要約 「新潟46号」は、新潟県では極早生の中間型に属する粳種である。耐冷性は強く、登熟も良い。品質は上中、食味は上下である。山間地での収量性も安定している。平成9年から新潟県下の山間高冷地で普及に移す...
要約 用水不足は調査面積の43%で発生している。その原因は水源に関わるものが42%を占めている。また、対策としては水源・水路施設の新設・更新が60%、水管理方法に関するものが29%であった。冷水害対策は52%の市...
要約 窒素追肥時期と葉いもち多発生との関係をコンピュータシミュレーションモデルを用いて解析し、葉いもち多発生を招く危険性の高い窒素追肥時期は、葉いもち全般発生開始期付近であることがわかった。葉いもち...
寒冷地南部の重粘土水田における畑転換後の土壌水分特性と作物収量
要約 北陸地域では秋冬季の多雨・積雪の気象条件や重粘な土壌条件により、転作作物の安定的な生産が困難である。そこで、畑転換後の土壌水分特性を調査したところ、畑転換初年目は土壌水分張力が低く推移し、転換...
要約 正常稲(糊熟期)と同一時期に調製した雄性不稔稲サイレージの発酵品質は正常稲サイレージと明瞭な差はない。また、雄性不稔稲サイレージは正常稲サイレージに比べ、可消化養分総量が低く、可消化粗蛋白質が...
要約 裸麦「イチバンボシ」は、早熟で倒伏しにくく、多収である。また、大粒で精麦白度が高く良質である。このため、裸麦の奨励品種(特定品種)に採用する。普及地帯は、尾張部、西三河部の洪積土壌地帯(水田)...
要約 正常稲(糊熟期)と同一時期に調製した雄性不稔稲サイレージの発酵品質は正常稲サイレージと明瞭な差はない。また、雄性不稔稲サイレージは正常稲サイレージに比べ、可消化養分総量が低く、可消化粗蛋白質含...
要約 正常稲(糊熟期)と同一時期に調製した雄性不稔稲サイレージの発酵品質は正常稲サイレージと明瞭な差はない。また、雄性不稔稲サイレージは正常稲サイレージに比べ、可消化養分総量が低く、可消化粗蛋白質が...
要約 だいず「東北115号」は,成熟期が早生・多収で,白目の納豆用小粒品種である。粒大は「コスズ」よりやや大きいが,納豆加工適性が高い。「コスズ」に比べて倒伏抵抗性に優れることから機械収穫が可能であ...
暖地における早期栽培用水稲育種のための遮光法による耐冷性検定法
要約 暖地の早期栽培用水稲品種の障害型冷害に対する耐冷性の簡易な検定法として、早植えと遮光処理を行う方法が有効である。この方法は、暖地で早植えを行い出穂1か月前から自然冷温にさらすと同時に光透過率44%...
要約 だいず「鈴の音」は,成熟期が早生で,白目の納豆用小粒品種である。粒大は「コスズ」よりやや大きいが,納豆加工適性が高い。「コスズ」に比べて倒伏抵抗性に優れることから機械収穫が可能である。 背景・...
要約 メタンガス発生抑制法として、水稲生育中、後期の潅がい制限(飽水管理)、及び有機物の表層すき込み+潅がい制限を検討した結果、慣行の体系よりメタンガスの発生量を少なくすることが可能であった。 背景・ね...
要約 傾斜地における大区画圃場整備では栽培初年目の7月以降に水稲生育ムラがみられ、成熟期には生育量と登熟に大きな差が生じる。これは下層土の理化学性のムラが原因である。整備初年目は地力窒素の発現が多く...
要約 田畑輪換における水田と畑の交互利用で一年交互は土壌の物理性の面で劣り、三年以上の畑地利用は地力の消耗が大きいことから二年交互利用が望ましく、地力維持のために改良資材+作物残渣利用による有機物施...
要約 多収系統である「ふくひびき」を新奨励品種に採用し、一般政府米の確保および関係業界への安定供給を図る。 背景・ねらい 福島県の米生産は銘柄米の作付増加にともない、一般政府米の生産が極端に減少してい...
要約 自動水管理装置は水稲の生育状況と気象の推移に基づいて最適水深を予報し、それに基づいて水管理を行ったり、通常の水管理を行う目的で開発した。低温時の深水管理ができることから、特に冷害の発生し易い地...
成果の内容・特徴