転炉スラグを用いた土壌pH矯正による土壌伝染性フザリウム病の被害軽減
要約 転炉スラグを原料とした石灰肥料を施用して土壌pHを矯正すると土壌伝染性フザリウム病の被害が軽減し、土壌pH7.5前後までは微量要素欠乏による生育の影響は見られない。また、耐病性品種の利用や太陽熱消毒...
イチゴ「さがほのか」のクラウン部冷却と短日処理による夏秋期の連続収穫
要約 中山間地域でのイチゴ「さがほのか」の高設栽培において、7月上旬の定植後、水温18℃程度の井戸水を用いたクラウン部冷却と、日長8時間の短日処理で、頂果房、第1次および第2次腋果房の出蕾が連続し、8月から...
キュウリ誘引用支柱を利用した簡易ハウスでの高収益野菜栽培体系
要約
キュウリの誘引用支柱を利用して作成した簡易ハウスは、安価で設置が容易な点が特長である。このハウスを活用し、夏秋キュウリと冬野菜とを組み合わせた栽培体系を導入することで農...
積雪寒冷地におけるイチゴ四季成り性品種による夏秋どり栽培体系
要約 雨よけハウスにおいて、四季成り性品種「エッチエス- 138」の株冷蔵苗を4月下旬に定植することで、土耕栽培による7月から10 月までの夏秋どりが可能であり、株当たり410 ~ 570 gの商品果収量が得られる...
二槽ハンモック気化冷却ベンチによる四季成り性イチゴの夏秋どり栽培
要約 二槽ハンモック気化冷却ベンチを利用した四季成り性品種による夏秋どり栽培では、冷蔵苗を用い春に定植し、7月から11月に収穫する体系で、業務用に適する良質な果実生産が可能で、高収益な栽培となる。 キー...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの春定植・夏秋どり栽培において、4~5花房を着果させた後、8月中旬まで発生する花房を摘除することによって、放任に比べ9月中の収量を増収できる。 キーワード イチゴ、四季成...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した...
要約 遮根シートで水流と根圏を区分し、根が水中に伸びられるように改良した底流循環型の毛管水耕装置でスイートピーを栽培すると、初期生育が旺盛で出荷期が前進し、切り花品質も向上する。 キーワード 底流循環...
イチゴ「とよのか」の高設床での花芽未分化セル成型苗の定植栽培
要約 セルトレイで、20~30日間育苗して発根させたの花芽未分化苗を高設床に定植し、育苗後期の土壌養分制御によって、花芽分化を誘導させる省力的で新しいイチゴ「とよのか」の栽培体系を確立した。長崎県総合農...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
イチゴの高設床での花芽分化誘導条件に遭遇していない苗の定植栽培
要約 セルトレイで、20~30日間育苗して発根させたイチゴの花芽未分化苗を高設床に定植し、育苗後期の土壌養分制御によって、花芽分化を誘導させる省力的で新しい栽培体系を確立した。長崎県総合農林試験場・野菜...