直播栽培に適する東北地域向け稲発酵粗飼料専用新品種「べこあおば(奥羽飼387号)」
要約 水稲「べこあおば」は東北中南部以南での熟期が中生の晩に属する粳種である。耐倒伏性が強く直播栽培にも適する。また乾物重が安定して高く、耐肥性に優れるため東北地域向け稲発酵粗飼料専用品種として利用...
水稲湛水直播栽培による家畜糞由来堆肥、牛尿を利用した飼料イネの生産
要約 水稲湛水直播栽培による飼料イネの生産では、家畜糞由来堆肥(牛糞と豚糞の混合)や牛尿を利用することで慣行栽培法と同等の収量が得られる。家畜糞由来堆肥の施用量は、含有全窒素量2kg/a(現物300~360...
作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/m2程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
稲発酵粗飼料向き極晩生水稲新品種「リーフスター(関東飼215号)」
要約 「リーフスター(関東飼215号)」は温暖地では極晩生に属する水稲粳種で、長稈で茎葉多収型の稲発酵粗飼料向き系統である。玄米収量は劣るが、地上部全重が多収で、未消化籾の排泄量が少なく、いもち病圃場抵...
要約 水稲「信交507号」は、熟期が中生の早で、耐倒伏性が高く湛水直播栽培に適し、TDN収量が比較的高い稲発酵粗飼料用水稲である。 キーワード 水稲、稲発酵粗飼料、湛水直播栽培、信交507号
背景・ねらい ...
要約 「リーフスター(関東飼215号)」は温暖地では極晩生に属する水稲粳種で、長稈で茎葉多収型の稲発酵粗飼料向き系統である。玄米収量は劣るが、地上部全重が多収で、未消化籾の排泄量が少なく、いもち病圃場...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
要約 代かき同時土中点播機を麦・大豆播種に汎用利用できる。北部九州の稲・麦・大豆の水田輪作体系において、高品質・早生の水稲、小麦、大豆の新品種・系統と、播種同時打込み施肥などの開発技術の採用により、...
東北地域におけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性水田雑草の確認状況
要約 水田雑草のスルホニルウレア系除草剤抵抗性バイオタイプの確認事例は、2003年までに東北6県で514件に及び、イヌホタルイとアゼナ類では東北全県に及ぶ。抵抗性バイオタイプは4割以上の市町村で確認され、直...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
トラクタダンプを用いた作業システムによる大区画水田の均平度改善効果
要約 大区画水田に生じる凹凸による均平度の悪化は、熊本県で開発した均平化作業システムで改善することができる。これにより、湛水深が均一になり、圃場内に生じる水稲の収量むらを解消する効果が期待できる。 ...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
要約 飼料イネ「はまさり」の小麦あと湛水直播栽培では施肥水準は総窒素成分で8~9kg/10a、苗立数は平米当たりで条播は75本前後、散播は75~150本を確保することで、移植栽培並みの乾物収量1.2t/10aが確保できる...
要約 飼料イネ「はまさり」の不耕起麦間直播栽培は、チウラム粉衣した種子を3月中旬までに播種し、苗立数を平米当たり150本以上確保することで移植栽培並の乾物重量が得られる。施肥水準は緩効性化成肥料を用いて...
施肥管理が飼料イネ「ほそおもて」の乾物収量及び飼料成分に与える影響
要約 窒素の増肥及び堆肥の施用等により、飼料イネ「ほそおもて」のTDN収量及び乾物収量は共に増加するが、TDN収量の増加程度は、乾物収量の増加に伴って低下するため、TDN収量が頭打ちとなる乾物収量18...
要約 稲発酵粗飼料として利用される専用品種「ホシアオバ」は移植時期が遅くなると出穂期が遅れる。直播栽培での苗立ちは良好である。多肥により長稈となり、黄熟期乾物収量も増加するが、堆肥施用時の窒素施肥量...
要約 「北陸187号」は寒冷地南部では早生の晩に属する粳種で、中稈、穂重型の稲発酵粗飼料向き系統である。中生の主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能で、耐倒伏性が強く、湛水直播栽培に適す...
集落共同作業組織への水稲直播栽培導入の影響と組織運営改善効果
要約 集落共同作業組織に水稲直播栽培(ショットガン直播)を導入すると、作業時期の分散により機械装備台数が削減できる。また、移植補助労働の削減により10a当たり春作業時間は20%強の減少が見込まれる。機械償...
要約 暖地水田作経営において,打込式代かき同時土中点播直播を核とする新技術体系の導入は,最大年間約270万円所得が増大する。経営規模が20ha以下の場合,水稲移植をやめ,汎用型直播機による全作物の作付けを行う...
要約 稲発酵粗飼料として利用される専用品種「ホシアオバ」は移植時期が遅くなると出穂期が遅れる。直播栽培での苗立ちは良好である。多肥により長稈となり、黄熟期乾物収量も増加するが、堆肥施用時の窒素施肥量...