鳥取県における水稲不耕起乾田直播栽培の導入適地判定基準と適地図
要約 鳥取県において、日平均気温、傾斜度、ほ場の排水性等の条件から水稲不耕起乾田直播栽培が適する条件を選定し、適地図を作成した結果、適地面積は県内水田面積の約30%にあたる約7,700haであった。 背景・ね...
要約 寒地の水稲乾田直播栽培では良好な苗立ちを確保するために圃場の高低を標準偏差で1.2cm以内にする必要がある。レーザー均平機の均平作業モデルにより、所要の均平度が得られるまでの作業行程数や作業時間を...
水稲ヒノヒカリの乾田直播栽培における緩効性肥料の基肥全量施用による省力施肥法
要約 播種時期を6月上旬とした「ヒノヒカリ」の乾田直播栽培において緩効性肥料の基肥全量施用によって施肥の省力化が可能である。被覆尿素肥料リニア型の50日~60日タイプとシグモイド型の100日~120日タイプの...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用いた水稲乾田直播栽培の作業体系
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機と乗用管理機を利用した乾田直播栽培は作業の高速化と省力化で負担面積が拡大できる。また、苗立数の年次変動が少なく収量の安定化が期待できる。 背景・ねらい 特に不耕起...
要約 乾田直播、湛水直播栽培における無栽植条件下での土壌養分溶脱量は、イオン交換樹脂を下部に入れた円筒管を水田作土に直接埋設する手法で評価できる。 背景・ねらい 乾田直播栽培は、発芽・苗立ちは良好で...
要約 特別調整水稲カウントを前提とし,兼業農家層に直播を導入する場合,湛水直播では減収率10%以下,不耕起乾田直播(播種作業委託)では減収率15%以下を確保できれば,稲作部門所得が低下せず,しかも生産費が...
不耕起乾田直播と麦-大豆作を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル
要約 不耕起乾田直播水稲と麦-大豆を組み合わせた大規模水田輪作営農モデル(3戸協業)を構築し、シミュレーションを行った結果、汎用型不耕起播種機を用いて5年7作の田畑輪換を行う場合、55ha前後まで規模拡大が...
冬期に水田を整地・鎮圧し、4月に水稲を不耕起乾田直播する技術
要約 田面の凹凸による播種精度の低下をなくすために、降雨量が少なく、農閑期 である冬期間に耕起・整地・鎮圧を行い、4月中旬以降に不耕起乾田直播を行う。降雨後の地耐力の低下による作業遅延が生じず、苗立が...
要約 水質分析用の超精密型溶存酸素計を水稲根の呼吸速度測定に利用すると、操作が簡便であり、約30分で測定出来る等の利点が多く、従来の検圧法等に比べ根の呼吸速度の簡易・迅速測定法として有効である。 背景...
冬期に水田を整地・鎮圧し、4月に水稲を不耕起乾田直播する技術
要約 田面の凹凸による播種精度の低下をなくすために、降雨量が少なく、農閑期である冬期間に耕起・整地・鎮圧を行い、4月中旬以降に不耕起乾田直播を行う。降雨後の地耐力の低下による作業遅延が生じず、苗立が...
要約 愛知式不耕起播種機により小麦立毛中の2月中下旬に水稲を播種する「小麦立毛中水稲不耕起乾田直播」は、麦に傷害を与えず、水稲の高い苗立ち率を確保できる。この方法による稲麦二毛作は大豆などの転作との...
要約 水稲不耕起乾田直播栽培技術の大区画水田での3年間の実証を通して、延べ作業時間は10a当たり平均5.4時間となり、労働時間が著しく短縮され、しかも慣行栽培並みの収量が得られた。 背景・ねらい 稲作の...
要約 水田の乾田直播(直後湛水、早期湛水方式)を行うためにロータリハローシーダを改造し、安定した浅播きが可能で、圃場の局所的な高低差に対する追従性の高い播種機を開発した。 背景・ねらい 青森県のような...
不耕起乾田直播圃場における主要な水田雑草の発生消長と葉齢増加
要約 不耕起乾田直播栽培圃場における乾田期間中のノビエ、メヒシバ、イボクサの時期別発生数と葉齢増加を明らかにした。 背景・ねらい 大規模な不耕起乾田直播栽培における播種期前後から入水期までの省力的な...
要約 トラクタアタッチメント方式で二条独立懸架の逆転溝切覆土式不耕起乾田直播機を開発した。これは、前作の稲わらが被覆された状態でも播種・覆土・施肥・施薬が同時にできる省力的な不耕起播種機である。 背...
要約 水稲の不耕起乾田直播栽培では、耕起を行わないため作土層は硬くなるが、それ以下の層ではち密度の上昇はほとんどなく、不耕起栽培により根の伸長をそがいするぼど土壌が硬くなることはない。 背景・ねらい ...
要約 干拓地の大区画圃場において、緩効性肥料、施肥播種機及び同機に装着可能な農薬散布機を用いて乾田直播を行い、乗用管理機、農業用無人ヘリコプタ、コンバイン体系で10a当たりの収量が 550kg以上、圃場作業...
要約 乾田直播の除草体系は、播種後湛水するまで畑状態の期間が長いため、従来は3回(液剤+液剤+粒剤)体系であったが、新除草剤(シハロホップブチル・ベンタゾンNa塩)の導入によって除草効果が向上し、2回...
要約 「大規模水田作経営」、「複合経営」、「地域資源管理型の地域営農組織」の3つの類型別に直播栽培技術導入のねらいと留意点を整理し、大面積の作業と稠密な管理との両立や、播種機等の共同・汎用利用による...
要約 ゴムクローラトラクターとレーザープラウ、レベラー等を組み合わせた新たな均平工法であり、均平精度は区画の大小に関わらず±2cm以内の施工が可能である。均平作業時間はブレード幅5mの場合、作業前の田面高...