要約 クマモトネグサレセンチュウは、接種試験に供試した作物のうちキクを含む3作物で増殖が認められ、ニセミナミネグサレセンチュウはキクを含む9作物で増殖が認められる。線虫抑制作物7作物では両線虫種の増殖...
要約 ハブソウ、らっかせい、かんしょ、アフリカンマリーゴールド、フレンチマリーゴールド、野生エンバクの6種植物は、約3ヶ月間栽培することで無処理に比べクマモトネグサレセンチュウの密度をより低減する。特...
京都府における果菜類及び豆類のLiriomyza属ハモグリバエの発生種構成
要約 京都府におけるトマト、キュウリなどに発生するLiriomyza属ハモグリバエは、トマトハモグリバエ、マメハモグリバエ及びナスハモグリバエの3種である。トマトハモグリバエが我が国に侵入・定着した2000年以...
紙ポットと殺菌剤(粒剤)を用いたベニバナインゲンの3種土壌病害に対する簡易防除
要約 ベニバナインゲンを紙ポットで育苗し、移植時にオリサストロビン粒剤を1g株元散布すると白絹病、リゾクトニア根腐病に対する防除効果が高くなる。また、同様にメタラキシル粒剤を0.5g株元散布すると茎根腐...
要約 ホルモン型の除草剤であるクロピラリドが牛ふん堆肥中に残留している場合、トマト栽培における生育障害の原因となることがある。トマト以外でもナス科、マメ科、キク科、セリ科に属する作物はクロピラリドに...
要約 暖地二期作栽培のジャガイモにおいて、アザミウマ類の発生圃場率は高く、春作では生育中後期や収穫期、秋作では生育初期から中期にかけて密度がピークになるが、発生密度は概ね低い。発生種はネギアザミウマ...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
要約 主に開花期の花きを対象とした発生実体調査の結果、広く発生が認められたのはミカンキイロアザミウマ及びヒラズハナアザミウマで、ネギアザミウマがこれに次いだ。また、これら3種による花器での被害が目立...
要約 従来のアマランサス子葉を用いた生物検定法を改良することにより、高感度で迅速にサイトカイニンを検出できる方法を開発した。 キーワード アマランサス、生物検定法、サイトカイニン野菜・茶業試験場 花...
要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...
要約 カーネーションを加害するアザミウマ類はネギアザミウマが主で、蕾が5mm以上になると寄生が始まる。防除は出蕾日から粒剤と散布剤を組み合わせた体系で行うとともに、発生密度の低下のため周辺の環境整備も...
要約 キクを加害するアザミウマ類は葉ではダイズウスイロアザミウマ、ネギアザミウマ、クロゲハナアザミウマの3種が主で、蕾に入り込むのも同種であり、ヒラズハナアザミウマとハナアザミウマは開花初期から寄生...
要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...
要約 小麦後作大豆の散播浅耕栽培では麦稈すき込みと1回の耕起を前提とするため除草効果は低下しやすいが、播種後の土壌処理剤としてリニュロン水和剤15g/a+アラクロール乳剤30ml/aの現地混用では除草効果が高く...