合成性フェロモンを利用したアカヒゲホソミドリカスミカメの被害予測技術
要約 水田内に設置した合成性フェロモン剤を誘引源としたトラップの出穂後5日間のアカヒゲホソミドリカスミカメ誘殺雄数から、その水田の斑点米被害発生確率を予測し、防除要否、回数を判断する技術である。 キー...
要約 新たに開発されたY字二頭口ドリフト低減ノズルはドリフト低減効果とともに慣行ノズルとほぼ同等の散布性能と防除効果を持つ。 キーワード Y字二頭口ドリフト低減ノズル、ドリフト、薬液付着、防除効果 背景...
要約 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を...
水稲のアカヒゲホソミドリカスミカメに対する水面施用粒剤の有効施用時期
要約
要約 クモヘリカメムシは刺激を受けると匂いを発する。この物質からクモヘリカメムシ成虫に強い忌避行動を誘発する(E)-2-Octenal、(E)-2-Octenyl acetate、(Z)-3-Octenyl acetateを警報フェロモンと特定した。野...
道南地域における水稲「ふっくりんこ」の高品質・減農薬米生産技術
要約 「ふっくりんこ」の低タンパク米生産には窒素施肥量6~8kg、栽植密度90株/坪が適する。温湯種子消毒及び水面施用粒剤を中心とした防除体系により減農薬米生産が可能である。 キーワード 水稲、ふっくりんこ...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
要約 ジノテフラン剤、クロチアニジン剤(粉剤DLおよび液剤、水溶剤)を用いると出穂期10日後頃の1回散布でアカヒゲホソミドリカスミカメの防除が可能である。 キーワード イネ、アカヒゲホソミドリカスミカメ...
水稲極早生、早生品種におけるアカヒゲホソミドリカスミカメの薬剤防除適期
要約 水稲極早生、早生品種における斑点米発生防止のためのアカヒゲホソミドリカスミカメの薬剤防除適期は、出穂期10日後とその7~10日後である。 キーワード アカヒゲホソミドリカスミカメ、防除適期、斑点米 ...
要約 アカスジカスミカメによる斑点米をネオニコチノイド系粒剤の1回散布によって防除する場合、本虫が水田内に侵入し始める出穂期から密度が最大となる出穂10日後までの間が散布適期である。また、その防除効果...
アカヒゲホソミドリカスミカメによる斑点米防止のための雑草管理
要約 斑点米カメムシ類の1種であるアカヒゲホソミドリカスミカメの減農薬防除技術として、雑草防除を6月中旬から水稲の出穂14日前までに行い、出穂前後は雑草防除を行わない管理方法が効果的である。[キ-ワ-...
中多雪平坦地域におけるグラウンドカバープランツの畦畔植栽による斑点米低減技術
要約 畦畔のグラウンドカバープランツ植栽は、雑草の発生抑制効果の他、田園風景の修景効果があるが、さらに、斑点米カメムシ類の発生抑制効果もあり、同植栽圃場での斑点米混入率が低減する。中多雪平坦地域では...
要約 斑点米の原因となるクモヘリカメムシの卵を採集したところ、ヘリカメクロタマゴバチ、ホソヘリクロタマゴバチ、カメムシタマゴトビコバチの3種の卵寄生蜂の寄生が認められた。優占種は、ヘリカメクロタマゴ...