要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
白色粘着トラップおよびメッシュ農業気象データを用いたイチモンジセセリの発生時期の予測
要約 白色粘着トラップによる成虫の発生状況の調査とメッシュ農業気象データを用いたイチモンジセセリの有効積算温度計算により、イネに被害を及ぼす第2世代幼虫の水田内における発生時期を予測できる。 キーワー...
要約 新たに分離したACC分解能を有するエンドファイトであるシュードモナス属細菌OFT5を塩ストレスを与えたトマト接種すると、光合成や吸水力の低下が軽減され、生育抑制は緩和される。 キーワード ACC分解能、ト...
家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
関東地域のダイズ有機栽培には「フクユタカ」の7月上~中旬播種が適している
要約 関東地域におけるダイズ有機栽培には、中~晩生の品種が適している。「フクユタカ」は関東地域の一般的な標準播種期よりやや遅い7月上~中旬に播種することで、カメムシ等による吸汁害が軽減され、200kg/10a...
環境保全型農業の取り組み効果を示す農業に有用な生物多様性指標
要約 [ポイント]
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
紫外線除去フィルムのトンネル被覆によるレタス菌核病の発生抑制
要約 春どり作型玉レタスのトンネル栽培では、紫外線除去機能を有するフィルムを被覆に用いることで、菌核病の発生を軽減することができる。紫外線除去による玉レタスの生育や品質の低下はほとんどない。 キーワ...
有機農家直売市が有機農家の販売収入向上と新規就農支援に果たす役割
要約 有機農家直売市は、有機農家に対して消費者に対面販売する場を提供し、幅広い農家層の販売収入向上に貢献する。また、消費者や他の有機農家と対話し、販売収入向上に役立つ情報を交換する場となる。さらに、...
シロクローバのリビングマルチを用いた飼料作物の有機栽培輪作体系
要約 シロクローバのリビングマルチを用いることにより、無農薬・無化学肥料による飼料用トウモロコシと飼料用ムギ類の輪作体系が構築できる。トウモロコシおよびムギの播種前に有機肥料として堆肥を施用すれば収...
水稲作期拡大と販売促進を両立させる大規模稲作の直接販売ビジネスモデル
要約 水稲作期拡大に不可欠な水稲品種と栽培法の組み合わせを行いつつ、品種や栽培法ごとに販売先や価格、販促活動などの組み合わせを変えることで、機械施設の稼働率向上による製造原価削減と米の販売促進を両立...
土地、労働生産性ともに高いダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系
要約 南九州地域を対象としたダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系は、サツマイモ、ダイコンとも地域平均収量以上の生産量が得られる。本体系のサツマイモ作は単作の慣行より土地生産性が52%、労働生産性が...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
要約 「なんめい」は、クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す。摘採期は「さえみどり」と同等の早生で、収量は「やぶきた」、「さえみどり」より優れ、製茶品質は「さえみど...
要約 構築したデータベースは利用目的、地域、時期等に適合するカバークロップの機能、栽培条件等の情報について、インターネットを介して広く簡易に検索利用でき、情報提供の面から「環境保全型農業直接支払制度...
水稲「ヒノヒカリ」のいもち病真性抵抗性同質遺伝子系統新品種候補「関東IL6号」
要約 水稲「関東IL6号」は、インド型系統IR65482-136-2-2が持ついもち病抵抗性遺伝子Pitaを、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したいもち病抵抗性準同質遺伝子系統である。 キーワー...
ヘアリーベッチのリビングマルチを用いた飼料用トウモロコシの無除草剤栽培
要約 飼料用トウモロコシの雑草は、ヘアリーベッチをリビングマルチとして用いることにより除草剤を用いることなく防除できる。この体系を導入すれば、東北北部においてもトウモロコシの連作が可能となる。 キー...
ポリマルチ畦間に大麦リビングマルチを利用するサツマイモの無除草剤栽培法
要約 サツマイモ栽培において、3月中旬頃にポリマルチを設置しマルチ畦間に秋播き性の高い大麦を10g/㎡程度播種すること(リビングマルチ)により、無除草剤で栽培期間中の雑草抑制が可能である。サツマイモの上い...
代謝プロファイリングによる窒素施肥および有機物施用効果の評価
要約 作物体の糖・有機酸・アミノ酸の代謝プロファイリングにより、窒素および堆肥施用量の相違がダイコンの代謝成分に与える影響をそれぞれ解析できる。影響は窒素施用量でより強いが、堆肥施用量による影響も明...