作物汁液の無機および有機成分分析による栄養診断および生体・培地管理手法の開発
摘要 畑作物や野菜の栄養状態やストレスを診断する指標として、従来の乾物試料中の成分含有率に代わり、より迅速な情報として作物汁液や導管液など生体液中の成分濃度が用いられるようになってきた。しかし、これ...
摘要 体内成分を指標とした越冬作物の耐寒性簡易検定法の確立のための基礎資料を得るために、人工気象環境下において、ハードニングがコムギ幼苗のプロリン濃度に及ぼす影響を調査した。その結果、耐寒性に優れる...
摘要 てんさい単胚系統の根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜、系統間交配による素材育成、系統の増殖を行った。単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、米国由来の「7872」系統を選抜、O型系統の...
摘要 寒地で問題となる越冬性等の耐低温性について、その評価・検定法の開発を目的として研究を行った。ユリ科を中心とする秋植え球根39属、270種について積雪条件下での越冬性と欧米で使用されている2つの...
摘要 てんさい単胚系統の交配及び育成素材の選抜に関しては、根腐病抵抗性選抜材料の抵抗性検定・選抜、系統間交配による素材育成、素材の増殖を行った。てんさい単胚O型個体の選抜及び系統の育成に関しては、N...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(65)
摘要 "キュウリモザイクウイルス(CMV)に抵抗性のトマトを作出するため、病徴抑制型のCMVサテライトRNAを発現する遺伝子のトマトへの導入を試みた。7年度は、サテライトRNAを発現する遺伝子を組み...
摘要 そうか病の病斑型に及ぼす品種と病原菌の種類の影響を調べた。病斑の深さに基づき陥没型から隆起型まで5タイプに分けた病斑型の構成割合は、品種と病原菌の種類の違いによって異なったが、特に品種の違いに...
摘要 コムギ眼紋病に対する小麦の抵抗性を、幼苗によるポット試験では24品種、水田転換畑および畑の5か年の圃場試験では77品種・系統について検定した。その結果、幼苗検定、圃場検定ともにHelge、Ho...
イチゴに発生するアブラムシ伝搬性ウイルスの同定と簡易診断法の開発
摘要 いちごに発生するウイルス病の被害は、アブラムシ伝搬性ウイルスによるものが大部分を占め、複数ウイルスの混合感染によって徐々に草勢および収量が低下する特徴がある。現在、最も基本的な防除方法はウイル...
牧草・飼料作物採種病害の発生実態と防除法に関する研究(51)
摘要 チモシーがまの穂病が全道的に発生している重要な採種病害であることを明らかにするとともに、本病の防除には、トリフォリン剤(15%乳剤、500倍、15リットル/■)の施用が有効であることを解明した...
摘要 "体内成分を指標とした越冬作物の耐寒性簡易検定法の確立のための基礎資料を得るために、秋播きコムギについて、ハードニング期における遊離アミノ酸の動態を調査した。その結果、最低気温が0度以下になる...
寒地・寒冷地における水稲品種の障害不稔低温感応生の定量的解析(7)
摘要 "冷温ストレスに対する生育予測を行う信頼性の高いモデルを作成するために数年間のデータの蓄積が必要である。そのため、6年と同様播種日を変えて水稲品種(きらら397、ゆきひかり、ゆきまる)を育成し...
摘要 アスパラガスの花粉発芽用培地の組成は、ショ糖30%、寒天3%、ホウ酸0.02%が適していた。花粉は、5℃、低湿下で花の状態のまま、最低1か月の保存が可能であった。開発した培地上での花粉発芽率と...
摘要 てんさいそう根病抵抗性多胚二倍体花粉親系統の選抜・育成を行う。4年、及び5年に雄性不稔種子親系統「NK-183BR×TK-80-2BR2」と、そう根病抵抗性として選抜・育成したPM-4、PM-...
CMVサテライト遺伝子導入トマトのウイルス病抵抗性検定(70)
摘要 現在までのところ、キュウリモザイクウイルス(CMV)に対する抵抗性トマト品種は育成されていない。ある種のCMVサテライトRNAはCMVによるトマトの病徴を抑制することが判明しているため、CMV...
摘要 そうか病は、ばれいしょ生産の大きな阻害要因となっている。決め手となる防除法は現在のところなく、抵抗性品種、特に業務・生食用品種での育成が強く要望されている。そうか病に対する真正抵抗性は見つかっ...
摘要 現在までのところ、キュウリモザイクウイルス(CMV)に対する抵抗性トマト品種は育成されていない。ある種のCMVサテライトRNAはCMVによるトマトの病徴を抑制することが判明しているため、CMV...
摘要 小麦栽培圃場の管理記録と収穫した葉身窒素含有率から生育期間中の窒素供給の過不足が推定できるようになった。葉緑素計の読取値(CT値)と比葉面積の積から葉身窒素含有率を精度よく推定できるようになっ...
摘要 人工汚染土を用いた温室内抵抗性検定法の有用性を調べた。実生苗から形成された塊茎を種いもとして第2次の抵抗性検定を行ったところ、第1次検定と同様に発病は強弱を示し、由来種子の交配組み合わせ間及び...
摘要 Recombinationに関しては、供試材料中高度な自家不和合性個体はみられず、F3世代の採種を実施中。新育成材料(根腐病抵抗性選抜材料)「TK-80-2BR2mm-O」(RR)、「TK-8...