加工適性と規格内子実重に優れる大納言小豆新品種候補「十育154号」
要約 あずき「十育154号」は加工適性に優れ、「アカネダイナゴン」より百粒重が重く、大納言小豆規格内子実重に優る。また雨害粒の発生が「ほくと大納言」より少なく、アズキ落葉病、茎疫病に抵抗性を持つ。 キー...
要約 VA菌根菌の宿主作物を前作物として栽培すると、後作のダイズ栽培ではVA菌根菌の感染率が増加する。その結果、ダイズのリン酸吸収が促進されて、5~10 kg P2O5/10aのリン酸減肥が可能となる。 キーワード VA...
可食部CdがCODEX基準値案を越えない土壌の可溶性Cd含量の推定法
要約 マメ、コムギでは可食部Cd含量と土壌の0.01M塩酸可溶性Cd含量の間に高い正の相関があり、この関係からCODEXで検討されている作物可食部Cd含量の基準値案を越えない土壌Cd含量が推定できる。 キーワード マメ...
要約 「十育147号」の成熟期は、「エリモショウズ」や「きたのおとめ」より早い“早の晩”で、落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性である。開花期頃の低温に対する抵抗性は“やや強”で「エリモショウズ...
要約 「きたろまん」は落葉病・茎疫病(レース1)・萎凋病に対して抵抗性で、成熟期は「エリモショウズ」より早い“早の晩”である。開花期頃の低温抵抗性は“やや強”、倒伏抵抗性は“強”で、いずれも「エリモショウ...
要約 アズキ茎疫病菌レースの地理的分布を明らかにする。本病の薬剤による防除は、 開花期間前半(8月上旬)までの発病を抑えるための予防的な茎葉散布が重要である。ま た、培土処理は、排水の悪い圃場で有効であ...
外観品質に優れ落葉病・萎凋病抵抗性の極大粒あずき新品種候補系統「十育143号」
要約 あずき「十育143号」はアズキ落葉病、萎凋病抵抗性の大納言小豆系統であり、「アカネダイナゴン」より30%以上子実が重い極大粒で種皮色が明るく、外観品質に優れる。また「ほくと大納言」より雨害による濃...
要約 リン酸吸収を菌根に依存しないアーバスキュラー菌根菌非宿主作物の生育は、前作物の影響を受けにくい。一方、宿主作物の生育・収量は宿主作物跡地で優る。しかし、前年に宿主を栽培することによる増収効果に...
複合耐病性を持ち製餡適性に優れるあずき新品種候補系統「十育140号」
要約 あずき 「十育140号」は北海道で最初のアズキ落葉病、茎疫病、萎凋病に複合抵抗性を持つ中生の系統であり、種皮色、子実の形は「エリモショウズ」に類似し、餡色が良好(赤紫系)で風味が強く製餡適性に優れ...
複合耐病性を持ち製餡適性に優れるあずき新品種候補系統「十育140号」
要約 あずき「十育140号」は北海道で最初のアズキ落葉病,茎疫病,萎凋病に複合抵抗性を持つ中生の系統であり,種皮色,子実の形は「エリモショウズ」に類似し,餡色が良好(赤紫系)で風味が強く製餡適性に優れる。 ...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
有機物連年施用がダイズシストセンチュウ密度及び菌寄生卵率に及ぼす影響
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低い。また、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高い。 背景・ねらい ダイズシストセンチュウは...
有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...
要約 あずき「十育133号」は北海道の大納言小豆の主要品種である「アカネダイナゴン」より大粒で大納言規格内子実収量が多く、種皮色が淡く、外観品質・加工適性ともに優れた、中生の大納言系統である。 背景・ね...