b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 (1)雑草動態モデル開発では、冬作雑草カラスムギの埋土種子動態のデータ解析によって夏期の不耕起が生存種子の低減に効果があることを明らかにし、種子生産特性に関する圃場での実測値を得た。コナギについ...
摘要 雑草化の重要形質である休眠特性では、休眠覚醒のパターンが雑草イネ系統ごとに異なり、最長で約200日間の休眠期間をもつ系統が存在した。各種マーカーによる解析から、岡山県に発生する雑草イネは、生態・...
摘要 県内のSU抵抗性雑草の実態調査を行い、新たに3地区での発生を確認した。草種はアゼナ、ミゾハコベ、ホタルイであった。直播栽培で増加している雑草イネ(トウコン)について系統毎の特性調査を行った 研究対...
摘要 16年度の岡山県の現地調査では、インド型雑草イネの発生は確認されず、発生後数年で死滅したと考えられた。アイソザイム分析の結果、日本の在来種には確認されていない特異的なSdh1-1型が、インド型雑草イネ...
摘要 県下各地のSU剤抵抗性雑草実態調査により、新たに抵抗性のホタルイ、アゼナを確認した。また、直播栽培で増加している雑草イネの発生実態調査を行った。 研究対象 水稲 戦略 土地利用型農業 専門 栽培生理...
水稲直播栽培における難防除雑草の優占化機構の解明と効率的制御法の確立
摘要 岡山県では乾田直播栽培、長野県では湛水直播栽培を継続する地域で雑草イネの発生が確認された。アイソザイム分析の結果、長野県に発生する雑草イネのほとんどは日本型の遺伝子型を示し、これまで考えられて...
マレイシア直播水稲栽培における主要水田雑草の発生予測法の開発と制御技術の改善(78)
摘要 マレイシアの直播水稲栽培において、従来型の除草剤使用では制御しにくい新たな主要水田雑草について、除草剤利用を含む制御技術の改善方策を検討した。キバナオモダカについて、水稲作の広葉雑草対策に広範...
メコンデルタ地域の水稲直播栽培における雑草イネの発生状況と生態解明
摘要 メコンデルタ地域で1994年以降に問題となっている雑草イネの防除対策を策定するために、特に雑草イネの発生が深刻となっているLong An県とBinh Thuan県の農家を対象に、雑草イネの発生...
摘要 スリナム地方における雑草イネの遺伝的多様性を解明するため、スリナムの雑草イネ60種と2種類の栽培種からDNAを抽出し、RAPDバンドパターンを記録した。NTSYSソフトウェアを用い、距離行列の...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発(66)
摘要 マレイシアの直播水田における主要雑草の発生生態の解明を行った。潤土直播栽培での雑草の発生数は、草種毎の土壌中種子密度に依存していることが示唆された。6作期にわたるノビエ発生数の減少傾向と現地水...
マレイシアの直播栽培における除草剤による水田雑草防除効果の実態評価
摘要 マレイシア・ムダ地区の直播水稲栽培において、除草剤連用下での草種変遷および除草剤耐性雑草の出現に関する実態把握を行うため、除草剤の使用を含めた栽培管理法及び優占雑草の変遷に関する情報の収集を行...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発(60)
摘要 数種水田雑草種子について埋土後3年目の生存率を調査した結果、タイヌビエ、タイワンアイアシ及びイヌホタルイでは種子の生存が認められたが(生存率:5~40%)、他の草種については、2年目まで一部生...
摘要 植物自生集団の多様性を解明するため、RAPD分析と形態的特性の調査を行った。ツルマメ(Glycine soya)の自生集団では、ジーンバンクで保存されている標本よりも集団内変異が大きかった。マ...
摘要 現在、マレイシアのムダ地区やタンジュンカラン地区では、雑草イネが最も深刻な雑草となっている。本研究では、マレイシアのムダ地区とタンジュンカラン地区で代表的な雑草イネ、野生種、栽培種の標本を任意...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発(70)
摘要 ムダ地区100ヶ所の水田に発生していたヒデリコについて2、4-D抵抗性型の有無を検討した。5ヶ所では抵抗性型が認められたが、他の95ヶ所のヒデリコでは全て感受性型であった。ムダ地区内の雑草イネ...
マレイシアの直播水稲栽培における主要水田雑草の生態解明と制御法の開発(126)
摘要 ムダ潅漑地区内の4水田を雑草の固定調査圃場として、1993年第一作及び第二作における雑草草種毎の発生消長、開花時期及び種子成熟期を明らかにした。水田土壌中で2年を経過した雑草種子の生存率を調査...