サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制するstrigosaエンバク「テララ」
要約 「テララ」は、キタネグサレセンチュウの密度低減効果を持つとともに、サツマイモネコブセンチュウの増殖を抑制する。暖地では、9月上旬播種で年内に出穂し、出穂程度は夏播き用極早生エンバク品種と同程度...
南九州の夏播き栽培に適するネコブセンチュウ増殖抑制エンバク「スナイパー」
要約 夏播き栽培でネコブセンチュウの増殖を抑制するエンバク「スナイパー」は、播種適期より20日程度遅く播種した場合でも年内に出穂する極早生品種で、南九州では他の普及品種と同程度に多収である。 キーワー...
要約 1.25%の水酸化カリウム溶液をカンショでん粉に滴下して検鏡するアルカリ溶解検鏡法により、糊化開始温度が異なる2つのタイプのでん粉(低温糊化性型、通常型)を容易かつ迅速に判別することができる。 キーワ...
要約 紫カンショ抽出液の抗酸化活性は、325nmにおける吸光度あるいは325nmと530nmの吸光度による重回帰に比例して高まる。抽出液の吸光度を測定するのみで抗酸化活性の高い紫カンショを簡便にスクリーニングでき...
サツマイモネコブセンチュウのレースの新判別法と九州沖縄におけるレースの分布
要約 かんしょ品種を用いたサツマイモネコブセンチュウのレース新判別法を確立した。中南部九州・沖縄のかんしょ産地には、判別品種の「農林1号」、「農林2号」、「種子島紫7」、「エレガントサマ-」および「...
要約 カンショ「九州118号」は、多収で蒸切干の加工適性が優れ、蒸切干用カンショ栽培地域に適する。肉色の黄色が濃くペースト加工用にも適する。九州農業試験場・畑地利用部・甘しょ育種研究室(九州沖縄農業研...
加工用高アントシアニンカンショ新品種候補系統「九州132号」
要約 カンショ「九州132号」は、高アントシアニン、多収で、収穫し易く、加工適性も優れる。また、いもを直接圃場に植え付ける直播栽培にも適する。食品加工用として、全国のカンショ作地域に適する。九州農業試...
要約 かんしょ「関東116号」の塊根に含まれる澱粉は、その糊化温度が50℃付近で、通常のかんしょ澱粉よりも20℃程度低い。この澱粉は、構造的には、短鎖長のアミロペクチン側鎖が多いのが特徴である。 背景・ねらい...
サツマイモネコブセンチュウ2系統に対するカンショ主要品種の抵抗性
要約 サツマイモネコブセンチュウ西合志系統と都城系統のカンショ主要品種での増殖率は、品種間および線虫系統間で大きく異なる。ミナミユタカ等9品種は両系統に対し増殖率1倍以下の抵抗性強、農林2号等3品種は西...
茎葉利用のためのカンショ葉の栄養成分およびポリフェノール含量
要約 茎葉利用のためのカンショ葉はビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、機能性食品素材としての利用が可能である。抗酸化能など各種機能性が明らかにされているポリフェノール含量も他の野菜類に比べて高い。...
要約 カンショ(高系14号)から単離したデンプン粒結合型スターチシンターゼⅠの全長cDNAをセンス方向で高系14号に導入することにより、モチ性のカンショを作出した。九州農業試験場・作物開発部・育種工学...
カンショ繊維による発癌物質の吸着と食中毒細菌に対する抗菌作用
要約 カンショ繊維には発癌物質の吸着能及び食中毒細菌に対する抗菌作用がある。クエン酸発酵粕ではこれらの活性は弱くなる。原因として、クエン酸発酵粕中のペクチン含量の減少が推察される。九州農業試験場・畑...
要約 紫カンショ品種「アヤムラサキ」の塊根のアントシアニン色素の色価は内部組織より表皮も含めた約5 mmの部分の外部組織で高く、色素成分として抗変異原活性の強いシアニジンを多く含んでいる。九州農業試験場...
要約 ミナミネグサレセンチュウ系統間のカンショ親和性の差異とrDNAのPCR-RFLPパターンの差異は符合する。 PCR-RFLPに基づく3類型間には不完全な生殖的隔離があり、半種レベル以上の相違を示す。カンショ親和性は...
要約 農産物を恒温器中で加熱し、表面色、肉色などの変化を測色値とカラー画像で解析するシステムを開発した。省電力型の恒温器、色彩色差計、ノートパソコンの組み合わせにより、一般車両を利用して試験圃場でカ...