イアコーンサイレージ生産利用のための畑作経営と酪農経営の連携条件
要約 目標計画法によるシミュレーションの結果、経産牛飼養頭数100頭で経営面積42.5haの酪農経営と経営面積70haの畑作経営が連携した場合、イアコーンサイレージ(ECS)の価格が10a当たり5万500円、原物1kg当たり29...
要約 ソルガムは倒伏すると糖の代謝や輸送に関わる特定の遺伝子が強く発現し、そのため茎部の糖含量が低下し、更に糖組成が主にショ糖からグルコースとフルクトースに変化する。これらの遺伝子を用いて茎部の糖の...
要約 アワノメイガやコナガの匂い物質結合タンパク質遺伝子クラスターの構造を解明し、チョウ目昆虫のゲノムデータと比較することにより、ある特定の種で重複・欠失していること遺伝子を同定でき、種特異的な機能...
自給粗飼料による肉用牛生産システム導入で環境影響を低減できる
要約 放牧を含む自給粗飼料による肉用牛生産で生じる環境への影響は、気候変動、酸性化、富栄養化およびエネルギー消費の各評価項目で、輸入濃厚飼料に依存する慣行生産システムでの値を概ね下回る。草地への化学...
新規アルカリ好熱嫌気性菌Herbivorax saccincola A7はバイオマス分解能に優れる
要約 リグノセルロース系バイオマスを原料とする堆肥から分離した新種の好熱嫌気性細菌<...
ソルガムの茎部への糖蓄積過程で発現するSWEET遺伝子群の発見
要約 ソルガムの糖のトランスポーターをコードするSWEET遺伝子には葉で強く発現するSbSWEET8-1遺伝子と茎で強く発現するSbSWEET4-3遺伝子があり、これらの遺伝子産物が共同することに...
高糖分WCS用稲を微細断し高密度輸送・サイロ調製する収穫体系
要約 高糖分WCS用稲「たちすずか」などを長稈対応微細断収穫機(ワゴンタイプ)で収穫し、ダンプトラックで飼料基地や牧場まで高密度輸送し、バンカーサイロなどで調製する体系により、片道輸送時間20分~30分の近...
WCS用稲をトラックでバラ積み輸送し飼料基地で調製する低コスト作業体系
要約 WCS用稲生産圃場と飼料基地が片道約20分以内であれば、ワゴンタイプ収穫機とトラックによるバラ積み輸送、飼料基地でのロールベール調製を組み合わせる体系の方が、慣行の専用収穫機体系より低コストで稲WCS...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
要約 ソルガムの根からの硝化抑制物質の分泌には、根圏pH、アンモニウムイオン(NH4+)の取り込み、細胞膜H+-ATPアーゼ(ATPの加水分解エネルギーを利用してH+を細...
要約 ロールベールを垂直に持ち上げ可能なクランプとホイスト秤による計量・運搬装置。クレーン付トラックに懸架することで、クレーン付トラック1台でロールベールの保管場所や圃場においてロールベールの重さを...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
要約 夏秋イチゴ新品種「サマーフェアリー」は四季成り性品種であり、果皮色は赤で、光沢がよい。多収性で、食味も良く、果実硬度も硬いため業務用の夏秋どり栽培に適する。 キーワード イチゴ、四季成り性、夏秋...
要約 休耕田や耕作放棄地で小規模放牧を行うことにより、化石燃料由来の補助エネルギーの投入量を抑え、エネルギー利用効率の高い草地生産が行える。 キーワード エネルギー収支、計算シート、放牧、ウシ、エネ...
要約 豚ぷんペレット堆肥と化学肥料を組合せた施肥によるトウモロコシ栽培は、化学肥料のみの栽培と同等の収量と養分総量が得られる。また、豚ぷんペレット堆肥栽培の生育期間中の土壌中硝酸態窒素濃度は、浅い層...
LCA手法による休耕地を活用した濃厚飼料供給システムの環境評価
要約 ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用い、国内畜産業への濃厚飼料供給システムを変更した場合の環境影響を評価した。米国産とうもろこしの一部を休耕地に作付けした大麦に代替えすれば、CO2換算量7.8...
細断型ラップサイロ体系と固定サイロ体系によるトウモロコシサイレージ生産の比較事例
要約 細断型ロールベーラの導入効果を従来の固定サイロ体系と比較すると、収穫調製における全作業時間に大きな差は認められないものの、サイロ詰め作業の省力効果が大きく、細断型ラップサイロ体系によるトウモロ...
要約 バッタの体色を黒化する神経ペプチドとして知られているコラゾニンが、カイコ幼虫脳から単離され、カイコでコラゾニンは吐糸の阻害という他の昆虫種にはみられない新規な生理作用を示した。 キーワード 昆虫...
熱赤外リモートセンシングによる表面温度は土壌面CO2フラックスの広域評価に有効である
要約 渦相関法により測定した裸地期間の土壌面CO2フラックスは地中温度や土壌水分よりも熱赤外リモートセンシングにより得られる表面温度と密接に関係していることが判明した。広域観測が容易な表面温度による評...
要約 次作に対する肥効、菌根菌感染、根粒菌着生、ネグサレセンチュウ発生抑制から、エンバク(野生種)はダイズと、ヒマワリ、マメ科緑肥はタマネギ、トウモロコシと、シロカラシ、マメ科緑肥はテンサイと組み合...