摘要 これまでに開発した擬似グルーミング装置を用い、仔ウシの利用性と増体重におよぼす影響を調査したところ、装置を利用した仔ウシは 、新規環境に慣れやすい傾向にあること、雄では群編入後の日増体重が有意...
粗飼料機能を活用した高付加価値牛肉の生産技術の開発(180)
摘要 飽食にした山羊では、制限給与と比較して脂肪蓄積量が多く、体内合成された脂肪酸割合が高くなると思われるが、不飽和脂肪酸と共役リノール酸(CLA)割合がいずれも有意に高かった。不飽和脂肪酸割合とC...
飼養管理条件と筋肉内結合組織構成成分との関係の解明(183)
摘要 すでにコラーゲンの架橋形成が進んでいる老齢畜に対する肥育が肉質に及ぼす影響を明らかにするため、成山羊に対する高栄養条件が、筋肉内コラーゲン性状及び食肉の硬さに及ぼす影響を調査した。維持区と比較...
飼養管理条件と筋肉内結合組織構成成分との関係の解明(175)
摘要 本課題では、コラーゲンの加熱溶解性や架橋形成を指標とし、飼養管理方法が赤肉の硬さや保水性に及ぼす影響について研究する。12年度は、成山羊に対する持久運動負荷が、筋肉内コラーゲン性状及び食肉の硬...
飼料を介した植物性アレルゲンの畜産物への移行性に関する基礎研究
摘要 今回使用した飼料由来の植物抗原はイタリアンライグラス、バヒアグラス、コーン花粉、チモシー、綿実、オーチャードグラス、小麦およびアルファルファ花粉の抽出物である。 泌乳牛の血清中にはチモシーをは...
近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(58)
摘要 乳牛の胃液・血液・牛乳・尿などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とした。8~12年度の間に、胃液のオンライン測定装置...
近赤外分光法による生体液の連続モニタリング手法の開発(44)
摘要 本研究では、乳牛の胃液・血液などの生体液の有する近赤外スペクトル情報から乳牛の栄養・健康状態を迅速・簡便に把握する技術体系を確立することを目的とする。10年度は、胃液、血液、牛乳のスペクトルの...
摘要 飼料品質を決める要因は各成分含量、消化率と共に自由採食量が挙げられる。そこで牧草類の自由採食量に影響を及ぼす要因を抽出し、自由採食量の簡易推定法を開発するために、乾草のめん羊による採食試験、ロ...
摘要 ウシのミトコンドリア偽遺伝子の塩基配列を約2000bp決定した。しかし、黒毛和種とホルスタイン種は全く等しい配列の偽遺伝子を保持しており、これを基にして品種識別をすることはできなかった。同じく...
摘要 牧草類の自由採食量に及ぼす要因を解析し、自由採食量の簡易推定法を開発すると共に新品種評価への適用をはかるため属間雑種フェストロリウムのロールベールサイレージを調製し、山羊を用いてその栄養価及び...
摘要 反芻動物のモデルとしてシバヤギを供試し、低栄養ストレスを中心に、家畜のストレス状態を客観的に評価する手法の確立をめざす。次に、その評価法を利用して、体内の低栄養状態を脳に伝達するシグナルの種類...
摘要 家畜の染色体DNAに存在すると予想されるミトコンドリア由来の偽遺伝子を検索し、その配列から肉種鑑別を行う。9年度はヒツジとヤギの偽遺伝子を検索した。PCRによって増幅された塩基配列646bpは...
摘要 熱帯原産の新規導入マメ科植物セスバニアの反芻家畜用飼料としての適性及び利用特性を明らかにするため、同属のカンナビナ及びロストラータ種について、多給条件での家畜の成長や体液性状への影響及び利用適...
摘要 粗飼料の消化性に及ぼす要因を実験室内で検討できるようにするために、消化性をin vitro法で評価するより簡便な方法を確立しようとした。6年度は粗飼料のin vitroでの乾物消化率をガス発生...
摘要 動物遺伝資源は新しい農用動物資源を開発するために不可欠の素材であるが、近年これらの貴重な在来種や野生種などが急速に失われつつあることから、動物遺伝資源を世界的規模で探索、収集、評価、保存する必...