家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
優性遺伝効果を考慮したゲノム情報に基づく遺伝的能力評価法の開発
要約 ゲノミックBLUP(GBLUP)法では考慮できなかった、優性遺伝効果を含むGBLUP(GBLUP-D)法を開発することで、優性遺伝効果を含んだ遺伝的能力の推定精度を高くすることができる。 キーワード ゲノム情報、優性遺...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品の内、高脂肪の素材を乾燥処理後、飼料設計を立て、0、7.5、15%の割合で配合して採卵鶏に給与すると、産卵成績、卵質成績ともに無添加群と同様か優れ...
高脂質・高タンパク質コンビニエンスストア残さの地鶏用飼料への添加
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品の内、高脂肪の素材を乾燥処理後一般配合飼料に0、10、20%上乗せして地鶏(房総地どり)に給与すると、発育が改善され、嗜好性に差がない肉が生産さ...
要約 いわゆる「家畜排せつ物法」の完全施行後においては、腐熟の指標である炭素含量と肥料成分等との間には負の関係が認められる。この関係を利用すると、腐熟のどの段階で利用することが有利か、特殊肥料の重金...
要約 排出された食品循環資源を乾燥処理すると、種類、水分含量により処理コストは約4倍の差がある。 細菌検査、鶏ひなの成長試験、鶏卵のふ化試験により、同処理物は家畜飼料としての安全性が確認され 利用可能...
要約 牛ふん堆肥中易分解性有機物は他の有機質資材に比べ総じて少なく、難分解性有機物が多い。豚・鶏ふん堆肥は幅広い分解性を示す。家畜ふん堆肥を含めた有機質資材共通の易分解性有機物の指標としてAD(酸性デ...
LCA手法による休耕地を活用した濃厚飼料供給システムの環境評価
要約 ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用い、国内畜産業への濃厚飼料供給システムを変更した場合の環境影響を評価した。米国産とうもろこしの一部を休耕地に作付けした大麦に代替えすれば、CO2換算量7.8...
要約 牛ふん、豚ぷん堆肥では0.5M塩酸を、鶏ふん堆肥では1M塩酸を用いた1:10抽出により、リン酸、塩基が湿式分解法と相関高く抽出され、この溶液中のアンモニア・硝酸・リン酸・カリウムは小型反射式光度計を用い...
豚・鶏ふん堆肥の品質評価を目的とした近赤外分析による易分解性有機物の推定
要約 豚及び鶏ふん堆肥について、近赤外分析法により高い精度で定量可能な有機物量及び酸性デタージェント繊維量の差である酸性デタージェント可溶有機物量を易分解性有機物量として推定し、これによる品質評価が...
要約 採卵鶏農家をLCA等によって環境評価する際に必要な原単位として、ウインドゥレス鶏舎内の鶏ふんやその処理物(堆肥)の含水率、有機物、栄養塩類等の濃度および環境負荷ガス発生量を、3農家の鶏舎(7件)...
要約 アレルゲン性はラット血清中IgE抗体の測定により評価する。鶏卵アレルゲンであるオボムコイドとオボアルブミンにおいて品種間差が認められる。 キーワード 鶏卵・免疫賦活・アレルゲン・品種間差 背景・ねら...
要約 食肉(牛肉、豚肉、鶏肉)の流通や小売り段階において重要な鮮度の指標である赤色度、退色割合、脂質酸化度を可視から近赤外域の分光値を用いて非破壊で短時間に測定することができる。 キーワード 食肉、肉...
マイクロサテライトマーカーによるニワトリ遺伝資源の遺伝的特性評価
要約 ニワトリ 遺伝資源の遺伝的特性を明らかにするためのマイクロサテライトマーカーを開発した。同マーカーは日本鶏10品種の類縁関係を明らかにでき、ニワトリ遺伝資源の遺伝的特性評価に有効である。 背景・ね...
要約 鶏胸肉の呈味成分であるイノシン酸、遊離グルタミン酸及び破断応力の経時的変化を主成分分析した得点は、官能検査での評価とほぼ一致することから、理化学的分析によって出荷適期の推定ができる。同時に理化...
要約 消費者は鶏卵の鮮度を重視しており、鶏卵の絶対評価値や購入意欲の得点は、ハウユニット値と高い相関関係を示す。また、ハウユニット値85以上の鶏卵の評価は際立って高く、65以下では大きく低下する傾向が...
要約 卵用種雄ヒナを用いた真の代謝エネルギー(TME)価測定法を開発した。この方法により、飼料のエネルギー価が的確・迅速・簡便に評価でき、従来の雄成鶏を用いるTME測定法とほぼ同じTME価が得られる。 背景・ね...