要約 シイタケの栽培には菌床栽培と原木栽培がありますが、どちらの栽培方法でも害虫が発生します。これらの害虫を、化学農薬ではなく、天敵微生物をつかって防除する方法を確立しました。 背景・ねらい シイタケ...
要約 原木栽培および菌床栽培の乾シイタケについて、国産と中国産の炭素・窒素同位体比を比較し、栽培方法および産地による特徴的な分布から、国産と中国産の乾シイタケの産地が判別できる。 キーワード 産地判別...
菌床しいたけ害虫ナガマドキノコバエを捕らえるLED誘引捕虫器の開発
要約 「光」と「匂い」の相乗効果でナガマドキノコバエ成虫を誘引し、強力な粘着シートで捕らえる、「LED誘引捕虫器」を開発しました。 背景・ねらい 我が国で生産される生しいたけの8割近くは、菌床栽培によって...
セルラーゼ剤によるトウガラシマイルドモットルウイルスの感染抑制
要約 市販の数種のセルラーゼ剤には、トウガラシマイルドモットルウイルスの感染を抑制する効果がある。ウイルス液と混合すると感染力が低下し、また、あらかじめピーマンの茎葉に噴霧処理することによって、その...
窒素肥料成分の有機物代替による夏秋ハクサイ栽培における収量および品質20
要約 ハクサイ夏秋作型の減化学肥料栽培において、窒素成分を有機物により代替した場合、なたね油かすでは収量は慣行と同等で、100%代替でポリフェノール含量が高まる。コーンコブ堆肥では収量は70%程度であるが...
消毒液自動噴霧ハサミを用いたピーマンモザイク病の接触伝染防止
要約 トウガラシマイルドモットルウイルス罹病ピーマンの葉柄切断や葉面への切り込み時に、シイタケ菌糸体抽出物液剤やスキムミルク水溶液で消毒液自動噴霧ハサミの刃を洗浄すると、隣接する健全ピーマン株へのPM...
消毒液自動噴霧ハサミを用いたピーマンモザイク病の接触伝染防止
要約 トウガラシマイルドモットルウイルス罹病ピーマンの葉柄切断や葉面への切り込み時に、シイタケ菌糸体抽出物液剤やスキムミルク水溶液で消毒液自動噴霧ハサミの刃を洗浄すると、隣接する健全ピーマン株へのPM...
要約 1980年以降、日本海側の広い範囲で猛威を振るっているナラ類集団枯損の原因は、カシノナガキクイムシによって運ばれる新種の病原菌によって引き起こされた萎凋病害であることを明らかにした。 背景・ねらい ...
要約 ゴルフ場シバ草地におけるクシナシスジキリヨトウの初発生と,わが国では害虫とは考えられていなかったイラクサギンウワバの多種作物での発生を確認した。また,シイタケ菌床栽培におけるムラサキアツバの害...
要約 ケナガコナダニがきのこ菌床栽培培地に害菌を運び込むことを確認した。ケナガコナダニやサジボウヒナダニなど害菌を伝搬するダニは、ジャガイモ・糖・寒天培地トラップでモニタリングすることが可能である。...
イネ種子伝染性病害に防除効果のある糸状菌Trichoderma atroviride
要約 県内の植物根圏より分離したTrichoderma atroviride SKT-1株は、イネもみを胞子懸濁液に浸漬することにより、糸状菌病のばか苗病、細菌病のもみ枯細菌病、苗立枯細菌病に対し、従来の化学農薬と同等の防除効...
背景・ねらい 近年、キノコの菌床栽培が一般に普及したことに伴い、栽培現場からダニの発生に対する問い合わせが急増している。これまでの研究により、食菌性のコナダニ類が栽培キノコや、キノコ病害菌の菌糸を好...
要約 キノコに多大の被害を与える細菌Pseudomonas tolaasiiは、病原毒素としてトラシンを生産する。今回、罹病ヒラタケから分離された非病原細菌が、トラシンの生産を完全に阻害し、キノコ腐敗病の防除に有効であ...
要約 シイタケ菌、ヒラタケ菌のふすま培養物を圃場施用することにより、土壌中のトリコデルマ属菌の密度が高まり、ダイズ白絹病の発生を顕著に軽減する。 背景・ねらい ダイズ白絹病は西南暖地の転換畑大豆作で常...
背景・ねらい 1970年頃から九州地方において、シイタケほだ木の黒腐病(口絵写真)による被害が発生し宮崎県、大分県の山間部を中心に多大な被害を与えた。本病害の特徴は、ダイダイタケやカワラタケといった栄養...
要約 シイタケ菌,ヒラタケ菌のふすま培養物を圃場施用することにより,土壌中のトリコデルマ属菌の密度が高まり,ダイズ白絹病の発生を顕著に軽減する。 背景・ねらい ダイズ白絹病は西南暖地の転換畑大豆作で常発...