DNAマーカーを利用したイネトビイロウンカ抵抗性遺伝子の連鎖解析
摘要 トビイロウンカは毎年中国大陸より日本に飛来してイネに多大な被害を与える重要害虫であり、環境保全と低コスト生産のためには有効な抵抗性遺伝子を利用する必要がある。トビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph-...
DNAマーカーと半数体育種法を利用した効率的な耐病性選抜法の確立と高度耐病性小麦の育成(186)
摘要 CIMMYTでは広範な遺伝資源を利用してコムギの重要病害であるさび病・赤かび病等に対する耐病性品種育成が行われている。本課題ではこれら耐病性育種を一層効率化するため、マーカーによる間接選抜法の...
DNAマーカー利用のハクサイ根こぶ病抵抗性検定法の確立(348)
摘要 8年度は、‘Homei P09 × Siloga S2’のF1小胞子由来の35のDH系統を用いて病原性の異なる5菌に対する根こぶ病抵抗性(CR)検定を行った。5菌に対するCR反応に、DH系統間で...
乳牛の生涯生産性に関与する形質の遺伝的能力推定法とその選抜指標作成法の開発(210)
摘要 H牛群において搾乳牛が何日間滞在したかという日数と乳房炎発症の有無について調査し、その遺伝特性について分析した。平均牛群滞在日数は2070日、乳房炎発症率は35%であった。牛群滞在日数と乳房炎...
摘要 DNAマーカーについての知見を蓄積し、それらを利用した効率的な野菜の育種法を開発する。ハクサイ類根こぶ病抵抗性遺伝子に連鎖するDNAマーカー検索のため、241種類のプライマーを用いて調査したと...
摘要 茶の重要病害の一つである輪斑病について抵抗性の遺伝解析を行った。チャの輪斑病抵抗性は独立した2つの作用が異なる優性な抵抗性遺伝子Pl1とPl2によって支配されていることを明らかにした。そしてP...
摘要 DNAマーカーといもち病および白葉枯病抵抗性遺伝子との連鎖関係を明らかにすることを目的として、東北IL3号/CO39のF3系統を利用していもち病抵抗性を検定した結果、抵抗性ホモおよびヘテロ系統...
摘要 マップベースクローニングのための形質遺伝子として、白葉枯病抵抗性遺伝子Xa-1と出穂期遺伝子Hd-1を例にとり解析を進めている。高精度遺伝解析のため、Xa-1については4000の、Hd-1につ...
摘要 農業上および生物学上有用な遺伝子をポジショナルクローニングにより単離する方法の確立を行なう。7、8年度は特に白葉枯病抵抗性遺伝子および出穂性遺伝子の遺伝地図上での厳密な位置づけをDNAマーカー...
摘要 近年根こぶ病抵抗性品種(CR品種)がり病化する事例が増加しており、CR品種を侵す根こぶ病菌を用いた抵抗性育種も始められている。しかしこの新抵抗性品種も侵される事例が認められており、現状の育種方...