ほうれんそうに含まれるルテイン定量法と日本農林規格(JAS)化
要約 生鮮・冷凍ほうれんそうについて、汎用性の高い高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法により、再現性の高いデータを取得する。ほうれんそうは、ルテインとその異性体やクロロフィル等を含むが、本法はルテイン...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
輪作およびヘアリーベッチのライブマルチを利用したカボチャ立枯病の耕種的防除
要約 カボチャ栽培においてトウモロコシやダイズ(エダマメ)を導入した輪作およびマメ科牧草の一種、ヘアリーベッチのライブマルチとして利用するとカボチャ立枯病発病抑制効果が得られる。 キーワード カボチャ...
重窒素自然存在比法を用いたサトウキビおよびBrachiaria属牧草の窒素固定量の推定
要約 圃場における植物体内細菌(エンドファイト)による窒素固定量を、重窒素自然存在比法により推定できる。1作あたりの窒素固定量はBrachiaria属牧草で0.67~4.32kg 10a-1(窒素固定寄与率17~28%)、サトウ...
ニガウリ葉に含まれる摂食阻害物質の同定と鱗翅目昆虫の摂食阻害
要約 ニガウリ葉より、広食性のハスモンヨトウと、より狭食性のアワヨトウに摂食阻害作用を示す、モモルディシンⅡおよび新規配糖体物質を単離、同定した。広食性昆虫に比べて狭食性昆虫での阻害度が高く、この差...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...