牛糞堆肥に硫安を加えて成型したぺレット堆肥による化学肥料リン酸・カリの節減
要約 牛糞堆肥に硫安を加えて窒素成分を調整したペレット牛糞堆肥を用いれば、いくつかの作物において、0.5t~2t/10aを基肥として施用するだけで化成肥料による標準施肥栽培と同等の収量が得られる。化学肥料由来...
しみ症の発生が極めて少ないソラマメの新品種「交2号(仮称)」
要約 ソラマメの新品種「交2号」は、従来の品種に比べて収量性及び品質が同程度ではあるが、しみ症の発生が極めて少なく、夏まきの冬春どり作型用の品種として有望である。 キーワード ソラマメ、新品種、交2号、...
要約 データベース化した収穫物及び収穫副産物の窒素吸収量、平均収量、施肥基準などから、作物ごとにほ場に残る窒素量、すなわち農地に対する窒素負荷量を算出できる。 キーワード 肥料、たい肥、窒素負荷量、作...
弱毒ウイルスB-33株の予防接種によるわい性リンドウのウイルス病防除
要約 ウイルスフリー苗の配布体制をとっているわい性リンドウは、屋外圃場でインゲンマメ黄斑モザイクウイルスの再感染により著しく生育が抑制されるが、弱毒ウイルスの予防接種によりこのウイルス病を防止できる...
要約 露地栽培におけるソラマメの品種は、「陵西一寸」、「ハウス陵西」、「唐比の春」が3粒莢以上の商品価値の高い莢の発生比率が高く、収量が多いので有望である。3本仕立て1条誘引の整枝においては、1茎当たり...
要約 熱水土壌消毒後の土壌中では、可給態マンガンが土壌表層部を中心に一時的に増加し、有機質に富む黒ボク土など土壌によっては、マンガン過剰症の発生が懸念されるレベルに達する場合も生ずる。しかし、消毒終...
要約 種子島のサトウキビを中心とした作物栽培圃場での主要な植物寄生性線虫類の発生は、ネコブセンチュウ類が最も多く、次いでラセンセンチュウ類、ニセフクロセンチュウ、ネグサレセンチュウ類が多い。 キーワ...
要約 ソラマメの夏まき栽培における一条3本L字仕立て法は、栽植株数や収量は現行の二条4本U字仕立て法とほぼ同程度であるが、整枝、誘引作業において大幅な省力・軽作業効果が得られる。鹿児島県農業試験場・熊毛...
要約 定植後の積算温度から各節位の開花期予測が可能である。また、定期的な開花、着莢調査により、収穫期、収穫最盛期、収量の予測が可能である。鹿児島県農業試験場・園芸部 背景・ねらい 卸売市場の取引は、量...
要約 ソラマメの耐雪性には品種間差があるが、大粒種は全て耐雪性中程度で、積 雪日数40日までは収量は低下しないが、60日では約50%減収する。しかし不織布トンネル被覆によって積雪日数80日でも高収量が得られ...
要約 ソラマメの耐雪性には品種間差があるが、大粒種は全て耐雪性中程度で、積雪日数40日までは収量は低下しないが、60日では約50%減収する。しかし、不織布トンネル被覆によって積雪日数80日でも高収量が得ら...
要約 前作ソラマメ・後作ブロッコリーの年2作どり体系において、基肥1回施肥し、マルチで栽培全期間被覆することにより安定した品質・収量が得られる。施肥法は肥効調節型肥料を用いた条施肥が良い。 背景・ねら...
Cylindrocladium floridanum によるソラマメ黒根病(新病害)の発生
要約 春播ソラマメに発生した急性落葉症状はCylindrocladium floridanumによる土壌伝染性病害であることが明らかとなり、ソラマメ黒根病と命名した。本病は、育苗土汚染・圃場土汚染何れでも発病する。 背景・ね...
要約 寒冷地の輪換畑において、気象条件に適応した夏秋どり野菜の導入による短期輪作体系を組み立てて、土地の集約的利用と労働力の周年利用により所得の向上が図られる。 背景・ねらい 中山間地域では、立地条件...
要約 農業試験場において、転換畑でのハウスおよび露地畑を年2回利用する野菜の新作型体系を確立したのに合わせ、新技術体系の経済性を試算し、これを導入する経営計画を行い、期待される所得を明らかにした。 背...
要約 吸水種子を3~5度C・2~3週処理後2週間育苗し、8月上旬ハウス内定植することにより、9月下旬から12月にかけて収穫できるそらまめ栽培法である。a当たりの可販莢収量は140kgと多収で品質も良い。 背景・ねら...
要約 簡易施設を利用したネットメロンの7月どり栽培には、品種はラスターがアムス(慣行)より低温期の着果が安定しており、高畝(40cm程度)、立ち栽培、UV折衷誘引により果実品質が向上する。秀品収量は株間25cm、2...