非有機リン系アブラムシ防除用殺虫剤の利用による茎葉処理除草剤ベンタゾン薬害の軽減
要約 播種時に施用するアブラムシ殺虫剤をエチルチオメトン剤からチアメトキサム剤に替えると、北海道の主要ダイズ品種でもベンタゾン散布による薬害は低下し、かつ高温・強日射等の薬害発生を助長する条件下にお...
要約 ダイズわい化ウイルス保毒ジャガイモヒゲナガアブラムシのダイズ圃場への飛来個体数は飛来初期に多く、その後急速に減少する。田植え後播種では早播きや標準播きよりも遅く出芽して保毒虫飛来のピークを回避...
要約 ダイズわい化病に対して既存品種より極めて高い抵抗性を示す遺伝資源「WILIS」を選定し、これを母本に高度抵抗性の育種素材「植系32号」を選抜した。 キーワード ダイズわい化病、高度抵抗性、遺伝資源、育...
要約 7月20日以降、開花期までにジャガイモヒゲナガアブラムシの寄生密度が増加した場合、エチルチオメトン粒剤を培土終了後に株元散布すると防除効果が高い。 キーワード 大豆、ジャガイモヒゲナガアブラムシ...
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシにより伝搬されるダイズわい化病ウイルスSbDV-YS系統の1次感染時期は、5~6月の2か月にほぼ限定される。 キーワード ダイズわい化病、SbDV-YS、ジャガイモヒゲナガアブラ...
要約 エダマメ栽培におけるダイズわい化病防除では、被覆資材や反射資材を利用すると、殺虫剤使用と同等かそれを上回る防除効果が得られる。 キーワード エダマメ、ダイズわい化病、被覆資材、反射資材、防除効果...
要約 発育零点1℃を上回る気温の積算値(4月1日~5月20日)の平年値を当該年の値が上回る場合には、ジャガイモヒゲナガアブラムシ有翅虫の早発・多飛来が予測される。十勝農試開発の本種有翅虫飛来時期予測法は、...
ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染時期
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するダイズわい化病の1次感染は、北海道と東北地方北部の異なる地点において毎年ほぼ同時期(5月と6月)に起きる。その原因はウイルス保毒虫の飛来時期が限定されている...
ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性の育種的解明およびダイズわい化病抵抗性素材の作出
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性は、ダイズわい化病抵抗性の1因子であり、同抵抗性を持つ遺伝資源を交配母本にして、わい化病抵抗性がより強い品種を育成できる。 背景・ねらい 北海道大豆のわい化病抵...
要約 てんさい直播栽培における初期生育障害の主原因は土壌の低pHである。対策として、石灰質資材の全面全層施用により作付け前の土壌をpH5.8以上に矯正することが必要である。その上で石灰質資材を作条施用する...
大豆におけるジャガイモヒゲナガアブラムシの多発様相と収量及び品質への影響
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシが大豆で多発生すると吸汁被害によって葉が黄化・褐変して落葉する。早期落葉すると子実は小粒化し、収量が減少するとともに、品質は低下する。 背景・ねらい 大豆わい化病の重...
アブラムシのウイルス保毒検定によるダイズわい化病感染時期と発生程度の推定
要約 酵素結合抗体法によるアブラムシ1個体ごとのダイズわい化ウイルス検出法と、アブラムシ有翅虫捕獲用の幼苗トラップを組み合わせることにより、野外アブラムシのウイルス保毒状況を把握し、わい化病の感染時...
ダイズわい化ウイルス(SbDV)4系統の全塩基配列の決定と比較
要約 病徴型およびアブラムシ媒介性により類別されるSbDV4系統の全塩基配列を決定した。いずれも5つの翻訳領域(ORF)を有し、塩基配列の相同性は同じ病徴型の系統間で高いが、ORF5の5'末端領域にアブラムシ媒介性...
要約 シロクローバで繁殖するツメクサベニマルアブラムシが、ダイズわい化ウイルスYP系統を媒介することを発見した。保毒した有翅虫はダイズ圃場に飛来し、ウイルスを持ち込む。 背景・ねらい ダイズわい化病はダ...
要約 シロクローバで繁殖するツメクサベニマルアブラムシが、ダイズわい化ウイルスYP系統を媒介することを発見した。保毒した有翅虫はダイズ圃場に飛来し、ウイルスを持ち込む。 背景・ねらい ダイズわい化病はダ...
モノクローナル抗体を利用したダイズわい化ウイルスの系統類別法
要約 伝搬アブラムシの種類が異なるダイズわい化ウイルスの2系統を類別できるモノクローナル抗体を作製した。本抗体を利用した酵素抗体法により、日本国内におけるダイズわい化ウイルス2系統の分布を明らかにした...
モノクローナル抗体を利用したダイズわい化ウイルスの系統類別法
要約 伝搬アブラムシの種類が異なるダイズわい化ウイルスの2系統を類別できるモノクローナル抗体を作製した。本抗体を利用した酵素抗体法により、日本国内におけるダイズわい化ウイルス2系統の分布を明らかにした...
ジャガイモヒゲナガアブラムシの圃場への飛来時期とダイズわい化病の感染盛期
要約 ダイズわい化病の感染盛期は媒介虫のジャガイモヒゲナガアブラムシの圃場への飛来最盛日以降に始まり、7月20日までと考えられた。飛来最盛日は3月1日を起算日とした場合、有効積算温量:620日度到達日として...
要約 青森県におけるジャガイモヒゲナガアブラムシの生活環の概略が明らかにされた。有翅胎生雌虫の出現は長日条件によって、また、両性世代にかかわる各モルフの出現は短日条件によって誘導されることが明らかと...
エンドウヒゲナガアブラムシで伝搬されるダイズわい化ウイルスの新系統
成果の内容・特徴