要約 ネギ属遺伝資源を長期間安定的に保存できる技術である。ネギ属茎頂に処理液で脱水耐性を付与した後、風乾で脱水し-80°C冷凍庫で急速冷却すると、一年間保存後の再生率は液体窒素を用いた超低温保存品と大差...
要約 わけぎ、にんにくのウイルスをポティウイルス科特異的プライマーを用いて増幅し、遺伝子配列の相同性で種を特定する。明らかとなった3種ウイルスの特異的フライマー用いて、RT-PCR法で検出できる。 キーワ...
要約 ワケギ優良系統「熊本わけぎ2号」は、郷土料理`ひともじのぐるぐる'に適し、春どり栽培で多収性である。また、「熊本わけぎ冬」と組み合わせることにより周年栽培を可能とする。 キーワード ワケギ、系統、...
要約 ワケギの葉先枯れ症である中央部から白く色抜けする症状の発生要因の一つはマンガン過剰であり、葉先部のマンガン含有率が1000 mg/kg以上で発生がみられる。また、葉先部のみ黄化褐変する症状の発生要因の一...
ハウスミカンに発生した合成ピレスロイド系薬剤抵抗性ネギアザミウマ
要約 佐賀県で発生したハウスミカンを加害するネギアザミウマは、広範な植物に寄生する従来の個体群とは形態的に差異がある。この個体群は、従来の個体群に対し感受性が高いビフェントリン水和剤、トラロメトリン...
要約 「佐賀2号」は、ワケギ品種「ビルマ在来」とネギ品種「九条太」を両親とする3倍体のワケギで、草丈が高く、葉身が太い大型の系統である。本系統は、他のワケギ品種に比べて低温期の伸長性が優れ、秋冬作に適...
要約 4月まき葉ネギを、遠赤色光カットフィルムを用いてトンネル栽培することにより、葉鞘基部の肥大が抑制され、高品質化する。 キーワード ネギ、遠赤色光カットフィルム
背景・ねらい 葉ネギのトンネル栽...
遠赤色光の抑制並びに紫外線の除去によるワケギのりん茎肥大抑制効果
要約 ワケギの夏どり栽培において、FR(Far Red 730±5nm)を低下させてR(Red660±5nm)/FR比を高めること、また、紫外線を除去することにより、りん茎の肥大を抑制させることができる。 背景・ねらい ワケギの夏...
要約 染色体識別マーカーを用いることにより、3倍体ワケギの実生でシャロット由来染色体の欠失を識別できる。また、マーカーの有無で分けた実生群間の検定により、結球性に関わる遺伝子は第1、第2及び第5染色体に...
要約 ねぎの根腐萎凋病は北海道の6市町で発生しておりFusarium oxysporumの新分化型の可能性が高い。変法駒田培地によって土壌中の病原菌密度の測定が可能で、土壌診断に利用できる。品種、根部浸漬剤等による本...
3倍性ワケギ品種「さが乙女」に含まれるシャロット染色体の識別マーカー
要約 ワケギ品種「さが乙女」に含まれる8本のシャロット染色体は、8種類のRAPDマーカーにより各々識別することができる。これらのマーカーを用いることにより、シャロットの染色体が欠失した変異体を容易に選抜す...