要約 ダイズ黒根腐病発生圃場において、播種時期を標準より2~3週間程度遅らせることで黒根腐病の発病を3割程度抑制でき、収量については同等かもしくは若干増加する。 キーワード ダイズ、黒根腐病、晩播 背景・...
要約 大豆のラッカセイわい化ウイルス(PSV)に対する抵抗性遺伝子は第7染色体上に座乗する。主なPSV抵抗性品種の抵抗性もこの座にあり、近傍DNAマーカーは品種育成における抵抗性品種・系統の選抜に利用できる。 ...
要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
ダイズのラッカセイわい化ウイルス抵抗性の品種間差異と遺伝様式
要約 ダイズの114品種のうち「おおすず」、「リュウホウ」、「エンレイ」、「サチユタカ」等51品種はラッカセイわい化ウイルス(PSV)に罹病性である。また、ダイズのPSV抵抗性は単因子優性に遺伝し、少なくとも2つ...
要約 キクわい化病発病株は、電照による開花調節が不可能で切り花栽培ができず、次作でも100%発病する。また、外観が健全な株でも発病が確認された品種ではキクわい化ウイロイドが検出される。 キーワード コギ...
要約 六条大麦「シルキースノウ」は「カシマムギ」に比較して収量は多収で、耐倒伏性に優れ、オオムギ縞萎縮病ウィルスⅠ・Ⅱ・Ⅲ型系統に抵抗性を有しており、栽培特性が優れている。また、精麦適性が優れるため、...
要約 ダイズわい化病に対して既存品種より極めて高い抵抗性を示す遺伝資源「WILIS」を選定し、これを母本に高度抵抗性の育種素材「植系32号」を選抜した。 キーワード ダイズわい化病、高度抵抗性、遺伝資源、育...
ダイズモザイクウイルス-A2系統に対する抵抗性の品種間差異と遺伝様式
要約 「サチユタカ」においてダイズモザイクウイルス(SMV)-A2及びD系統の発生がみられる。SMV-A2系統には「フクユタカ」、「アキシロメ」、「オオツル」等も感染する。ダイズのSMV-A2系統に対する抵抗性は単一の...
ダイズモザイクウイルス−A2系統に対する抵抗性の品種間差異と遺伝様式
要約 「サチユタカ」においてダイズモザイクウイルス(SMV)-A2及びD系統の発生がみられる。SMV-A2系統には「フクユタカ」、「アキシロメ」、「オオツル」等も感染する。ダイズのSMV-A2系統に対する抵抗性は単一の...
要約 バレイショ「アイユタカ」は、春作・秋作とも大いもで「デジマ」より収量が多く、滑皮で目が浅くて外観に優れる。ビタミンC含有量が多く、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持つ、暖地二期作栽培に適し...
マメアブラムシによるレンゲ萎縮ウイルスの媒介条件とウイルス感染に抵抗性を示すダイズ品種
要約 マメアブラムシがレンゲ萎縮ウイルス(MDV)を媒介するためには、15℃で3. 4日以上の獲得吸汁を要する。スズカリなど一部のダイズ品種は、マメアブラムシを使ってウイルスを接種しても感染が起こらず、抵抗性...
ダイズわい化ウイルス(SbDV)YP系統に対する大豆の抵抗性遺伝資源
要約 大豆品種ツルコガネおよびツルムスメは、東北地方で問題となるダイズわい化ウイルスエンドウヒゲナガアブラムシ媒介黄化系統(SbDV-YP系統)に感染しても収量構成要素(株当たり粒重・百粒重)に対する影響...
ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性の育種的解明およびダイズわい化病抵抗性素材の作出
要約 ジャガイモヒゲナガアブラムシ抵抗性は、ダイズわい化病抵抗性の1因子であり、同抵抗性を持つ遺伝資源を交配母本にして、わい化病抵抗性がより強い品種を育成できる。 背景・ねらい 北海道大豆のわい化病抵...
ダイズわい化ウイルス(SbDV)4系統の全塩基配列の決定と比較
要約 病徴型およびアブラムシ媒介性により類別されるSbDV4系統の全塩基配列を決定した。いずれも5つの翻訳領域(ORF)を有し、塩基配列の相同性は同じ病徴型の系統間で高いが、ORF5の5'末端領域にアブラムシ媒介性...
要約 大豆のRAPD分析の結果、ダイズわい化病の発病度に関するQTLが連鎖群Gに存在することが認められた。RFLP解析により連鎖地図を作成し、インターバルマッピングを行ったところ、発病度に関する2つのQTLの存在が...
セルトレイ底面給液によるハクサイ根こぶ病菌密度の簡易生物検定法
要約 ハクサイ根こぶ病菌による汚染土壌の菌密度を推定するため、従来の生物検定法を改善したセルトレイ底面給液法を考案した。この方法は検定場所が少面積となり、管理作業も省力化でき、抵抗性品種簡易選抜や病...
要約 ばれいしょ「根育29号」は疫病圃場抵抗性の極めて強い食用ばれいしょである。疫病無防除栽培においても茎葉の罹病はわずかであり、収量や品質の低下は非常に少ない。またジャガイモシストセンチュウ抵抗性で...
要約 ハクサイ黄化病、根こぶ病に対する抵抗性を有し、品質的にも優れる品種を探索した結果「CR-青島65」「TSX-5765」及び、根こぶ病の発生は見られるものの「N-181」「W-4017」などが有望と思われた。 背景・ね...