要約 「さちのか」に由来するイチゴうどんこ病(レース0)抵抗性は、単一の主働遺伝子に支配され、開発したDNAマーカーIB535110を用いて抵抗性個体を効率よく高精度に選抜できる。 キーワード イチゴ、うどんこ病抵...
要約 「いちご中間母本農2号」の炭疽病抵抗性は寄与率の大きいひとつのQTLに支配され、2つのSTSマーカーを用いて選抜できる。 キーワード イチゴ、イチゴ炭疽病抵抗性、DNAマーカー 背景・ねらい イチゴの主要品...
DNAマーカーによるイチゴの連鎖地図作製とイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析
要約 イチゴ(Fragaria × ananassa)品種「さちのか」とFragaria virginiana交配集団を供試材料としたイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析(量的形質遺伝子座解析)の結果、量的形質遺伝子座は連鎖地図上の3...
要約 採苗ほではもみがら採苗法を行い、本ぽではほ場の汚染程度と品種の抵抗性に応じて、還元消毒を実施することで疫病の被害を回避できる。また、開発した疫病の抵抗性簡易検定法は育種に利用可能である。 キー...
要約 イチゴの疫病抵抗性は、疫病菌の遊走子をポット苗に潅注接種することで評価できる。「大村朱」は強度の疫病抵抗性を有し、抵抗性が弱い品種との交配でも抵抗性が強い実生個体を得られることから、交配母本 キ...
有機栽培のためのイチゴ「サンチーゴ」に適した育苗時の施肥技術
要約 「サンチーゴ」の有機栽培では、樹皮廃棄物を発酵させたバークとパーライトの混合培地を用い、育苗時に有機質肥料(6-6-4)を慣行の1/4に減肥することにより、12月上旬から頂果房を収穫でき、5t/10a以上の可販...
要約 イチゴ萎黄病に対する抵抗性主働遺伝子が存在する。‘アイストロ’、‘アスカウェイブ’および‘芳玉’は質的抵抗性を有しているとみられ、‘アスカウェイブ’と‘サンチーゴ’のF1実生の分離から抵抗性主働遺伝子の存...
要約 夏秋どりイチゴ産地では,四季成り性イチゴを導入することで,空白であった8~9月出荷を可能にし,長期出荷による高収益が期待できる。産地では,萎黄病の多発が課題であり,抵抗性品種の導入と,種苗費の低...
要約 prxC2(西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ遺伝子)あるいはRCC2(イネ由来キチナーゼ遺伝子)をアグロバクテリウム法でイチゴ「アスカルビー」へ導入した個体を、イチゴ萎黄病菌汚染土壌で検定することによっ...
要約 「久留米素材2号」は、イチゴ炭そ病に対して、抵抗性品種の「宝交早生」、「Dover」と同程度以上の強度抵抗性を有し、炭そ病抵抗性品種育成の交配親として利用できる。 キーワード イチゴ、中間母本、炭そ...
要約 イチゴの炭そ病抵抗性は主として相加的効果の高い複数の遺伝子に支配されている。また、炭そ病抵抗性と果実品質との間に重大な連鎖はない。そのため、単純に栄養系選抜を行うよりも、淘汰圧を加えながら種子...
要約 イチゴの育種選抜過程において、萎黄病抵抗性検定を水耕栽培により行う方法は、病原菌の接種量の均一化や発病に適した管理が容易であり、検定期間が約1か月と短い。土耕栽培による検定に比べ、高精度化、効...
要約 イチゴ育種初期の実生幼苗段階において、炭そ病菌分生胞子の人工接種選抜によって、抵抗性個体の比率を高めることができる。 背景・ねらい 炭そ病はイチゴ栽培に甚大な被害をもたらす重要病害であり、その抵...
リーフディスク等への夏胞子接種によるトウモロコシ南方さび病菌の培養
要約 トウモロコシ南方さび病菌をカイネチン・ショ糖液で保水したリーフディスク上で培養する方法を確立した。本法により、菌株の継代培養、品種抵抗性の簡易検定、葉位・葉齢と感受性の関係及び本菌冬胞子の形成...
要約 吸収パット入りシャーレにカイネチン・ショ糖液を分注し、それに5~6葉期のとうもろこし葉片を置床して南方さび病菌を接種し品種抵抗性を検定する方法を考案した。 背景・ねらい トウモロコシ南方さび病は晩...