摘要 原料用カンショに関しては、a)「こなみずき」より多収で、でん粉白度が高い「九州175号」を開発した。白度の高い低温糊化性でん粉を有する「九州167号」は、収量性がわずかに劣ったことから育成中止とした。...
(1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ産地で問題となっている“周皮乾腐症状”は、紫いも品種の「パープルスイートロード」に発生しやすいが、主力品種の「ベニアズマ」にも多発する事例がある。本症状を中心に産地で問題となって...
e.良食味で加工適性に優れた甘しょ品種の育成と新たな有用特性をもつ甘しょ育種素材・系統の開発
摘要 1)食用・加工用については、いもの外観や食味が優れ、サツマイモネコブセンチュウ抵抗性を持つ「九州161号」を新配布系統として選抜した。「べにはるか」はサツマイモネコブセンチュウのレース1と3に対し...
(1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ栽培で問題となっている“周皮乾腐症状”は、紫イモ品種「パープルスイートロード」に発生しやすいが、主力品種「ベニアズマ」にも多発する事例がある。また、平成17年度にイモの表面に小亀裂...
いも類の高品質・安定生産技術の確立 (1)カンショの病害等による品質劣化の要因解明と防止技術の確立
摘要 近年、カンショ栽培で問題となっている“周皮乾腐症状”の発生要因の解明へ向けた試験を実施した。その結果、本症は、いもの肥大期全般を通じて発生し、生育前期の土壌水分が乾燥、かつ後期が湿潤状態にある...
摘要 裂開の簡易検定法を以下のとおり確立した。10.5cm黒ポリポットに赤玉土主体の培土を詰め、カンショの小苗を土中に植え付ける。ポットは人工気象室(20-28℃設定)に置き、やや乾燥ぎみに水分管理をして、試...
1.新品種育成強化促進事業(II期)(1)カンショ新品種の育成(iii)裂開簡易検定法の確立
摘要 赤玉土主体の培土を詰めた黒ポリポットに「ベニアズマ」のウイルスフリー7系統の小苗を挿し、人工気象室(20-28℃設定)に6週間、やや乾燥状態で管理した。その結果、標準系統に対して2系統で裂開が多発し...
1.新品種育成強化促進事業(II期)(1)カンショ新品種の育成 (iii)裂開簡易検定法の確立
摘要 赤玉土主体の培土を詰めた黒ポリポットに小苗を挿し、8週間やや乾燥状態に水分管理する簡易検定法を基本に、カリウム加用の追試験を行った。裂開は6週目を中心に発生したが、その後治癒し、8週目には減少...
1.新品種育成強化促進事業(II期)(1)カンショ新品種の育成 (iv)線虫抵抗性簡易検定法の確立
摘要 カンショの培養個体にサツマイモネコブセンチュウを感染させて、カンショの線虫抵抗性を検定する方法について検討した。 研究対象 カンショ 戦略 土地利用型農業・作物育種 専門 育種 部門 甘しょ
1.新品種育成強化促進事業(二期)(1)カンショ新品種の育成 3)裂開簡易検定法の確立
摘要 裂開が的確に発生する栽培条件を明らかにし、簡易検定法を確立する。前年度は、20℃水槽内にカンショ苗を植え付けた穴無しコンテナを浮かべ、4~6週目に低温処理を行った結果、裂開が発生したが、その程度...
1.新品種育成強化促進事業(二期)(1)カンショ新品種の育成 4)線虫抵抗性簡易検定法の確立
摘要 本県に分布するサツマイモネコブセンチュウのレースを調査するとともに、簡易検定法を確立する。本年度は、簡易検定法を開発するために線虫抵抗性の異なる3品種のカンショの培養個体に無菌化したネコブセ...