粘土含量40%以上の圃場で無代かき水稲の導入により後作大豆の高収量を維持できる
要約 代かき移植水稲の後作大豆では、作土中の粘土含量の増加とともに土壌の保水性が低下して、収量が低下するが、無代かき移植や乾田直播水稲の後作では粘土含量によらず収量を維持できる。 キーワード 空知型輪...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
要約 子実を飼料利用する子実用トウモロコシの生産利用技術について解説した手引き書である。特に都府県での利活用を念頭に、現時点の品種選定、栽培・肥培管理、収穫・調製、給与技術や、現地取り組み事例を取り...
要約 2012年12月31日で全廃となった土壌くん蒸用臭化メチル剤の代替技術として開発した国内8地域4品目対象の産地適合型マニュアルによる栽培は、同剤使用時の慣行栽培に対し何れも90%以上の収量を確保することが...
夏作ホウレンソウ前作物としての春作エダマメの栽培時期の早期限界
要約 春作エダマメの2粒以上莢重100 kg/a以上を得るためには無加温ハウスへ定植後から開花最盛期までの栄養生長量の確保が重要で、ハウス内平均気温19℃以上が必要と計算される。近畿地方北部では、4月初旬以降の...
多雪寒冷地の転換畑におけるナタネと大豆・そばを組み合わせた2年3作体系
要約 多雪寒冷地転換畑における、ナタネと大豆またはそばを組み合わせた2年3作体系で、2作目のナタネと3作目の大豆は晩播となるが、ナタネの収量は標播比8割程度、大豆は標播並の収量を確保できる。 キーワ...
サツマイモ「ジェイレッド」は後作ニンジンのネコブ線虫害を抑える
要約 線虫抵抗性カンショ品種の「ジェイレッド」を栽培すると、畦間や土層の深さに関係なく、生育期間を通じてサツマイモネコブセンチュウの密度が低く抑えられる。後作としてニンジンを栽培すると、ニンジンの線...
カンショ「ジェイレッド」は後作ニンジンのネコブセンチュウ害を抑える
要約 線虫抵抗性カンショ品種の「ジェイレッド」を栽培すると、畦間や土層の深さに関係なく、生育期間を通じてサツマイモネコブセンチュウの密度が低く抑えられる。後作としてニンジンを栽培すると、ニンジンの線...
要約 大豆「ユキホマレ」は熟期が早く、6月第1半旬までの田植え後播種で収量の低下がなく、熟期は中生品種並みとなる。田植え後播種により、ダイズわい化病の感染率の低減、カビ粒発生の抑制、水稲移植作業との...
要約 大豆「ユキホマレ」は熟期が早く、6月第1半旬までの田植え後播種で収量の低下がな く、熟期は中生品種並みとなる。田植え後播種により、ダイズわい化病の感染率の低減、カビ粒 発生の抑制、水稲移植作業との...
要約 山形県内の農業生産法人等が大豆・小麦立毛間播種技術(2年3作)の導入を想定した100ha規模の経営モデルを作成した。この輪作経営モデルは、大豆単作より2,833千円の所得向上が図られる。 キーワード...
要約 麦収穫後に大豆を播種する場合、そのうね跡をロータリで浅く耕うんながら一工程で同時播種する方法は、省力的であるとともに、多湿土壌条件下における苗立ち歩合の低下程度が小さく、収量は標準耕起播種と同...
要約 連作および短期輪作では、各作物とも土壌病害虫の発生に伴って収量低下が認められる。収量の長期変動パタ-ンは作物によって異なるが、いずれも4年以上の長期輪作より低収で推移する。根菜類、麦類、豆類を...
要約 薬用植物ミシマサイコと一部のハーブ類は線虫密度低減効果を持ち、ミシマサイコとペパーミントを栽培した跡地では、ミナミネグサレセンチュウの密度が低く抑えられ、後作サトイモの収量はサトイモ連作より高...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
要約 大豆の不耕起・狭畦栽培での麦稈は、播種精度・苗立数の低下、生育の抑制等に影響する。慣行栽培に比し生育は良く、成熟期はやや遅れるが、収量は同程度以上に確保できる。麦稈処理法は多い場合は搬出がよく...
要約 ギニアグラス跡のかんしょは概ね品質が優れる。ただし、線虫抑制効果は後作かんしょ1作に限られる。ハブソウ跡は線虫密度が高まり、かんしょに被害が目立つ。クロタラリア(スペクタビリス)跡は線虫多発圃...
可給態窒素量の評価に基づく高冷地ソルガムの窒素施肥設計システム
要約 安定多収のための高冷地ソルガムの最適窒素吸収量を策定し、作土および下層土の可給態窒素量の迅速評価と無機態窒素量および堆肥中の窒素成分の測定に基づき、窒素施用量を決定するシステムを開発した。 背...
野菜連作圃場を利用した線虫害回避と3年輪作によるダイズシストセンチュウの抑制
要約 ダイコン、サトイモ、エダマメには特有の線虫が複数加害するが、主な加害線虫が異なるため、これら野菜の連作圃場は互いに好適圃場となる。また、ダイコン連作圃場はサトイモ1作でダイコンの線虫被害を顕著...
小麦・小豆立毛間播種技術体系の小麦栽培経営への適用と経営的効果
要約 東北農業試験場で開発した小麦・大豆立毛間播種技術体系を、連作障害が深刻化していた小麦栽培経営に適用した結果、輪換畑への導入等により収量が向上し、所得増大効果も大きいことが確認された。 背景・ね...