要約 水田土壌は、水田の汎用化に伴い乾田化が進み、pHは低下し、次表層のち密度は増加している。しかし、稲わらや転作作物の残渣を鋤きこむことにより、全窒素量および全炭素量は維持できる。 キーワード 乾田化...
生ごみメタン発酵消化液の特別栽培小麦への追肥利用と散布機の開発
要約 生ごみ原料メタン発酵処理残さ液(消化液)は、特別栽培の小麦への追肥効果が鶏ふんより高く、収量の向上、粗タンパク質が向上する。消化液の小麦追肥散布機を試作し作業可能面積を試算した。 キーワード コ...
要約 茶葉抽出滓類はいずれも硝酸態窒素を取り込み、その量は炭素1g当たり10~12mgとほぼ一定である。窒素含量が多くC/N比が低い煎茶滓等は、ウーロン茶滓に比べて茶滓由来の窒素無機化量が多いため土壌中無機態...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
要約 乾燥豚ぷん、オガクズ牛ふん堆肥、発酵鶏ふんの3種の資材について、窒素の肥効率を明らかにした。化学肥料の窒素利用率を100として比べた窒素の肥効率は乾燥豚ぷんが54~70,オガクズ牛ふん堆肥が33~36,...
要約 「シュンライ」は早生強稈で、耐倒伏性・品質・加工適性に優れ、収量性も安定した品種である。本県の平坦地から準高冷地帯(標高800mまで)を対象に奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 県内の六条...
要約 オオムギ縞萎縮病抵抗性を有し、栽培性、醸造適性に優れた「きぬか二条」の栽培法を明らかにした。播種期は11月上旬から中旬、播種様式は条播が適する。播種量は0.7kg/a、施肥量は全量基肥0.9kg/aで安定多収...
要約 バンドウワセで70kg/aの多収を得るための収量構成要素は、穂数580本/㎡以上、1穂粒数29粒、千粒重41.5gであり、このための施肥体系は基肥0.8kg/aに2月中下旬追肥0.2kg/a と減数分裂期(4月上旬)追肥0.2kg/a...
要約 黒ボク土畑地作土の硝酸態窒素(以下NO3-N)は積算降水量700mmで1m以下の層に溶脱する。溶脱量は化学肥料、有機質肥料にかかわらず多肥により増加する。ポリフィルムマルチ処理は溶脱量を減少させるが、緩効性...
要約 速効性肥料と被覆肥料を組み合わせて小麦播種時に全量基肥施用することにより、小麦の追肥及び大豆の施肥を省略でき慣行栽培並の収量を確保できる。 背景・ねらい 近年、利用効率が高く溶脱等が少ない被覆肥...
成果の内容・特徴