摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発については、a)ジャガイモモップトップウイルス汚染土壌を潅注接種し、ジャガイモ塊茎褐色輪紋病を効率的に発病させる実験系を作製した。b)コムギ縞萎縮ウイルスの媒介...
摘要 植物ウイルスINSVによる病害発生産地において、防除対策を明らかにするため、栽培圃場及び野外のウイルス媒介アザミウマ類及び保毒虫の発生を調査した。花き団地内においては、作期が夏~秋の長期に及ぶ...
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究、1.野菜・花き病害虫の総合防除技術
摘要 目的:環境保全型農業推進のため、広義の生物的防除技術を確立する。植物ウイルス病害、微小害虫等の農薬による防除が困難な病害虫を効率的に防除する物理的防除技術を構築する。個別の病害虫管理技術を体系...
摘要 植物ウイルスを農薬で防除することは困難であるが、最近抵抗性誘導剤をタバコに処理するとタバコモザイクウイルス (TMV) によるモザイク症状の発現を抑制することが報告された。抵抗性誘導剤は既に糸状菌病...
摘要 ウイルス遺伝子を利用した新たな抵抗性育種素材を開発するため、オオムギ縞萎縮ウイルスの外被蛋白質遺伝子を導入した形質転換オオムギの自殖後代の抵抗性検定を行った。その結果、T3世代ではウイルス抵抗性...
摘要 植物のウイルスに対する抵抗性の分子機構を解明し、抵抗性作物の分子育種への応用を図るため、シロイヌナズナのトバモウイルスに対する抵抗性の解析を進めた。11年度に同定したウイルス感染を抑制する抵抗性...
摘要 花き生産の増大に伴い各種ウイルス病が多発するようになったが、植物ウイルス病の中には病原ウイルスが不明あるいはウイルスの諸性質が十分に解明されていないため的確な診断および防除が実施されていないも...
摘要 作物ウイルス病の防除において抵抗性品種の利用は最も有効な方法であるが、抵抗性の分子機構はほとんどわかっていない。また、従来の交雑育種で利用できる遺伝子源は限られている。本研究では、ウイルスや植...
摘要 植物ウイルスには、植物とウイルスの組合せによって感染植物で高率に種子伝染するものがある。特に、ダイズではダイズモザイクウイルスやキュウリモザイクウイルス(CMV)のダイズ系などで、きわめて高率...
摘要 ウイルス病感染作物より病原ウイルスを高感度かつ迅速・簡便で、どこででも利用できる濾紙を用いた新しいウイルス診断法を開発した。また、ウイルス媒介昆虫1頭からのウイルス検出を、トマト黄化えそウイル...
摘要 わが国では約230種の植物ウイルスが発生しており、これらの多くは昆虫により伝播される。本研究では媒介昆虫1頭からのウイルス検出法の確立を目途に、トマト黄化えそウイルス(TSWV)の媒介虫である...
都道府県機関における微生物遺伝資源情報のデータベース化(66)
摘要 都道府県が保存する微生物遺伝資源情報のデータベース化促進事業の実施に基づき、3年度の追加入力として細菌:22、糸状菌:43、動物ウイルス:11、線虫:1、培養細胞:2、の合計79点のデータベー...
摘要 わが国では約230種の植物ウイルスが発生しており、これらのウイルス病の防除には、まず病原ウイルスを簡易に短時間で、感度よく診断する技術の開発が必要である。そこで、本研究では、濾紙とウイルス抗体...