北海道東部の採草地における亜酸化窒素の発生時期および発生量*
要約 北海道東部の採草地における亜酸化窒素の発生は,窒素施肥後および牧草収穫後に盛んになる。亜酸化窒素発生量は,窒素施肥量の増加に応じて,またマメ科牧草混播により高まる。5~10月における施肥由来の亜...
要約 表計算シートにより、放牧草地での搾乳牛の乾物採食量と草地の窒素収支の大まかな推定をする。必要なデータの多くは、飼料成分表等を参照することにより利用できる。 背景・ねらい
搾乳牛の放牧では...
要約 ダッタンソバ「北系1号」は自殖性で、畑作地帯だけでなく、普通そば(他殖性、虫媒)が栽培できない冷涼な地帯でも栽培できる。普通そばより収量性が高く、機能性成分であるルチン含有量も多いが、子実は小さ...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
寒地型牧草の採草地を活用したウインターコントロールグレイジング
要約 オーチャードグラス及びトールフェスク主体の採草地において、12月の放牧開始時の備蓄草地の草量を360DM㎏/10a程度に高めることにより、1頭あたり約45aの面積で黒毛和種成雌牛を12~3月の冬期間、無畜舎、補...
高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術
要約 高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術より「スズホ」を密植し、10月上~下旬にカッティングロールベーラで収穫・調製する体系を組み立てた。この体系の収穫・...
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正比例の関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
要約 近赤外分析法によって牛ふん 堆肥中の全窒素、リン酸、粗灰分含量、電気伝導率(EC)及びC/N比の推定が可能であり、迅速な品質判定に利用できる。 背景・ねらい 良質な堆肥の生産と利用を促進するため...
要約 永年牧草地への乳牛未熟堆肥3.5t/10a(総窒素量16㎏/10a程度)の秋施用は、翌年の化学肥料による窒素追肥量20㎏/10aのうち6~8㎏/10aの節減効果があり、年3回の追肥のうち1回の省略が可能である。 背景...
黄熟期におけるトウモロコシの微量要素濃度エゾノギシギシ自動検出型スポットスプレーヤ
要約 全国各地より収集した黄熟期のトウモロコシの微量要素(Fe、Mn、Zn、Cu、Mo、Co、Ni)濃度について実態を明らかにした。Fe、Mn、Coは、日本標準飼料成分表に示された乳熟期の値と比べて低い濃度である。 背...
粗蛋白質含量に基づくアルファルファの分解性・溶解性蛋白質とミネラルの評価
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正の相関関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
要約 メドウフェスク草地を集約放牧利用した場合の牧草の収量と栄養価、乳牛による嗜好性、産乳量はペレニアルライグラスと同等である。毎回の入牧時草高は、植生維持の観点から、ペレニアルライグラスよりやや高...
要約 近赤外分光法により、肉牛ふん堆肥では水分、全窒素、リン酸、加里、石灰、苦土、および全炭素を、鶏ふん堆肥では水分、全窒素、石灰、苦土および全炭素を迅速に推定することができる。福岡県農業総合試験場...
ペレニアルライグラス品種「ヤツナミ」の育成牛における短期輪換放牧による評価
要約 ペレニアルライグラス品種「ヤツナミ」の草地で短期輪換放牧を行った結果,夏期における雑草の混入割合が少なく,安定したクローバ率の植生を維持することができる。ジャージー種育成牛を放牧した場合には0.35...
要約 スラリー中窒素の畑作物に対する肥効率は全窒素では35%程度、アンモニア態窒素では70%程度で化学肥料を代替しうる。秋まき小麦収穫跡地への施用はエン麦などの緑肥の作付けが必須で9月中旬までである。当年...
要約 牧草地への家畜糞尿の多量施用は牧草中のカリウム・硝酸態窒素含量、イオンバランスの上昇を引き起こす。窒素多肥は原料草のCP分解特性に影響するが、サイレージにその影響は反映しない。表面施用した堆肥の...
要約 乳牛糞尿処理物の養分含量は電気伝導度と乾物率の測定で簡易な推定が可能である。維持管理時の草地に施用した糞尿処理物の窒素肥効率は施用時期により大きく変動する。そこで、草地に施用した乳牛糞尿処理物...
要約 草地に対する適正な糞尿還元量は、施用した糞尿から牧草に供給される養分(N,P,K)のいずれかが施肥標準に達するまでの量であり、これにより牧草の生産性と品質を保持し、土壌中の硝酸態窒素残存量を最小限に...
要約 曝気処理の終了は、「臭気の低減が図られ、曝気状態も急激な発泡がなく安定した状態を維持できること」を条件とすると、1.残汚泥がない場合:積算曝気量が原物1tあたり約100m3になった時、2.残汚泥がある場...