摘要 目的:近年、健康食志向・地産地消運動・アレルギー疾患の増加・地域おこしなど、多方面から「雑穀」が注目されている。本県は、雑穀栽培の歴史が古く、雑穀食文化も残る全国で数少ない地域である。ひえ・あ...
摘要 目的:東北農業試験場では、麦・大豆の作期の競合問題を解消し、2年3作を可能とする立毛間播種機とそれによる栽培技術を開発してきており、農家圃場における現地試験において小麦350kg10a、大豆250~300kg/...
摘要 目的:山梨県酪農試験場において育成された、越夏性及び耐病性に優れた新系統について、本県における地域適応性を検定する。試験方法:(1)供試系統・品種 八ヶ岳T-21号~23号・ヤツカゼ・ヤツユタカ(...
6 機械化等による省力・低コスト生産技術の確立(1)水稲の直播栽培・管理技術の開発1)水稲良食味米の直播栽培技術の確立
摘要 大区画圃場に対応した技術開発を図る。出芽揃い改善のための加温処理や、直播用除草剤の効果を明らかにする。 研究対象 水稲 戦略 作物育種 専門 栽培生理 部門 水稲
7 新資材活用による省力・低コスト生産技術の開発(1)除草剤・生育調節剤の選抜および利用法の確立1)水田作の雑草防除試験
摘要 水田に発生する多年生雑草を効率的に防除するため、日本植物調節剤研究協会より配布される新開発除草剤・生育調整剤の水稲への薬害や除草効果等を検討し、その実用性について判定する。また、水田畦畔雑草の...
2.芝草の無農薬管理試験研究事業(1)病害虫・雑草に抵抗性のある芝草の育成 1)耐病性のある芝草品種の育種選定ア 耐病性寒地型芝草の育種選定
摘要 ブラウンパッチ耐病性、ダラースポット耐病性を備え、かつ冬季にアントシアンの発生が少なく、緑色保持性の強い種子繁殖性及び栄養繁殖性の品種の育成に取り組んでいる。本年度は、冬季間の葉色が良く、ダラ...
2.芝草の無農薬管理試験研究事業(1)病害虫・雑草に抵抗性のある芝草の育成 1)耐病性のある芝草品種の育種選定イ 耐病性暖地型芝草の育種選定
摘要 ゴルフ場での利用に加えて、公園や道路法面、都市緑化等への普及性を視野に入れ、耐病性を保持し、かつ耐陰性、初冬季緑色保持性の形質を備えた品種を育成に取り組んでいる。本年度は、耐病性とともに、冬...
摘要 地域資源の高付加価値化や商品化によって、中山間地域を活性化し、また、所得を向上するためにバイオテクノロジーを活用した研究を行った。具体的には、新潟県に特徴的に分布するゆきわりそうの大量増殖方法...
摘要 水稲及び畑作物を低コストで省力的に栽培するとともに、高品質で安定生産することにより産地としての評価を高め、水田農業経営を確立する。(1)育苗期の高温化に対応した育苗被覆資材及び露地プール育苗技...
摘要 サトウキビ栽培における雑草防除は除草剤による化学的防除法が主流である。農業機械による物理的雑草防除や生分解性マルチ資材等を利用して地表面被覆による環境保全的除草防除により、有機栽培黒糖としての...
アポミクシス牧草ギニアグラスの組換え体開放系利用に向けた遺伝子拡散の基礎研究
摘要 ギニアグラスでは高消化性や難脱粒性など従来の交配育種では実現できない形質を遺伝子組み換え技術によって改良することが期待される。組換え体の利用にあたって、遺伝子の他集団や近縁種への拡散,雑草化が...
主要飼料作物・芝草等における有用遺伝子の単離・機能解析、培養系・遺伝子組換え技術の開発
摘要 導入BADH及びCADアンチセンス遺伝子のイタリアンライグラスにおける発現程度は不十分であった。コウライシバからCMO遺伝子候補を単離した。光合成阻害型除草剤耐性遺伝子導入では、シバで再分化能力が高い培...
主要飼料作物・芝草等における安全性評価のための長期モニタリング調査等
摘要 除草剤耐性トウモロコシで2年目のモニタリングを行い、土壌微生物、昆虫相に大差はないが、植生では使用する除草剤の差に起因する違いを13年度と同様に認めた。シバの花粉による遺伝子拡散リスクは、受精能...
DNAマーカーによるアポミクシス、耐病性、耐湿性等の連鎖解析
摘要 イタリアンライグラスの冠さび病抵抗性、トウモロコシの耐病性及び子実収量構成形質等について、DNAマーカーを開発し、実用育種への適用を開始した。耐塩性やリグニン合成阻害遺伝子及び一部の除草剤耐性遺...
オーキシン情報伝達遺伝子を利用した植物ホルモン系除草剤選択性作物の作出(317)
摘要 オーキシンは植物の成長調節に重要な作用をするホルモンとして知られている。ホルモンバランスの異常により生育阻害が生じることから除草剤としても活用されている。このようなホルモン系除草剤に対して選択...
摘要 植物ホルモンは植物の生長を調節する重要な因子として作用し、ホルモン濃度を適切な水準に維持する機構も重要である。オーキシン系除草剤はこのホルモン濃度バランスを壊すことにより生育阻害を引き起こすと...
摘要 環境負荷の低い安全な新規除草剤を開発するため、独自に単離した葉緑体遺伝子の転写にかかわる酵素シグマ因子遺伝子の利用を図った。すなわち、この遺伝子産物の活性を阻害する新規物質は除草剤候補物質とな...
遺伝子組換えによる各種除草剤耐性芝草類の作出技術の開発(66)
摘要 ケンタッキーブルーグラス完熟種子からのカルス誘導条件、カルスからの再分化条件及び再分化能力を維持するための継代間隔等を検討し、遺伝子導入のための培養系を確立した。シバについても同様の培養系を確...
つる枯病、うどんこ病及びアブラムシ複合抵抗性メロン中間母本の育成(153)
摘要 11年度は,抵抗性素材の検索及び確認,また,雑草メロンを抵抗性素材に用いた抵抗性系統の育成を行った.雑草メロンを中心に59系統について検定した結果,9系統を選抜し,さらに,若生・石内(1996)によっ...
オーキシンシグナル伝達経路阻害による植物生長制御機構の解明(302)
摘要 オーキシンは植物の発生分化の種々の生育段階において重要な調節因子として作用することから、オーキシンのシグナル伝達経路の解明が雑草防除技術に多大なる貢献をするものと期待できる。12年度は原形質膜オ...