振動ローラを用いた水稲乾田直播の作業性向上のための幅広ローラ
要約 振動ローラを用いて水稲播種後に漏水を防止する乾田直播技術において、作業能率の向上が求められている。ローラ幅を従来の120cmから180cmにし、走行速度を3.5km/hにすることで作業能率は20分/10a以下となり...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
二毛作で収量の安定確保と作業時間・コスト削減が可能なトウモロコシ簡易耕播種
要約 夏作トウモロコシの播種においてディスクハロによる簡易耕とトリプルディスク方式の不耕起播種機を組み合わせることで、冬作ライムギの収穫跡地における作業でも軽労化の達成と耕起播種と同程度の収量確保が...
キーワード 育苗法、コシヒカリ、プール育苗、密播、無加温出芽、露地 背景・ねらい 省力・低コスト技術として,従来のコシヒカリ稚苗移植よりも使用箱数を減らし,育苗資材や育苗及び移植作業労力の軽減を図るた...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
遊休桑園で桑樹を伐採・積載・搬出せずに剥皮処理しながら牧草を導入する方法
要約 林地化した遊休桑園での不耕起牧草導入法として、草刈り鎌での桑樹の剥皮と管理放牧および播種前の除草剤散布を行った後に土粒シードペレットを用いた播種と施肥を行うと、良好な牧草導入と作業の軽労化およ...
要約 アワ栽培において、播種後20~25日後の早期培土と通常培土を行うことにより、完全に手取り除草を行った場合の約80%の収量を確保することができる。 キーワード アワ、早期培土、機械除草 背景・ねらい 畑地...
キーワード わい性サヤインゲン、栽植密度、全量基肥 背景・ねらい 沖縄県では冬春期サヤインゲンの生産量が大幅に減少している。わい性サヤインゲンのジベレリン処理による収量増と収穫の軽労化が図られつつある...
不耕起播種トウモロコシ作付体系に適する冬作草種の選定と再生草処理法
要約 夏作トウモロコシの不耕起作付体系において、冬作草種としてライムギを選定し、再生草処理法として除草剤散布を行うことで、トウモロコシは収穫の遅延が防止され、増収する。 キーワード 不耕起播種、再生...
要約 つる性サヤインゲンにおける栽植密度は株間40cm・3粒播き2本仕立てが適し、摘葉は収穫初期は葉齢20日を、収穫後期は葉齢15日を超えた光合成能の低い葉(色差計L値が34以上)を対象に行い、発生葉の3割程度を...
要約 ハウス早熟栽培におけるミニカボチャの品種は、「坊ちゃん」が適する。多収、品質向上のための仕立て法は、子づる2本を主枝とし、ネットに垂直に誘引し、20節程度で摘心する。そして、主枝に1番果、上位節か...
要約 ウニコナゾールP液剤を催芽前24時間浸漬処理した種子は、箱当たり乾籾播種量で240gの密播稚苗育苗ができる。移植は田植機の苗掻き取り調整により、慣行と同じ株当たり4~5本で行え、苗箱使用量は慣行育苗に...
要約 水田畦畔の被覆植物として、被度安定性や抑草効果等からみて最も優れる草種がノシバ、次いでシバザクラである。両草種とも、定植後の被度拡大や生育の安定性保持のため、適宜の雑草取りを必要とする。 キー...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
要約 露地抑制インゲンマメの一斉収穫栽培は、労力2人では8月中旬から9月中旬まで1週間間隔で5~6回、2aづつ播種し、播種後60日過ぎから1播種期分を3回に分けて、一斉に収穫することにより、収穫作業の省力・軽労...
要約 水稲ロングマット水耕育苗は、育苗箱相当200g播きで2~3葉苗とする。田植作業においては植付本数は7~8本/株とし、植付深さは3cm程度とする。寒冷地では苗の活着・生育が劣るため、長野県での適応可能地域...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
要約 本機は、ニンジン等の大型トンネル支柱を運搬・設置することができる。機体の左右に支柱を挟持し打ち込む機構を有する。これにより、慣行に比べて約2倍の作業能率がある。 キーワード トンネル、運搬、支柱...
要約 パソコン上で圃場の形状や傾斜に応じて設計支援できる平張型傾斜ハウスを開発した。傾斜地に賦存する斜面風の取り込みに優れ、小型作業機や薬剤散布装置を使用した快適な野菜・花きの周年生産ができる。 キ...
要約 市販トラクタを改造し、DGPSと光ファイバジャイロを搭載した自律走行トラクタは、圃場間無人移動ソフトと測位データが劣化した場合の位置情報補正機能を備え、移動や作業を無人で安定的に行うことができる。...