要約 評価グリッド法を用いたマルドリ方式利用生産者のマルドリ方式評価要因の見える化で明らかになった本技術の利点は、果実収量や品質の向上、労働負荷の軽減であり、一方課題点は不適切な設備設置や利用上のト...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
要約 収穫後、圃場に残ったばれいしょ塊茎は、土壌凍結深30cmで死滅する。土壌凍結深制御手法に基づいて決定したスケジュールでの、雪割りにより、本条件の達成で野良イモ個体数を無処理対比5%以下に減らすことが...
飼料イネ2回刈り乾田直播栽培における「ルリアオバ」を活用した雑草防除法
要約 飼料イネ2回刈り乾田直播栽培では、雑草抑圧力の強い「ルリアオバ」を作付けし、イネ出芽前に非選択性除草剤、入水前に茎葉処理型除草剤を処理する除草体系を基本とし、雑草が多発する水田では、入水後に再...
抑制栽培ピーマンにおけるサバクツヤコバチによるタバココナジラミの防除
要約 抑制栽培ピーマンにおいて、サバクツヤコバチを定植2~3週間後から1週間間隔で3回程度放飼することにより、タバココナジラミの密度を抑制できる。 キーワード ピーマン、タバココナジラミ、サバクツヤコ...
要約 水稲移植直後に物理的障壁として畦畔板(波板、平板)を水田内の畦畔際に設置することにより、イネミズゾウムシ越冬成虫の水田内部への侵入を抑制し、成虫寄生密度と食害度を低く抑えることが可能である。 ...
飛散防止カバー付き畦間散布装置を用いた除草剤の低飛散・畦間散布技術
要約
キーワード 水稲、減農薬・減化学肥料栽培、栽植密度、トビイロウンカ 背景・ねらい 福岡県では、消費者の安全・安心志向に対応するため、減農薬・減化学肥料栽培の認証制度を制定し、米の認証基準(化学肥料由来...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
要約 大豆の生産履歴に対する消費者の情報ニーズは多様であるが、『安全・安心』に関わる「病害虫の防除方法」には、複数の消費者グループで強いニーズがある。一方、生産性や品質の向上を目的とする項目について...
要約 アスパラガスハウス内に卵用讃岐コーチンの放飼により、ハウス内の雑草は除去され、新芽の損害も軽度なものであり、アスパラガス生育中の除草剤使用を全廃できた。これにより人手による除草作業から開放され...
要約 冬春トマト栽培地域に自生する雑草において、シルバーリーフコナジラミ成虫は4月下旬から11月まで発生し、6月に大きなピークと8月~9月に小さなピークがみられる。12月~翌年3月には発生は認められない。 キ...
要約 グラウンドカバープランツ37種を導入して越冬性、被覆の早さなど生育特性を 調査し、畦畔用として「ポテンティラ」、「クリーピングタイム」が有望。現地畦畔にミ ントを植栽したところ、2年目では畦畔全体...
早春まき栽培または防虫ネットでキャベツの殺虫剤散布を省略できる
要約 キャベツ栽培において、4月上旬までの定植(早春まき栽培)ではべたがけとペーパーポット育苗による生育期間の短縮によって、また通常の初夏~夏秋採り栽培では1×1mmの防虫ネットの利用によって、殺虫剤の使...
要約 圃場一筆毎の情報を白地図と連動させ色付け表示することで、大規模経営体が管理する圃場毎の特徴や生産性、日々の作業実施状況を容易に把握することができ、作付けや作業計画等の意思決定支援が可能となる。...
要約 長期抑制ミニトマト栽培のマメハモグリバエとコナジラミ類に対して、天敵寄生蜂およびピリプロキシフェンテープ剤と他の害虫防除法を組み合わせたIPM体系は、有効性と経済性が慣行防除に勝る。 キーワード ...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
畦畔除草時期とアカヒゲホソミドリカスミカメの水田への追い込みの検証
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫の生息する畦畔・農道で草刈りすると水田に虫が追い込まれ、定着することがある。イネの出穂期14日前は定着しないが、出穂期,同21日後は定着する。以上を標識した虫で検証...
トマト黄化葉巻病の発生の有無に応じた抑制トマト栽培のIPMモデル
要約 抑制栽培トマトの主要害虫に対して、トマト黄化葉巻病(TYLCV)の未発生地域では天敵寄生蜂を、発生地域では選択性殺虫剤を主体としたIPMモデルを策定した。 キーワード トマト黄化葉巻病、TYLCV、天敵寄生...