データ駆動型作物病害虫防除技術による生産性の向上と価値の創出
摘要 ・ 理事長裁量経費を活用し、カブリダニ類の天敵保護資材について、新型給餌ポリマーを開発し、特許出願した。 ・ 害虫忌避剤プロヒドロジャスモンPDJについて、ほ場試験によりトマトに加え、ピーマン及びナ...
野菜の栽培に関する素材開発研究 1)葉・根菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術の確立 ア 葉・根菜類の持続的安定生産技術の確立
摘要 目的:葉・根菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術を確立する。 成果:ハクサイとキャベツの品種選定、レタス育成系統の一般特性把握、ブロッコリーの品種特性把握、セルリー生理障害の発生状況調査、...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...
園芸作物の有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発;ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子の単離
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、 a) 3つの根こぶ病抵抗性QTLと萎黄病抵抗性を戻し交雑とマーカー選抜により導入したF1から形質の優れる3系統を選抜した。宿主範囲の最も...
メタボローム解析やエンドファイト利用による作物の養分循環機能活用生産技術の開発
摘要 エンドファイトの共生による窒素固定の制限要因と活用条件の解明に関しては、 a) これまでに確立した接種方法を用いて、サツマイモ体内に窒素固定エンドファイトBradyrhizobium 属AT1株を土耕栽培条件下で10...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、 a) 選抜したキャベツ自殖後代及び試交系統の根こぶ病抵抗性を根こぶ病菌病原型グループ1に属するNo.5を用いた幼苗試験と汚染圃場栽培試...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、 a) 果実・野菜中のカロテノイド分析法について、7品目を用いた5試験所による室間共同試験を行い、分析法の妥当性を確認した。また、サツマイモ葉身中のカフェオイ...
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
摘要 CRb遺伝子については、推定座乗領域をカバーするフォスミドクローン3つのうち2つについてほぼ全長の塩基配列を決定した。抵抗性ゲノムには、病害抵抗性遺伝子に特有のNB-LRR構造をもつ複数の遺伝子がタ...
摘要 4MTB-GSL合成酵素遺伝子を同定し、シロイヌナズナにおける機能を確認した。本遺伝子ならびにDNAマーカーを用いた形質選抜方法について国内特許出願を行った。グルコエルシン含量に関するQTLを3ヵ所同定し...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、a) 戻し交雑とマーカー選抜によるキャベツの根こぶ病抵抗性育 種において、「R417」後代では、ゲノムワイドマーカーの90%以上が反復親...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、a)3つの抵抗性QTLについて抵抗性個体が確実にマーカー選抜できることを明らかにするとともに、3つの抵抗性QTLが集積するにつれて抵抗性...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、a)果実・野菜中のカロテノイドでは、抽出法と高速液体クロマトグラフィの高速条件を設定し、試験室内での精度と真度が良好なことを確認した。b)タマネギ中のケルセチ...
摘要 キャベツの根こぶ病抵抗性等に連鎖するDNAマーカーの開発に関しては、抵抗性系統に由来する3個の根こぶ病抵抗性QTLを検出した。3個ともに有する系統は表現型についても抵抗性であり、連鎖マーカーを用いてF1...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 なす科作物の重要形質に関与するDNAマーカーの開発に関しては、1)なす単為結果性遺伝子の選抜マーカーについて、これまでに見出された3つのQTL領域のうちもっとも効果の大きい領域を挟む1対のSSRマーカー...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成では、EST情報を利用して開発したなす科共通マーカー302個によってトマトとなすのゲノムの対応関係を明らかにしたシンテニーマップを構築した。さらに、...
I 農林水産業の生産力向上 2 生産性向上を支える品種の改良・開発 (15) 野菜の新品種育成と導入・選定 3 食用ナバナの新品種育成、 (1)早生及び中生優良新品種の育成
摘要 根こぶ病抵抗性ハクサイ中間母本と千葉県の持つ遺伝資源を交配し、高度根こぶ病抵抗性を有するナバナ新品種を育成する。これまでDNAマーカー選抜と戻し交配を繰して、根こぶ病抵抗性を有するナバナ母本を...
病害応答診断技術開発のためのハクサイゲノムリソースとデータベースの整備
摘要 ハクサイ完全長cDNA病害応答診断アレイによる効率的な防除効果判定法を開発し、ハクサイとシロイヌナズナの遺伝子の対応関係の検索を進めることにより、病害応答データベースABRANAを構築した。