摘要 目的:肉用牛肥育では、ほ育期から肥育期まで良好な発育・増体が求められているが、ほ育期は下痢、肺炎等の疾病が発生しやすく、それらの発生はその後の発育に大きく影響し、発育不良による枝肉重量不足や肉...
10 農作物の病害虫防除技術(1)普通作物の主要病害虫防除技術 (i)水稲種子消毒及び育苗箱施薬による同時防除技術の確立
摘要 ■目的:いもち病、ばか苗病、細菌病、線虫等の総合的種子消毒剤を選定する。加えて、長期残効を有する苗箱処理剤による本田中後期までの残効について検討する。 ■成果:モミゲンキ水和剤はもみ枯細菌病に対...
10 農作物の病害虫防除技術(1)普通作物の主要病害虫防除技術(iii)九州の麦類におけるマイコトキシン汚染リスク低減のための防除技術の開発
摘要 ■目的:麦類赤かび病の原因となるフザリウム属菌の一部はデオキシニバレノール(DON)等のカビ毒を産生し、食品衛生法上で問題が指摘されている。そのため、カビ毒の産生を抑制する薬剤を選定するととも...
〔共通〕1 農作物病害虫発生予察事業(2)病害虫発生予察技術支援対策事業(i)薬剤耐性菌の検定
研究対象 野菜他 戦略 園芸 専門 病害虫 部門 野菜
摘要 豚赤痢はスピロヘータの一種であるBrachyspira hyodysenteriae(Bh)が原因の粘血下痢便を主徴とする急性および慢性の腸管感染症で監視伝染病に指定されている。本病は発育遅延,飼料効率の低下などの生産...
摘要 目的:県内における細菌性のイネ苗立枯症に対する薬剤耐性菌の発生状況を明らかにし,防除対策の資料とする。 また、本県ではオオムギ赤かび病を対象に1985年頃からチオファネートメチル剤が連年、継続し...
摘要 乳用牛の多発疾病として乳房炎が挙げられるが、本病については抗菌性物質の乱用による耐性菌の出現と日和見感染が大きな課題であり、畜産物の生産性向上と安全性の観点から早期の対策が必要である。これまで...
摘要 米政策改革大綱の実施により、産地では売れる米の生産が求められ、地域の特色ある米作りとして新JAS法による有機栽培や一層の減農薬栽培が取り組まれている。これらの栽培法の生産安定のために、無病主枝...
売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (1)イネいもち病の薬剤耐性菌緊急防除対策
摘要 (1)平成15年に発生が確認されなかった県中西部を中心にMBI-D剤耐性菌調査を行った結果、耐性菌の発生が県中部まで発生拡大していることが明らかとなった。一方、県西部では平成15年と同様に耐性菌の発生は...
1 生態系を活用した病害虫管理技術の確立 (1)化学農薬に依存しないイネ種子伝染性病害の防除技術の検討
摘要 イネ病害の多くは種子伝染性病害であり、ほ場における被害を未然に防止するためには種子消毒が重要である。近年、薬剤耐性菌の出現や不適切な薬剤処理により多大の被害を生ずる事例がある。一方、流通面に...
難防除病害の防除技術の確立 2.モモせん孔細菌病の生態と防除
摘要 モモせん孔細菌病の生態を明らかにし防除対策の一助とする。 春型枝病斑除去による防除効果が高いことが認められた。ストレプトマイシン耐性菌は越冬可能であり、翌年の伝染源となり得た。 研究対象 モモ...
3 農業環境の保全観測と安全な農産物生産技術の確立(1) 病害虫の発生生態の解明および防除技術の確立1)いちごうどんこ病菌DMI剤耐性菌の遺伝子診断手法の開発
摘要 いちごうどんこ病菌のDMI剤感受性菌と耐性菌の塩基配列の差を明らかにし、DMI剤耐性菌のPCRによる迅速で正確な診断法を開発する。また、その診断法により現地でのDMI剤耐性菌の発生状況を調査し...
12 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明(2) キク病害虫の発生相と被害実態の解明(i) 病害
摘要 青森県では、施設の高度利用による土壌病害虫の多発化、農薬の多用による抵抗性害虫、耐性菌の発生などで花き生産が不安定になってきている。しかし、その実態については具体的な調査がほとんど行われていな...
12 花きに発生する病害虫の診断と被害実態の解明(2) キク病害虫の発生相と被害実態の解明(ii) 主要害虫の生態と加害様相
摘要 青森県では、施設の高度利用による土壌病害虫の多発化、農薬の多用による抵抗性害虫、耐性菌の発生などで花き生産が不安定になってきている。しかし、その実態については具体的な調査がほとんど行われていな...
摘要 目的:イネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の防除試験を実施する中,対照薬剤のオキソリニック酸水和剤の防除効果が著しく劣る結果が得られた。当時北陸を中心にオキソリニック酸耐性イネもみ枯細菌病菌の発生が問...
摘要 目的:純情産地育成に係る事業できゅうりをはじめとする主要品目で「薬剤使用体系マニュアル」が示され,農薬の安全使用・適正使用が推進された。一方,本県のきゅうり推奨品種の中に,主要病害であるべと病...
採種圃から一般圃場までを考慮したダイズ紫斑病の農薬低減型防除体系の実証
摘要 採種圃で本病防除薬剤として新規に開発された薬剤を用いて健全種子を生産するとともに、一般圃場での健全種子の使用と適正な薬剤ローテーションによって耐性菌の顕在化を阻止するとともにチオファネートメチ...
摘要 果樹病害虫の効率的な防除技術を確立し、化学合成薬剤の使用削減を図る。あわせて薬剤耐性菌・抵抗性害虫、新規病害虫・難防除病害虫に対し、有効適切な防除法を確立する。虫害防除では性フェロモン利用によ...
摘要 灰色かび病による被害が問題となっている施設トマトにおいて、微生物農薬(バチルス・ズブチリス水和剤)を防除体系の中に効率的に組み入れ、化学農薬の使用回数の削減と薬剤耐性菌の出現回避を図るととも...