摘要 果樹園における有機物の連用や草生、敷きわらなど地表面管理が、土壌微生物バイオマスの変動に与える影響を解析する目的で、黒ボク土有機物連用ブドウ圃場の土壌ATP量と、バイオマス窒素及び可給態窒素量...
摘要 水稲作において乗用散粒機の一貫利用を軸とした省力湛水直播栽培法は省力的で、発芽苗立ちも良好であったが、倒伏が問題となった。また、作溝培土直播では、コシヒカリの発芽苗立ち、耐倒伏性は良好で、収量...
摘要 清耕、敷わら、草生、バーク堆肥、堆肥施用を10年間行った果樹試験場内表層腐植質黒ボク土ブドウ園において、3、5、7、9、11月に、幹から0.5、1、2mの所から深さ0~5、5~10、10~20...
摘要 動態・機能等が未解明のままである各種微量元素(Mn、Cu、Zn、Mo、Co等)を対象として、天然中における存在量・動態、人為的インプットによる質的・量的変化、環境変化による影響、土壌-果樹系に...
重金属の果樹根内微細分布と結合タンパク質の組織内検出法の開発
摘要 果樹園土壌においては農薬や有機資材を通じた重金属の集積が進行し、過剰症等の多用な障害の発生が危惧されるが、微量重金属類の挙動や樹体の吸収・集積・移行等については、未解明な点が多い。特に過剰重金...
摘要 カンキツ園転換におけるイチジク樹の安定的初期生育を確保するため、タイプの異なる土壌で根域土壌容量と樹体の適応性を検討した。定植3年目では、土壌や根域土壌容量による幹周肥大や新梢生長の差異は縮小...
生体反応による果樹の根機能の解明と制御に関する研究(138)
摘要 果樹の生育する土壌環境が根の機能を通じて養分吸収や樹体生育に及ぼす効果を、異なる土壌母材において生育したイチジク樹2品種の細根の酸化力活性、呼吸量、窒素栄養等から検討した。peroxidase...
摘要 海抜0mに近い低湿地に位置する利根川下流域水田地帯の長期転換畑では、かって 400kg/10a前後あった麦類の単収は、近年になって200kg/10a以下になる場合もみられている。この麦類の収量...
摘要 これまで重金属等の分析に原子吸光法や誘導プラズマ発光分光法が用いられてきたが、土壌可給態のホウ素、モリブデン等微量要素にたいしては感度不足であった。しかし、5年度に導入されたICP-QMS(誘...
ブロッコリー栽培におけるホウ素の土壌診断技術の開発(281)
摘要 ブロッコリーの最適な生育をもたらす土壌中のB含量について、Bを含まない硫酸カリ区およびBを含むケイ酸カリ区を設け検討した。ブロッコリーの草丈は両区に有意差はみられなかった。しかし、収穫時の生育...
摘要 近赤外分光光度計による非破壊分析法は食品の成分分析などに広く利用されているが、生育につれて体内の養分の分布、含有率の異なってくる水稲については、試料の調製法や分析条件等について明らかにされてお...
摘要 物理性を考慮した地力発現様式の解明への基礎資料として、土壌窒素供給に及ぼす温度、含水量、耕うん処理、土壌凍結の影響を検討した。十勝地域主要畑土壌の窒素無機化の温度反応性は、ゼロ次反応モデル式と...
摘要 本研究はアメダス気象データや北村で実施されている土壌診断の結果を、変換・整理する方法を検討するとともに、これらの具体的な利用法を開発したり、北村で得られる温泉水と天然ガスについて熱量計算を行い...
摘要 2年間バーク堆肥処理した鳥取園試のナシ植栽ライシメータから、11月に土壌とナシの細根を採取し、微生物数、根表面の蛍光性PseudomonasとAgrobacterium属細菌数を調査した。土壌...
摘要 9年間堆肥施用と地表面管理を継続してきた果樹試験場内表層腐食質黒ボク土のぶどう園の土壌を11月上旬に採取し、ルシフェリン-ルシフェラーゼ法により土壌中のATP量を測定した。土壌中のATP量は、...
摘要 果樹の健全な生育と、高品質果樹の生産に必須とされながら、動態・機能等が未解明のままである各種微量元素(Mn、Cu、Zn、Mo、Co等)を対象とする。これらの微量元素は、欠乏・過剰の両面において...
摘要 雲仙普賢岳噴出火山灰が土壌中に混和または土壌を被覆した場合の土壌空気中のガス組成変化について調査した。ガス捕集装置を土壌中に埋設して土壌空気を採取し、酸素、窒素、炭酸ガス濃度をガスクロマトグラ...
摘要 異なる土壌のタイプと容量で栽植したイチジク幼齢樹の幹周肥大と新梢生長は、どの土壌も土壌容量の大きいほど優れたが、土壌容量の差は、花崗岩土壌区では小さく、火山灰及び古生層土壌区では、0.1m3区...
生体反応による果樹の根機能の解明と制御に関する研究(157)
摘要 淡色黒ボク土に生育する各種リンゴ台木の細根の活性を比較検討した。根径1mm以下の末端微細根のαーナフチルアミン酸化力活性は、M26〉マルバカイドウ〉M27であり、マルバカイドウと比較し、両わい...
摘要 輪換畑大豆跡の秋まき小麦「バンドウワセ」について基肥・追肥窒素施用反応を検討した。播種前の土壌診断から、石灰及びりん酸資材の投入を省略、大豆作跡につき前年の水稲作跡より基肥窒素3kg減の5kg...