摘要 烏骨鶏は江戸時代に中国より持ち込まれた鶏の品種で、皮膚、肉、骨に黒色の色素が沈着することを特徴としている。古来より、卵は脳溢血、肉や血液は呼吸器疾患の薬になるとして珍重され、現在でも漢方薬とし...
摘要 本研究は、生物の環境変化に対する細胞レベルでの応答として知られているストレスタンパク質(HSP)を指標とし、生物側からの環境評価手法の確立を目的とする。6年度は、HSP遺伝子の発現を調べるため...
養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(121)
摘要 人工消化試験法を中心に養鶏用飼料における栄養価の的確・迅速・簡易な測定方法の確立を目的として検討を行った。その結果、家禽における有効リンを表す単位として用いられているフィチンリン(フィチン酸)...
養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(110)
摘要 養鶏用飼料のエネルギー栄養価の迅速かつ簡便な評価法の確立を目的として、従来の成鶏を用いる真の代謝エネルギー(TME)測定法の改良を試みた。すなわち、経済的な価値を有さない採卵用鶏の雄(抜き雄)...
鳥類胚の長期培養および操作技術を用いた生体機能評価法の開発(125)
摘要 ニワトリ初期胚を卵殻外で人工的に発育・孵化させる実験系を確立した。これを用いてニワトリの形質転換個体を得ることを目的に、ラウス肉腫ウイルスゲノムを基にした安全で安定な遺伝子導入ベクターの開発を...
家畜・家禽におけるサイトカインおよび免疫機能の評価法に関する基礎的研究(134)
摘要 家禽の免疫機能を評価する一つの方法として、ハプテン/キャリアで免疫したニワトリにおけるハプテンに対する抗体をELISAによる測定系およびその抗体の特異性について検討した。その結果、2週齢の正常...
摘要 動物遺伝資源は新しい農用動物資源を開発するために不可欠の素材であるが、近年これらの貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必...
養鶏用飼料における人工消化試験を中心とした栄養評価法の開発(114)
摘要 本年度は市販酵素を用いたフィチン酸定量法の確立を検討した。昨年、検討したフィチン酸分解酵素フィターゼ(試薬)を用いたフィチン酸の定量の反応条件の結果をもとにフィチン酸分析の実験系を構築した。す...
摘要 亜鉛および銅が多いとされている動物の肝臓中の含有量を測定した。亜鉛はニワトリで33ug/g、ウシで39~49ug/g、ブタで64~85ug/g、銅はニワトリで3~4ug/g、ブタで8~12ug...
鳥類胚の長期培養および操作技術を用いた生体機能評価法の開発(136)
摘要 鶏胚を卵殻外培養し、孵化させる技術は遺伝子導入によって形質転換個体を得る鳥類の系として期待される。ラウス肉腫ウイルスをベクターとして用いた遺伝子導入法について検討した。ゲノムパッケージングのた...
家畜・家禽におけるサイトカインおよび免疫機能の評価法に関する基礎的研究(140)
摘要 免疫機能強化や種々の感染症に対する予防対策の一環として免疫賦活剤への期待が高まりつつある。そこで、鶏卵白粗製物質由来免疫賦活物質の一つである活性卵白(EWD;Egg White Derivat...
摘要 食肉の物理的特性項目である肉色、脂肪交雑などに対する簡易評価法を確立するための研究を実施した。肉色、脂肪色、脂肪交雑については、既に作製方法が確立された試作模型があり、多汁性とやわらかさについ...
摘要 鶏肉においても品質に対する関心が高まっている。しかしその品質の発現機構は、未だ明確にされていない。また、鶏肉は畜肉と異なり、鮮度が重要視される。そこで、鶏肉の鮮度指標としてのK値の有効性、測定...
摘要 家畜・家禽の養分要求量表示は含量によるものから家畜の利用性を加味したものに変わりつつある。しかし、これらは家畜を用いて測定できるものであるため、活用面では問題が多い。これらの成果を真に活かすた...
摘要 動物飼養を伴わずに実験室内で行える迅速かつ低コストのアミノ酸有効率のインビトロ評価法の開発を目的とした。豚小腸液を用いた人工消化試験法によるグレインソルガムおよび大豆粕のアミノ酸消化率は鶏を用...
摘要 鳥類胚を無殻および卵殻外培養し、孵化させる手法は、遺伝子導入による形質転換動物の作出や発生学的研究に適した新しい実験系として期待される。鳥類胚を無殻および卵殻外培養で効率よく発育・孵化させる手...
摘要 微量の銅及び鉄の定量に、簡便化と迅速化を目的にキャップ付きの容量12mlの試験管を用い、試料は乾式灰化して1%塩酸溶液としたのち、銅はpH調整を行わずに、鉄は溶液のpHをアンモニア水で約4に調...