黒毛和種受胚牛への卵胞刺激ホルモン投与による誘起複数黄体の効果
要約 黒毛和種受胚牛への低単位卵胞刺激ホルモン投与により、6割の受胚牛に複数黄体が誘起される。複数黄体誘起牛は無処理牛より血液中黄体ホルモン濃度が高く、受胎率も高くなる傾向を示す。また、複数黄体誘起...
ホルスタイン育成牛への黄体ホルモン製剤(CIDR)の利用による受胎率向上
要約 ホルスタイン種育成牛への受精卵移植直後に、CIDRを7日間挿入すると受胎率が有意に高まる。 キーワード ウシ、受精卵移植、受卵牛、受胎率向上、CIDR 背景・ねらい ホルスタイン種育成牛は経産牛に比べ子宮...
要約 妊娠認識のシグナルとして知られているウシインターフェロン(bIFN)τならびに特異抗体を作製し、測定系を確立した。類縁物質と交差反応が無く、bIFNτを特異的に検出し測定することができる。 キーワード 家...
ウシ栄養膜小胞は発情周期を延長させ胚と共移植すると受胎率が向上する
要約 ウシ栄養膜小胞を子宮内に注入すると、発情回帰が遅延し、血中プロジェステロン濃度が発情後25日目まで平均で1ng/mlを維持して黄体退行抑制が推察された。また、胚との共移植では、受胎率が50%以上になり...
要約 ウシの栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、TBV)は、子宮内に注入すると黄体退行抑制作用があり、受精卵移植において胚と共移植することで受胎率を向上させる可能性がある。また、TBVは授精後16日目の回収...
放牧乳用育成牛への受精卵移植後の黄体ホルモン製剤(CIDR)の適用
要約 放牧乳用育成牛(受卵牛)における受精卵移植の受胎率を向上させるため、移植直後の受卵牛にCIDRを挿入した(7日間)。その結果、移植前日にHCG投与した受卵牛群が高い受胎率を示した。 キーワード 受精卵...
要約 ウシの栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、TBV)は、受精卵移植における受胎率を向上させる可能性のあるインターフェロンτを産生するが、凍結保護剤としてエチレングリコールなどを用いた緩慢冷却法により...
要約 受胚牛にCIDR(膣内留置型徐放性黄体ホルモン製剤)とPGF2α(プロスタグランディンF2α)を併用すると、36~48時間内に92%の受胚牛に発情誘起させることができ、胚移植すると自然発情時の受胎率と差...
要約 ホルスタイン種受卵牛における受精卵移植成績をとりまとめ、受胎率に影響を及ぼす要因について検討した。その結果、発情確認を確実に行い、移植時に出血させないこと、および新鮮卵移植もしくは凍結融解後B...
性周期同期化と受精卵移植を組合せた乳用放牧育成牛の繁殖管理法
成果の内容・特徴