要約 窒素付加牛ふん堆肥ペレットの施用に伴う一酸化二窒素の発生は、窒素施用量あたりで、バラ状堆肥よりは高いものの、非窒素付加堆肥ペレットより少ない。特に施用後の一酸化二窒素発生ピークが低減する。 キ...
おがくず牛ふん堆肥を施用したキャベツの3割減肥と化学肥料由来窒素6割削減
要約 秋どりキャベツ栽培において、おがくず牛ふん堆肥を5t/10a施用することで、慣行(24.4kg/10a)の3割の減肥が可能になり、基肥に動物質有機肥料、追肥に硫安を利用することで特別栽培に準じた施肥が可能であ...
おがくず牛糞堆肥を施用したタマネギの減肥と特別栽培に準じた施肥
要約 堆肥連用圃場で、おがくず牛糞堆肥5t/10a施用すれば被覆尿素を用いてリン酸、カリを無施肥、窒素施肥量を3割減肥しても慣行施肥(26.8kg/10a)と同等の収量、品質が得られる。さらに、減肥とともに化学肥料...
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
水稲早期栽培におけるオガクズ牛ふん堆肥連用田の窒素発現と水稲生育の特徴
要約 オガクズを副資材とする牛ふん堆肥を水田へ連年施用した場合、施用3年目以降で窒素発現量が安定し年次による差が小さくなる。水稲の窒素吸収量は生育初期には少なく、最高分げつ期頃に急速に増加する。 キー...
要約 家畜尿由来の液肥は簡易曝気による臭気低減が可能であり、水田への散布の均一性にも問題なく、水稲への追肥としての利用においては収量的にも遜色がみられない。 キーワード イネ、家畜ふん尿 背景・ねらい ...
堆肥供給組織の運搬・散布サービス提供を規定する要因と稲作農家の評価
要約 堆肥供給組織の運搬・散布サービス提供は、堆肥生産規模、畜種、近隣農家の耕地面積規模・牛豚飼養密度、都市化、作業人員確保、等の要因に規定される。稲作農家は、耕地面積が大きく、高齢なほど、運搬・散...
有機質資材中の水分簡易測定法(改良法)および粗灰分簡易測定法
要約 有機質資材中の水分簡易測定において、インジケーターを用いることにより、試料を炭化させることなく電子レンジ乾燥が行える。またガスコンロによる灰化を行うことで、低コストかつ簡易迅速な粗灰分含量測定...
要約 有機質資材を圧力鍋と家庭用酸性洗剤で煮沸し、電子レンジによる乾燥、ガスコンロによる灰化を行うことで、煮沸残さ乾物と灰分を簡易に測定し、迅速にADF含量を推定できる。 キーワード 有機質資材、酸性デ...
要約 圃場に必要な養分の多くをふん尿で賄うふん尿主体施肥を現地に導入するためには、1.圃場を診断して施肥量を決める、2.ふん尿を肥料に換算する、3.ふん尿と肥料の施用計画を立案する、4.計画を実行する、の4...
有機質資材中のカリウム及び牛豚ふん堆肥中硝酸態窒素含量の簡易分析法
要約 飼料を含む有機質資材現物中のカリウム含量及び牛豚ふん堆肥中硝酸態窒素含量は、希硫酸ミキサー抽出法により小型反射式光度計を用いて簡易に分析できる。 キーワード 家畜ふん尿、有機質資材、カリウム、硝...
要約 堆肥化開始1~2週目の臭気の強い排気を、堆肥原材料と同体積の出来上がり堆肥へ通気させ、悪臭成分を堆肥に吸着させることで、臭気を大幅に低減すると共に、回収した窒素成分を肥料として有効に利用すること...
要約 近赤外分光法により、肉牛ふん堆肥では水分、全窒素、リン酸、加里、石灰、苦土、および全炭素を、鶏ふん堆肥では水分、全窒素、石灰、苦土および全炭素を迅速に推定することができる。福岡県農業総合試験場...
要約 オガクズを副資材とする肉牛ふん堆肥の全窒素、りん酸、加里含量の平均値は、各々1.7、2.1、2.3%である。この堆肥に比べ、オガクズの他に鶏ふんを含む堆肥では、各肥料成分は0.5~2.0ポイント程度高くなる。...
要約 為替レートの変動が国内食料品価格に及ぼした影響を産業連関分析によって計測すると、1990~95年間において、畜産部門では円高メリットが大きく発生し価格引下げの一因となった。食品工業部門では総じて円高...
要約 為替レートの変動が国内食料品価格に及ぼした影響を産業連関分析によって計測すると、1990~95年間において、畜産部門では円高メリットが大きく発生し価格引下げの一因となった。食品工業部門では総じて円高...