要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
コナガ抵抗性育種素材「ハルザキヤマガラシ」のコナガ抵抗性機構
要約 アブラナ科作物のコナガ抵抗性育種素材を探索して、ハルザキヤマガラシを発見し、それに含まれるコナガ摂食阻害物質の構造を明らかにした。 キーワード コナガ、ハルザキヤマガラシ、アブラナ科、摂食阻害物...
要約 施設栽培アブラナ科野菜のコナガに対して、卵寄生蜂タマゴバチと被覆資材(べたがけ)の併用で密度を抑制することが可能である。 キーワード コナガ、タマゴバチ、被覆資材、べたがけ 背景・ねらい アブラナ...
要約 四国中山間地で周年生産ができるレタスとキャベツの適品種を選定した。レタスは春まきに「サマーランド」、夏まきに「みずさわ」、秋まきに「バークレー」、冬まきに「しずか」、キャベツは春まきに「W717」...
要約 「はるの輝」などのワックスレス型ナタネ品種は、無農薬露地栽培の場合、ワックスブルームを有する従来型品種に比べて、コナガ、モンシロチョウ、モモアカアブラムシの発生量が少なく、被害も軽微である。 ...
要約 キャベツのハイマダラノメイガに対して、育苗期ではネット被覆による防除効果が高い。定植時処理薬剤ではカルタップ剤、ベンフラカルブ剤、アセタミプリド剤が優れた効果を示し、定植後はPAP剤、ルフェヌロ...
要約 キャベツの春まき栽培ではコナガ発生予測システムによる防除開始を6月からとする。防除間隔決定には簡易モニタリング法(中心・結球部被害指数0.4~0.5)を活用する。晩春まき、初夏まきは粒剤施用を基本とし...
要約 キャベツを加害するコナガに対して天敵糸状菌Beauveria bassianaとべたがけ資材による被覆を併用すると、高い防除効果が得られる。また、被覆により天敵糸状菌の感染に好適な高い湿度条件が確保される。 背...
要約 侵入害虫オオモンシロチョウの4齢幼虫と5齢幼虫は、供試した8薬剤のうち、6剤に対し高い感受性を示す。1剤に対しては4齢幼虫は高いが5齢幼虫は低い感受性を示し、1剤に対しては4齢、5齢幼虫ともに感受性が変...
要約 コナガの発生初期に夏穫りキャベツ、ブロッコリーに、セイヨウコナガチビアメバチ雌成虫を2~3回、合計で株当たり1頭放飼することにより、発生ピーク時における幼虫・蛹密度を無放飼区の3分の1以下に抑える...
要約 アブラナ科野菜のハイマダラノメイガの防除は生育初期が重要である。誘致植物としてハクサイの幼苗や、クレオメ(フウチョウソウ科)を用い、その新芽の被害推移を調査することにより発生モニタリングが可能...
キャベツ栽培ほ場におけるコナガの防除適期のシミュレーションモデル
要約 表計算ソフトを利用して、キャベツ栽培ほ場におけるコナガのフェロモントラップ誘殺数と気温、降水量の入力データから、コナガの卵、幼虫、蛹の株当たり個体数、摂食葉面積データを出力できる防除適期のシミ...
要約 紫外線照射済みのふ化しない鱗翅目卵をカード上に貼り付け,おとりトラップをつくる。それを作物に両面テープで貼る。数日後におとりトラップを回収し室内で飼育する。この操作により,非常に簡易で迅速に大...
要約 ヤガ科(オオタバコガ、タバコガ、ハスモンヨトウ、ヨトウガ等)幼虫に対する主要な寄生性の在来天敵は、Campoletis chlorideae 、Meteorus pulchricornis、Microplitis mediator、トビコバチ科1種、ヤドリ...
要約 夏秋キャベツ栽培におけるコナガの要防除密度を、キャベツの結球前は1株当たり1.3頭、結球後は0.4頭と設定できる。 背景・ねらい キャベツの重要害虫であるコナガは、各種殺虫剤に対して抵抗性が発...
要約 春まき栽培キャベツにおけるコナガの防除開始時期を明確にし、適切な防除ができるよう、フェロモントラップ誘殺数とアメダス平均気温による発生予測システムを開発した。晩春まきでは定植時の粒剤施用がより...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
背景・ねらい 害虫抵抗性品種の利用は害虫管理の重要な戦術の一つである。埼玉県での初夏穫りキャベツのコナガ対策のためコナガ抵抗性の品種を選定し,そのメカニズムを明らかにする。
成果の内容・特徴
要約 フェロモントラップによるコナガの誘殺数から、夏穫りキャベツでの幼虫密度を推定する予測式を作成した。 背景・ねらい コナガはアブラナ科作物の主要害虫であるが
効率的な防除のための発生予察方法が確...
要約 性フェロモントラップに誘引されたコナガ雄成虫数とマーキング法によって推定された成虫密度との間には正の相関が認められ,トラップあたり誘引数の約15倍の雄成虫が生息しているものと推定された。野生虫の...