有利性を評...
摘要 目的:新病害虫を的確に同定、発生生態を明らかにして総合的な病害虫管理技術を確立する。また、養分吸収特性を把握し、合理的施肥技術を開発するとともに土壌に起因する生育障害の原因解明と対策技術を開発...
摘要 1.目的、本県のサトイモ生産地では、全期間マルチ栽培が主流となっているが、夏季の高温条件下で単収の年次変動が大きく、生産が不安定となっている。そこで、本県におけるサトイモの肥大特性を明らかにし...
摘要 1.目的:近年、環境への配慮からバイオマス由来プラスチックの利用が求められている。しかし、価格が高いといった理由以外に、取り扱いづらいといった点で普及が進んでいない。そこで、生分解性マルチの分...
摘要 トウガン、紅ズイキなどのマイナー作物は本県の地域特産品として重要な作物であるが、病害虫の発生が栽培上の阻害要因となっている。しかし、これらの作物に発生する病害虫の発生実態や発生要因は不明な点が...
摘要 ナシ、カキ、ブドウなど果樹病害虫の発生状況を調査し、発生予察情報を提供する。 (i)ナシの病害では、黒斑病は越冬菌密度は平年に比べて低く、幼果のポリ袋検定による平均発病果率は0.3%(平年5.0%)と...
13 合理的土地利用技術・耕地生態系農法確立試験(2)耕地生態系農法の確立(i)生態的防除技術の確立試験
摘要 近年、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染などの問題が顕在化している。農業内部においても、農薬や化学肥料の過剰投入による生産環境悪化が問題となっている。生産場面では、高商品化作物の連作による収量低下...