傾斜地における労働強度軽減のためのティレッジシステムの開発(42)
摘要 屈曲ブレード付き振動式全層破砕機の傾斜地における利用技術を確立するために、トウモロコシとダイコンについて、耕起方向の影響を検討した。傾斜上下方向作業は土壌水分の移動が促進され湿害回避に適したが...
摘要 高品質果生産を目的として、近年根域制限による栽培方法が種々の果樹で試みられている。しかし、根域制限量、適当な資材の選択については不明なところが多い。そこで低樹高を目的とし、ヤマモモを根域制限す...
摘要 一般に、大型ライシメータを利用する場合を除き、蒸発散量の測定には空気力学的方法を利用する。これに代わる簡便かつ精度よい測定法が開発されれば、従来方法の適用が困難な、土地利用が複雑な地域や、将来...
摘要 西南日本の大豆作では、開花・登熟初期が夏期の高温期と重なり、また将来温暖化・乾燥化等の環境変化が予想されている。そこで、大豆の高温環境下における気象生態反応の特徴と品質・収量変化の特性を明らか...
摘要 本年度は流域別の産地調査として、吉野川と四万十川流域の野菜産地を調査し、苗供給及び集出荷・選果過程での産地間連携の条件を解明した。このうち野菜苗に関しては、隣接する町村が共同で育苗施設を整備す...
摘要 平成4年3月12日から3月29日にイラン及びパキスタンの農業環境劣化と農業環境研究の現状を調査した。イランでは農業生産や水利施設の管理不備のため、水路の漏水、地下水上昇による塩害や湿害発生地域...
摘要 今年度は、間伐による各種立地環境の変化を土壌水分張力、林床植生量、土壌水溶存成分濃度の計測から検討する。1991年4月に本数率で35%(ヒノキ)、42%(スギ)の間伐を行った。枝葉供給量(生)...
摘要 今年度は主要林床植生種の養分特性を、養分要素毎の季節変動から明らかにする。また、土壌水溶存成分と林床植生の養分特性との相互関係を解明する。主要養分要素のうちNの場合、新葉展開直後の含有率が高く...