摘要 梨なびアプリを使用した実証区は、使用化学合成農薬成分数が17成分(40%)削減できた。ロボット作業車による軽労化評価は、タイムスタディ調査により慣行では手押し台車を移動させる時間が収穫作業全体の...
摘要 目的: 総合的病害虫防除技術(IPM)の導入下においても、化学合成農薬が果たす役割は依然として大きいが、施設キュウリ、トマト等におけるウイルス病の媒介虫であるコナジラミ類、アザミウマ類については、...
Ⅹ 環境保全型農業を推進するための技術開発 1 化学合成農薬の使用量を削減する防除技術の開発
摘要 目的:(1)新たな「物理的」防除資材の「振動」(加振器)を用い、遺伝子発現等も踏まえ、有効な防除条件検討を行う。(2)「物理的防除資材」の組み合わせや忌避処理等を組み合わせたときの害虫防除効果および...
摘要 目的:大規模・広域集団栽培技術、無人選別技術、未利用資源の有効活用技術等の生産から出荷・販売に至る一貫的な技術を開発する。 成果:ハイクリアランス仕様トラクタによる土入れでは、作業時間は従来比...
総合防除のための個別管理技術確立 1) 土着天敵タバコカスミカメを活用したコナジラミ類、アザミウマ類の増殖抑制技術の確立 (2) コナジラミ類に対する防除効果の検討
摘要 コナジラミ類の防除効果については、天敵導入区で慣行防除区と比較してタバココナジラミの成・幼虫数を低密度に抑え、また化学農薬の使用剤数についても慣行防除区の1/3にできたことから、タバコカスミカメ...
摘要 スダチ・ナシの輸出を促進するため,農薬散布直後から果実の生長過程で変化する残留量を計測し,出荷時に残留農薬を推定できる手法を確立する。
広域連携型農業研究開発事業 (1)ドローンやセンシング技術を活用した果樹病害虫防除管理技術の開発
摘要 目的:20度の傾斜を自由に飛行して防除を行うドローンを開発して防除時間を4割削減することを目的に、果樹用ドローン試作機に農薬散布機を実装して、傾斜地における防除作業の軽減等を検討する。 成果:ドロ...
摘要 近年、カリフラワーの花梗を伸ばして収穫するスティックカリフラワーの栽培が直売所出荷農家を中心に伸びており、令和 1 年にはスティックカリフラワーの1種であるカリフローレがカリフラワーの品種として...
病害虫総合管理技術(IPM)の開発~代替農薬等の効率的防除技術の開発~
摘要 近年、環境保全へ配慮した防除技術や選択性の高い新たな薬剤の開発がめざまし い。一方、環境への影響などから臭化メチルに代表されるように生産停止や登録抹消により、使用できなくなる薬剤も多い。生産者...
農産物の安全性確保技術の開発~施設栽培の菊池レモンにおける農薬残留評価~
摘要 菊池レモンは、小笠原諸島では主に露地で栽培されているが、近年施設栽培を増 やすことで出荷拡大を目指している。八丈島では、「八丈菊池レモン」として新たな特産物化が期待されている。菊池レモンの栽培...
アスパラガスにおける天敵を活用した環境保全型害虫管理技術の開発
摘要 生産性の向上と夏季の薬剤防除削減による労力低減が可能となる天敵の活用+インセクタリープラントの活用+天敵に影響の少ない農薬による防除体系を、本県の主要品目のアスパラガスで確立する。
摘要 農林総研が開発した梨病害虫防除ナビゲーション(梨なび)をアプリ化したもの(梨なびアプリ)について、今後の総合的なシステムの発展に向けて調査を行った。そこで、ナシ栽培総合支援システムを導入した...
摘要 暖地園芸作物の主要病害虫に対する農薬の登録拡大を図るため、殺菌剤ではバラ1剤、トルコギキョウ2剤、ヒマワリ1剤、殺虫剤ではメロン3剤の効果検定と実用性評価を行った。全ての薬剤で実用性ありと判...
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤17剤(6作物)、殺虫剤11剤(6作物)で実施した(複数濃度試験あり)。その結果、「実用性高い」判定9剤...
摘要 目的:チューリップ生産現場において、温暖化傾向によりアブラムシ飛来数が増加し、チューリップモザイク病の多発生が懸念されている。加えて、ネット栽培等機械化体系の整備に伴う経営面積の増加に伴い、省...
摘要 ハトムギ栽培における主要病害虫である葉枯病及びアワノメイガについて発生消長調査を行った。圃場において有効薬剤の検索を行うとともに、農薬のみに頼らない耕種的防除法等について検討した。
摘要 目的:地球温暖化等の気候変動に伴い,作物病害虫の多発や生息域拡大に伴いこれまでに問題のなかった病害虫の被害拡大が懸念される。県内でも,夏期の高温により,発生する病害虫も増加していることから,気...
夏秋いちご「夏のしずく」による夏秋期の安定生産技術・病害虫防除技術確立
摘要 目的: 近年,輸出相手国の農薬残留基準やJGAP等に準拠した農産物が求められており,環境保全型農業の取組のほか農産物輸出やJGAP等の取組においても総合的病害虫防除(IPM)技術等化学合成農薬の使用を低...
天敵温存植物・間作を核とした露地野菜での総合的害虫管理技術の構築と実証
摘要 目的: 化学農薬に依存しない害虫防除体系の構築には、総合的病害虫管理(IPM)の導入が必須であり、その核となるのは天敵利用による害虫防除技術である。施設栽培で利用が進む生物農薬としての天敵資材は...
トラクタ自動運転技術およびVRT作業機の効果と導入条件の解明
摘要 目的)大規模かつ精密な農業の基盤装備を円滑に普及させるため、大規模畑作経営の実態に基づき、GPSを活用したトラクタ自動運転技術とVRT作業機の技術面、経済面からみた効果を評価し、さらに本技術の導入に...