要約 自根栽培で減肥するとスイカの生育、一果重、グルタミン酸含量は低下する。接ぎ木することでこれらの低下は改善されるとともに、糖度の低下も見られない。接ぎ木により収量、品質を低下させずに、施肥量を3...
要約 スイカのハウス抑制栽培では、品種は'祭ばやし'とし、播種は7月5日頃が晩限で収穫は10月10日頃である。整枝方法は安定した収穫果数が上げられる子づる3本仕立てで1果どり、株間は50cmとする。 背景・ねらい ...
ハウスを利用したスイカ早熟栽培(6月下旬〜7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのハウスを利用した6月下旬~7月上旬どりの早熟栽培には、果実の揃いが良く品質も良好な'祭ばやし'が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右...
要約 軟X線を照射した花粉で授粉することにより、普通スイカ(2倍体)を種なし果実にする方法を開発した。実用的な照射線量は800Gyである。成熟日数及び果実品質は通常の授粉によって得られるスイカと同等であ...
背景・ねらい ウリ科野菜の育苗では、発芽後の子葉の重なりを避けるために整列播種が推奨されている。さらに、セル成型トレイを利用して居接ぎを行う作業や全自動接ぎ木装置による接ぎ木作業では、子葉展開方向が...
背景・ねらい ウリ科野菜用の接ぎ木装置としては、台木及び穂木の供給と接ぎ木苗の育苗トレイ等への植え付けを人力で行う半自動の装置が既に市販化されているが、農業従事者の減少及び高齢化が深刻な地域において...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
要約 促成スイカの立体栽培は栽植密度が高く、着果率が安定し、増収・生産安定が期待でき、空洞果の発生が抑えられ、品質向上が期待できる。品種は収量、品質で「貴ひかり」が最も優れる。熊本県農業研究センター...
要約 スイカの花粉採取用品種'SA75'の特性は、'富士光TR'より早い時間帯で開葯し、低温条件で発芽する花粉が多い。栽培方法は、雄花数を多くするために接ぎ木、摘心栽培とし、交配対象スイカより早めに播種、定植...
要約 ラグビーボール型小玉スイカのトンネル早熟栽培において、最大つる長が90㎝の頃までの初期1回整枝法は慣行整枝法と比較して46%の省力が可能である。また、収穫果数、果重及び果実品質も慣行整枝と同等で良...
要約 ミニハウス(間口2間)を利用した小玉スイカの7月上旬どり早熟栽培には着果が良好で収量が高く、品質も良好な「サマーキッズ」が有望である。 背景・ねらい 小玉スイカは、普通種スイカの露地栽培との組み合わ...
要約 スイカにおいてセル成型苗を直接定植した場合、生育ではつるの伸びがやや旺盛であるが、収量、品質ではともに慣行苗に比べほぼ同等である。 背景・ねらい 前年度までに省力で低コストな育苗システムを開発す...
ミニハウスを利用したスイカ早熟栽培(7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのミニハウスを利用した7月上旬どりの早熟栽培には、収量が高く品質も良好な「マイティー21」が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右され...
要約 スイカの子葉展開期に3~6mMのSTS(チオ硫酸銀)を散布すると多雌花性系統ほど第1雌花着生節位が低くなる。この性質を利用すると定植期(5~6葉期)までに実生集団から多雌花性系統を効率よく選抜することが...
要約 農業試験場において、転換畑でのハウスおよび露地畑を年2回利用する野菜の新作型体系を確立したのに合わせ、新技術体系の経済性を試算し、これを導入する経営計画を行い、期待される所得を明らかにした。 背...