5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (i)キノアの播種時期と栽植密度
摘要 標高315m(平坦地)では4月上旬~中旬、標高955m(高冷地)では4月中旬~下旬にキノアを播種すると、標高別に同等の生育、収量等が得られると考えられた。栽植密度は30~180株/m2で子実収量および品質に顕...
5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (ii)施肥量とキノアの生育、収量
摘要 平坦地と高冷地における基肥窒素量を変えた時のキノアの収量は、平坦地、高冷地ともに窒素1.6kg/aまでは基肥の増加に伴い多収になる傾向があり、それ以上増肥しても収量は増加しなかった。 肥料の分施が...
5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (iii)キノアの病害虫発生消長
摘要 主要な害虫はアブラムシ類、カメムシ類、カメノコハムシ及びスリップス類であった。カメムシを対象とした薬剤の防除効果は低かった。 研究対象 キノア 戦略 園芸 専門 虫害 部門 その他作物
5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (iv)キノアの現地実証
摘要 標高の異なる4カ所で現地実証試験を行った。その結果、一部で気象等の影響による発芽不良や子実品質低下が見られたが、標高250~910mの地域で13~21kg/a程度の収量が得られた。 研究対象 キノア 戦略 園芸...
5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (v)キノアの優良系統選定
摘要 平坦地および高冷地で5系統の比較試験を行った結果、収量、耐倒伏性等の観点から、対照としたNL6系統が最も優良系統であった。 研究対象 キノア 戦略 園芸 専門 育種 部門 その他作物
5.地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発(1)新作物キノアの生態調節機能の調査とその利用技術の開発 (vi)キノアの安定栽培技術
摘要 キノア種子(NL6系統)は5~45℃までの幅広い温度域で発芽し、15~35℃の発芽率は95%以上となった。種子の千粒重及び白度は発芽率と正の相関が見られた。また、良質種子選別技術として比重選別機の利用は有効...
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (i)播種時期、栽植密度とキノアの生育、収量
摘要 キノアは株間をかえても収量には影響を及ぼさないことが示唆された。また、播種適期は出芽率、収量、子実外観品質の観点から平坦地が4月上旬から中旬、高冷地が4月中旬から下旬であると考えられた。 研究...
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (ii)施肥量とキノアの生育、収量
摘要 基肥窒素量の増加に伴い収量は増加する傾向にあったが、追肥の有無は収量に影響しなかった。 研究対象 キノア 戦略 園芸 専門 土壌肥料 部門 その他作物
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (iii)キノアの病害虫発生消長
摘要 主要な害虫はアブラムシ類とカメムシ類であった。特にアブラムシ類は穂にすす病を激発させたが、脱穀作業などにより調整後の子実への影響はなかった。収穫直前の穂にカメムシ類が多量に寄生したが、実害の...
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (iv)覆土、土壌水分とキノアの出芽
摘要 灰色低地土と黒ボク土におけるキノアの出芽最適覆土は0.5cm、最適土壌水分は灰色低地土が10%(水/乾土)以上、黒ボク土が30%(水/乾土)程度であると考えられた。 研究対象 キノア 戦略 園芸 専門 栽培生理 ...
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (v)キノアの優良系統選定
摘要 出芽良否、汚粒程度、子実収量、千粒重の観点からCauquenes、Q-1、Q-2、Q-3の4系統が有望系統であると考えられた。また、BaerCajon、BaerUnionは茎色等が赤く、景観作物としての利用も考えられた。 研究対象...
20.地域植物資源の維持、保存と利用技術 (2)機能性作物等新品目の特性調査 (vi)キノアの内容成分調査
摘要 平坦地(標高315m)と高冷地(標高955m)において、播種時期を変えて栽培されたキノア(7点)と外国産キノア(2点)および他雑穀(4点)の内容成分を調査した。 研究対象 キノア 戦略 園芸 専門 栽培生理 ...
12.地域植物資源の維持・保存と利用技術の開発(2)機能性作物等新品目の特性調査(i)キノア
摘要 キノアの播種時期を標高950m、窒素施肥量を平坦地において検討した。播種時期は5月上旬以降、窒素施肥量は1.0~1.5kg/aとすれば安定した栽培ができると考えられた。 研究対象 キノア 戦略 土地利用型農業 専...
摘要 新導入のアンデス産作物は日本での適応性は低いが、キノアとタルイは比較的適応性が高い。しかし、2作物とも生育は良いが結実が不良で、現在の導入系統では四国での経済栽培は困難と考えられる。オカ、オユ...