
殺虫性蛋白質Cry1Abのウシおよびブタの小腸上皮細胞への影響評価
要約 殺虫性蛋白質Cry1Abは、ウシおよびブタの小腸上皮細胞膜に対する結合親和性が低く、細胞膜電位への影響も認められないことから、ウシおよびブタの小腸上皮細胞膜に対する傷害性はないと推察された。 キーワ...

要約 バッタの体色を黒化する神経ペプチドとして知られているコラゾニンが、カイコ幼虫脳から単離され、カイコでコラゾニンは吐糸の阻害という他の昆虫種にはみられない新規な生理作用を示した。 キーワード 昆虫...

耐虫性遺伝子組換えトウモロコシの花粉に含まれる Btトキシンの生物検定法
要約 ヤマトシジミは,Btトキシン(Cry1Ab)遺伝子を組換えたトウモロコシの花粉に対して感受性が高く,Bt花粉の非標的鱗翅目昆虫への毒性を推定するのに適している。検定品種の花粉密度を変えて生葉片上に載せ,...

要約 飼育現場で自給可能な4齢蚕用および5齢蚕用人工飼料を試作した。その飼料と当場で開発した簡易稚蚕人工飼料育装置を用いた全齢人工飼料育では、1年を通し安定した繭生産が可能である。 背景・ねらい 繭生産...

要約 蚕糸・昆虫農業技術研究所で保有している昆虫培養細胞株について、特性データ及び画像データのデータベース化を図るとともに、電子情報としてWWWホームページから外部に公開しうる検索機能を有するシステム...

昆虫ポックスウイルス封入体による核多角体病ウイルスの感染力の増進
要約 ドウガネブイブイ昆虫ポックスウイルスが生成する封入体の一種であるスピンドルを添加することにより、カイコおよびクワゴマダラヒトリの核多角体病ウイルスの感染力が著しく増進する。 背景・ねらい 核多角...

要約 カイコやハスモンヨトウ、アワヨトウ等鱗翅目昆虫を、凍結融解処理を施すことにより効率的に昆虫体液を採取する技術を開発した。 背景・ねらい 近年、医療用や食品工業等の分野で用いられる希少有用蛋白質を...

要約 数種の鱗翅目昆虫にサクサン由来の微胞子虫Nosema sp.を経口接種したところ、通常の飼育条件ではカイコへの感染が認められず、その他の鱗翅目昆虫には広く感染が認められることから、害虫防除の新たな素材と...

トノサマバッタのアルピノ系統を利用した体色誘導ホルモン生物検定法
要約 トノサマバッタのアルビノ系統にノーマル系統の神経系や内分泌系器官を移植すると、移植された幼虫の体に様々な色が誘導されることが明らかとなり、アルピノ幼虫を利用して体色誘導物質の生物検定法を確立し...

要約 桑葉は一度茹でることで食味が向上し、調理品としての評価が高く、加工品は、茹でた桑葉の乾燥粉末を利用した麺類、搾汁を利用した豆腐、及び菓子への利用ができ、また、冬期生産の桑葉は葉が小型化するため...