要約 てん菜直播栽培の雑草防除体系において、除草剤による除草効果が大きい場合は、手取り除草が省け、中耕除草は行う必要はないが、1回目除草剤処理が適期より遅れるなど、除草剤の効果が不十分な場合では、中...
畑作経営への野菜導入に向けた収穫作業省力化技術等の経営的評価
要約 てん菜の直播栽培、小豆のピックアップ収穫などの畑作省力化技術等は、中規模畑作経営への野菜導入・所得拡大を可能とするが、他の畑作物・作業との労働競合のため、効果は制限されている。 背景・ねらい 畑...
てんさいのテンサイモグリハナバエと小麦のムギクロハモグリバエの被害許容水準
要約 てんさいおよび小麦(春まき小麦、秋まき小麦)に対して行った切葉試験により、てんさいのテンサイモグリハナバエおよび小麦のムギクロハモグリバエに対する被害許容水準を設定した。 背景・ねらい 畑作物の減...
要約 「北海73号」は、国際共同研究により育成した単胚・二倍体一代雑種で、根中糖分は「モノホマレ」並であるが根重、糖量が極めて高い。 背景・ねらい 北海道農試では、これまで高糖・高品質型品種及び中間型品...
要約 短紙筒における6週間育苗は年次により不安定であるが、ウニコナゾールP液剤処理で安定性が高まり、No1紙筒と同程度の収量が期待できる。短紙筒による育苗期間を6週間にすると減収することがあるので、4~5...
てんさいの直播栽培における狭畦幅(50cm)による増収効果と栽植株数の設定
要約 直播狭畦幅(50cm)栽培は、60cm畦幅栽培に比較して、根重で6%程度、糖量で7%程度の増収効果が認められ、収穫株数が8000~10000株/10aとなるように播種機の設定をする。 背景・ねらい 省力栽培法であるてんさ...
要約 北海道農業試験場によるてんさい育成系統「NK-219mm-0」は、外植片からのカルス形成能およびカルスからの不定胚形成能が極めて高い。この系統を用いることでカルスおよびプロトプラストから効率的、安定的に...
要約 下水汚泥と牛ふん尿(敷料:バークおよび麦稈)を融合(混合発酵)したコンポスト0.5t/10a施用(現物)による野菜、畑作物の窒素減肥可能量はバーク融合コンポストが1.5kg、麦稈融合コンポストが3kg程度である。ま...
要約 必須微量元素であるホウ素は,植物体内で,水溶性のホウ酸とホウ酸モノおよびジエステル態として存在し,また,細胞壁中では,ホウ酸ジエステル態としてペクチンを架橋し,基本構造体の構成要素として機能...
要約 てんさいを移植栽培体系から移植直播併用栽培体系、直播栽培体系に移行することにより、小規模階層では省力化、大規模階層、畑野菜作経営においては、所得向上と省力化の可能性が高い。 背景・ねらい てんさ...
要約 リゾクトニア菌に対する発病抑止土壌から、テンサイ根腐病を抑制するバーテシリウム菌やトリコデルマ菌が分離され、圃場でのふすま・バーミキュライト培養菌体の株元施用、育苗時および移植時施用の三つの組...
要約 エタノ-ル原料用として,エタノ-ル変換効率及び生成量の優れるてんさい一代雑種系統を育成した。直播栽培では,最大で約600L/10aのエタノ-ル生成が可能である。北海道農業試験場・畑作研究センタ...
要約 基幹畑作物(てんさい、ばれいしょ、小麦)のあとに直播きされたキャベツの出芽、初期生育並びに収量に対する前作物の種類や前作物残さのすき込みの有無の影響は小さい。北海道農業試験場・畑作研究センター...
要約 根圏細菌SB-K88菌株の紙筒育苗てんさい苗の根浸漬処理は、そう根病汚染圃場における葉の黄化症状を1~3ヵ月間遅延させる。また、本菌株を付着させた担体の土壌混合により約3週間発病を抑制できる。 背景・ね...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌いずれのテンサイ苗立枯病も慣行農薬並に抑制できる。この拮抗細菌はXanthomonas属で、播種後には根圏に定着する。菌数は既存のペレット種子の造粒...
要約 根圏細菌SB-K88菌株の紙筒育苗てんさい苗の根浸漬処理は、そう根病汚染圃場における葉の黄化症状を1~3ヵ月間遅延させる。また、本菌株を付着させた担体の土壌混合により約3週間発病を抑制できる。 背景・ね...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 Xanthomonas属の拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌によるテンサイ苗立枯病を慣行農薬並に抑制でき、播種後は根圏に定着する。菌数はペレット種子の造粒工程で減少するが、造粒後は2カ月...