トマト果実の糖度およびグルタミン酸含量の予測・制御プログラム
要約 1作分の栽培環境、植物体内の変動および品質データをAI技術で比較解析することによって、品種や産地に拘わらず、トマトの糖度およびグルタミン酸含量を予測できる。また、目標糖度やグルタミン酸含量の入力...
要約 ポット底面からの給水により1ポットごとに土壌水分を任意に制御できる自動潅水システムである。各ポットの植物体近傍の温湿度や照度、各ポット内の土壌水分や地温を常時監視する機能を持つ。本システムの利...
高温・高CO2複合影響を考慮した新たな水稲収量および外観品質の気候変動影響評価
要約 高温・高CO2濃度条件に対する水稲の応答特性に関する最新の知見を取り入れた、気候変動がわが国の水稲収量および外観品質へ及ぼす影響の高解像度再評価である。従来の予測結果より収量減と外観品質の低下が...
要約 農業分野におけるメタボロミクスの活用を促進するため、栽培現場での分析用試料の取り扱い、分析者が知っておくべき栽培現場作業の基本事項を明確にし、農研機構でのNMRメタボロミクスについて具体的な実施...
要約 八重咲きトルコギキョウの花弁数は生殖成長期初期1週間の日平均気温を下げると増加する。第1段花を指標として時期を限定した低温処理により、高温期においても花弁数が増加したトルコギキョウの省エネルギー...
要約 UECS規格に対応したセンサや制御対象間のデータの流れをユーザーが編集し、スクリプトを記述することで複合環境のロジックを作成するソフトウェアである。初心者モードでは選択肢を選ぶだけで簡単にロジック...
要約 屋根開放型温室内の日射量は屋外に近い時間帯と、構造・被覆材の影で低下する時間帯がある。自然換気条件では無遮光の気温が最も低く、遮光カーテンを閉じる割合が増えるほど高くなる。自然換気条件で細霧冷...
生育・収量予測ツールによるトマト年間収量55t/10aの実現
要約 環境条件と品種特性から生育・収量を算出するツール(ソフトウェア)を用い、シミュレーションによって環境制御設定や栽培管理法を適正化することにより、糖度5°以上で、「鈴玉(りんぎょく)」では10a当た...
要約 トマトの施設生産において気温、日射、CO2濃度の環境情報および葉面積、果実乾物率の生体情報を用いてトマトの物質生産量や収量を推定できる。また、物質生産の推定値と実測値を比較することによ...
熊本地震の被害事例からみた温室とその附帯施設の破壊パターンと対策
要約 一般建築物と比べて軽量構造物である温室では、屋根構造の有害な変形は限定的である。環境制御機器が正常に作動することが、営農継続の可否の判断基準となる。基礎の不規則な変位に対しては、変形を許容する...
人工光閉鎖型育苗と水耕栽培等によるトルコギキョウの年3作周年生産技術体系
要約 人工光閉鎖型育苗装置による大苗の計画生産と、NFT水耕栽培、病害対策、および複合環境制御システムを用いることで、1棟のハウスで年3作の栽培が可能である。ハウス3棟を用い、栽培期間を組み合わせることで...
中小規模施設向けで汎用性が高いUECS規格の環境計測・制御システム
要約 UECS規格を用いた複合環境制御するための汎用性が高い計測・制御システムは、開発した製作マニュアルによって安価に自作が可能であり、中小規模の生産施設でも活用可能である。 キーワード 複合環境制御、IC...
蓄熱水槽を2つ有するヒートポンプシステムの地下水熱源の有無による暖冷房性能比較
要約 冷房用と暖房用の水槽2つを有するヒートポンプシステムの熱収支モデルにより、地下熱源の有無、地域の気候条件等に応じて、供給熱量や温室の閉鎖可能...
安価な3次元形状計測センサ利用による作物群落構造解析システム
要約 3次元形状計測センサ、Kinectを使用して開発した作物群落構造解析システムは、葉面積を連続・非破壊的に測定することができる。また、葉面積の階層分布を推定することで品種特性の把握にも利用可能である。 ...
要約 屋根開放型温室は在来の丸屋根型温室と比べて屋外と室内の気温差が小さく、室内の気温は外気温近くで維持される。丸屋根型温室は風向によって室内の気温が変化するが、屋根開放型温室の気温は風速および風向...
CO2施用と加湿制御を組み合わせた場合のトマトの生育と養分吸収
要約 促成栽培において、CO2施用条件下で湿度を高く管理すると、CO2施用の効果が高まり乾物重が増加する。しかし、蒸散量が低下するので養水分吸収量が減少し、葉のN、P、K、Ca、Mgの含有率は低下する。蒸散量を...
要約 植物の草高の変化を容易に把握し、その情報を栽培管理や栽培環境制御に反映するシステムの開発を可能にすることを目指して、安価な3次元形状計測センサであるKinectを利用した低コストに構築できる植物の非...
要約 日日射量と日平均気温、栽植密度を入力条件として推定する寒候期キャベツの結球重増加モデルは、結球開始期時点での推定で相対誤差約16%、収穫約40日前の実測結球重入力で相対誤差約9%の適合度で結球部生体...
太陽光型植物工場でのイチゴの複合環境制御と多植栽培による10t/10a生産
要約 太陽光型植物工場でのイチゴ促成栽培において、一季成り性の多収品種を用い、光合成に好適な複合環境制御と可動式高設栽培システムによる多植栽培を組み合わせることで、10 t / 10 aの多収生産が達成できる...
配光制御型高輝度LED による補光時間がイチゴの光合成と収量に及ぼす影響
要約 寡日照地域のイチゴ栽培において、配光制御型高輝度LEDを用いた12~16時間の補光で光合成は促進される。12時間の補光で一次腋果房の開花は早まり、可販果収量は多くなる。12時間以上の補光では、補光時間が...