ベンジルアデニンの複数回散布によるリンゴ2年生わい性台木苗木の育成技術
要約 わい性台木を用いたリンゴ2年生苗木を育成する際、1年生苗木に切り戻し、芽かき処理を行った後、1本に整理した新梢の先端部にベンジルアデニンを繰り返して散布する。苗木の主幹上にフェザー(羽毛状枝)が...
JM7台木を利用したリンゴの不織布ポット養成苗による大苗移植栽培法
要約 市販の不織布ポットを利用したリンゴ2年生苗/JM7は、定植時にポットに切れ込みを入れることにより、花芽着生率が向上し、定植翌年から収穫可能となるため、結実年限の短縮化が図られる。 キーワード リン...
要約 不織布容器(側面透水性遮根型不織布、底面貫根型不織布、口径35cm、深さ30cm:培土量17リットル)に台木を植え、数日後に切接ぎし、pF2.6の自動かん水(水量約20mm/回)管理を行えば、20本以上の結果枝を...
要約 クリの早期多収のため、副梢利用苗の密植栽培を行った。「筑波」では植栽後3年目で成園並みの収量が得られた。「丹沢」では副梢利用苗の密植に加え、結果母枝の先端1/5を切り返すことにより、果実品質を落と...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
要約 イチジク「桝井ドーフィン」のいや地被害を軽減するには、ネコブセンチュウの寄生に関わらず、樹の衰弱を抑制できればよい。選抜品種「Zidi(ジディー)」はネコブセンチュウ感受性ながら強勢であるため、い...
要約 わい化栽培もも台木のゆすらうめは、ひこばえからの節培養によって得られたシュートを二相培養することにより大量増殖ができる。また発根・馴化過程で培地支持体にフロリアライトを用いると発根・馴化率が高...
要約 砂丘地土壌に適したウイルスフリーぶどう「デラウェア」の台木として、樹の生育が旺盛で収量も多い5BB台が有望である。 背景・ねらい ウイルスフリーぶどう「デラウェア」は着色が良く、熟期も既存の「デラ...
要約 M9ナガノを台木とした2年生苗木を用いる「ショートサイクル栽培技術」は、従来の方法より園地育成期間を一年間短縮でき、園地育成価を低減できる技術である。 背景・ねらい 本県では中間台方式のふじの普及...
「ヒリュウ」台によるウンシュウミカン「今村温州」の樹冠容積抑制と果実品質向上
要約 「ヒリュウ」を台木にすると、ウンシュウミカン「今村温州」の樹冠容積をコンパクトに制御できる。収量は 1樹当たりでは少なくなるが、樹冠容積当たりでは多くなる。果皮色、果実糖度は、従来のカラタチ台に...
要約 りんご「さんさ」は、マルバカイドウを根系台木とし、長さ20cmのCG.10を中間台とした二重台法により、細型紡錘形で4.5m×2mの植栽距離に適した樹勢となり、安定多収・高品質果実の生産が可能となる。また、長...
リンゴ園の早期成園化のためのポット養成苗利用による大苗移植栽培法
要約 リンゴ園の早期成園化手法として、ポット養成の2~3年育苗を定植することにより、定植当年から結実が見られ、単年度収支が償われる年限の短縮化が図られる。 背景・ねらい これまでのわい化栽培では、植栽後...
要約 わい性台木利用樹を高接ぎで一挙に品種更新する場合、主幹はそのままにして側枝に高接ぎして更新する方法が、地上50cmの主幹部を剪定して高接ぎする方法より早期多収が得られた。 背景・ねらい わい性台樹も...