極晩生ギニアグラス「うーまく」の乾物収量および第一胃内分解性
要約 極晩生ギニアグラス「うーまく」は、ローズグラス「カタンボラ」と比べると、栽培日数が60~90日の間、第一胃内の分解性では同等な数値を示すが、乾物収量が大きく上昇するため、九州地域で夏季に安定的に栽...
アミノ酸バランス改善飼料の給与による豚舎汚水中の「硝酸性窒素等」低減効果の実証
要約 アミノ酸バランス改善飼料の豚への給与は、現有の汚水浄化処理施設のままで豚舎汚水処理水中全窒素を、慣行飼料給与時に比べて約35%低減することが可能である。水質改善効果に加え、温室効果ガスも低減する...
要約 タイ東北部における在来種育成牛の維持に要する飼料中粗蛋白質含量は6.1%以下、粗蛋白質摂取量は4.38 gCP/kgBW0.75である。この要求量は、欧米系の肉牛(NRCの維持蛋白質要求量:飼料中含量7.2%、摂取量5.67...
TDN含量の高い寒地・寒冷地向きサイレージ用トウモロコシ新品種「北交65号」
要約 「北交65号」は北海道では“晩生の早”、東北地域では“早生”に属し、同熟期の標準品種と比較して、乾物中のTDN含量が2~2.5ポイント高い。TDN収量は北海道では同等で、東北地方ではやや高く、初期生育、耐倒伏...
要約
要約 タイ東北部における在来種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は, 477 kJ/kgBW0.75である。これらは日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほ...
要約 稲発酵粗飼料の採食性は良好で、総繊維(OCW)の消化は劣るものの、尿素処理することにより消化性は改善される。また、モミの排せつ割合は肥育牛に比べ低く、消化試験の結果から、稲発酵粗飼料のみの給与...
要約 集約放牧下の牧草の粗蛋白質含量は20~30%、分解性蛋白質は10~25%、溶解性蛋白質は5~15%と高く、乳牛の飼料設計では過剰摂取に留意する。NDF及びADF含量は低く推移し、ペレニアルライグラス/シ...
乳牛におけるイタリアンライグラスサイレージの自由採食量の推定
要約 刈り取り時期の異なる4種のイタリアンライグラスサイレージでの乳牛による乾物摂取量(DMI)を測定した。その結果,DMIは繊維の消化率,消化速度を表現する酸性デタージェントリグニン,酵素分析法によ...
要約 乳牛におけるチモシー乾草の自由採食量は、酵素分析法の低消化性繊維、高消化性繊維、細胞内容物、および酸性デタージェントリグニンと高い相関を持つことから、これらの成分含量から推定が可能である。 背...